【演説】「頼れる町政、作ります!」利根町長選挙(一日目)文字書き起こし
もえぎの台にお住まいの皆様、こんにちは。
この度、利根町・町長選挙に立候補いたしました、みね山のりあきと申します。
今からこの場所をお借りして、利根町の「まちづくり」に対する私の想い・政策を訴えさせていただきます。ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
私は、利根町を、皆様の「お役に立てる場所」、「頼れる町政」を作って行くと誓います。
本来、利根町役場、「役場」とは、利根町に暮らす皆様の役に立つ場所だから、「役場」と言います。
しかし本当に、町の皆様のお役に立てているのか、頼れる町政であるのか、私はそこに疑問を感じております。
私のところには、日々、生活相談が寄せられます。
「利根町役場に相談に行ったら、話を聞いてもらえなかった」
「『管轄がちがうから他に行ってくれ』と言われてしまった」
「話を聞きに行ったら態度が悪かった」
「法律が関係するから対応することができない」
……など、さまざまなことでお困りの方が、私のところへ生活相談を寄せて来ます。
しかし、利根町役場。
行政は「接客業」なので、本当にそのような態度でよろしいのでしょうか?
ホテルや銀行、郵便局、スーパー、コンビニ、など、「接客業」と呼ばれるところは、そのような態度は取らないのではないでしょうか。
「お客様は神様だ」と最初に教わります。
お客様は神様なので、まずは、役場に町の方がいらっしゃれば駆け寄り、笑顔であいさつし、
「どのようなご用件ですか?」
と話を聞いて、その話を聞いただけでなく、どうしたらその問題を解決できるのか、親身に寄り添い、町の皆様のために働く。
それが、「接客業」である公務員の役目だと私は考えます。
私は、利根町役場の存在意義は、町の皆様のために働くこと、おもてなしをすることだと考えております。
頼れる町政、おもてなし第一、最高のサービスを町の皆様に提供できる。
そのような役場づくりを目指します。
そのためにも、「情報開示」が必要だと私は考えます。
たとえば、来年度。
利根町は、水道料金が大幅に値上がりします。
まず来年度は、今の水道料金より23%値上がりします。
そして、2026年度には、今の水道料金より34%値上がりします。
あと9ヶ月でこれだけの値上がりをするにも関わらず、情報が皆様のところまで流されて行きません。情報というのはスピードが命です。値上げがわかった段階で、情報を町の皆様に伝えなければいけないです。
しかし、この話を町の皆様にすると、だれもが
「知らない」
「初めて聞いた」
という驚きの表情をします。
私も、この水道料金の値上げを聞いた時は、そうでした。
まったく情報が届かないまま、水道料金があと9ヶ月で値上がりすると聞いて、だれが納得できるでしょうか?
行政の役目は、「情報の開示」です。町の皆様に「教えて欲しい」と言われれば、素直に情報を伝える。これが当たり前のことではないでしょうか。
当たり前のことを当たり前に出来る役場。
町の皆様から頼られる町政。
役場に行って、部署に行けば、
「この人が何でも知っている」
「教えてくれる」
「頼りになる人がいる」
そのような役場であって欲しいと私は願います。
そして、町長が直接町の皆様の話を聞く、町の皆様の話を聞けるように、
「町長ホットライン」
というものを活用していきます。
「町長の手紙」というものがありますが、この「町長の手紙」は、担当課がまず話を聞きます。本当に町長のところに話が届いているかどうか、疑問です。
届いていたとしても、その情報がすべての町民のみなさんの元へ流れて行きません。
私が一般質問で、「町長の手紙」に寄せられた内容は、町の皆様に公開すべきではないか? と訴えたところ、ようやく、今年度に入って「広報利根」とホームページで、町長への手紙の内容が開示されるようになりました。
先ほどの水道料金もそうですし、町長に寄せられた手紙の内容もふくめて、ほかにもまだまだ、町の皆様が知りたいと思える情報はたくさんあります。
ここもえぎの台も関わりのある、文間小学校、文小学校が、2年後にはなくなってしまいます。
どうしてなくなってしまうのか?
なくなると決定した、統廃合すると決定したその経緯はどうなっているのか、その情報も、皆様のお手元には届いていないと聞きます。
町の皆様が知りたいと思った情報、それらをすぐに流せる、皆様にお伝えできる、そのような町政、頼れる町政、町の皆様に最高のおもてなしができる町政、町の皆様の役に立てる場所としての利根町役場を築きあげたいと、私は皆様に誓います。
利根町長選挙、今後、皆様のお力、一つひとつが私の力になります。
私の考える、おもてなしのある、接客業として最高のおもてなしを町の皆様に提供できる利根町役場。皆様の役に立てる場所としての利根町役場を作るためにも、どうか皆様の力をお貸し下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。
以上で、この場所をお借りしての私の「まちづくり」への想い・政策を訴えさせていただきました。
最後までご協力いただきまして、どうもありがとうございました。
失礼いたします。