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【演説】「こんなにある! 税金のムダ使い〜税金使うなら町民に〜」(文字書き起こし)

2021.07.03 05:00

ご近所にお住まいの皆様、こんにちは。

この度、利根町・町長選挙に立候補いたしました、みね山のりあきと申します。

今からこの場所をお借りしまして、私、みね山のりあきの「まちづくり」に対する想い・そして政策を訴えさせていただきます。

ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

私は、利根町役場を町の皆様、利根町に暮らす皆様の「役に立つ場所」にして行きたいと考えております。

利根町役場、「役場」はその名の通り、「役に立つ場所」でなければいけません。

利根町に暮らす人達の、「役に立つ場所」として、利根町役場、正しく機能するように私は変えて行きたいと考えております。

まず皆様にお伝えしたいのは、今の利根町役場、160人の人件費です。

一般職の方の人件費は、12億6817万8千円です。

そして町税。

町の収入源となる、町民税・固定資産税・軽自動車税・たばこ税・都市計画税・この五つを合わせたものを「町税」と申しますが、町税は、10億9537万1千円です。

税収である町税よりも、一般職の人件費の方が2億円も上回ってしまっています。

町の財源となる町税だけで今の利根町役場の人件費をまかなうことができていないのが、現状です。

これだけ利根町役場、人件費にお金を使っているわけですから、町の皆様の役に立てる場所でなければいけません。

本当に町の皆様の役に立つ場所として機能しているのでしょうか?

本来、行政は接客業、サービス業ですので、ホテルや銀行、郵便局、飲食店、スーパー、コンビニエンスストアのように、お客様は神様の精神で働かなければならないのではないでしょうか。

住民の皆様が役場に訪れ、まず一番最初に、笑顔であいさつし、そして、どのようなご用件なのか話を聞き、担当部署を案内する。

そして、担当課の方はその方の相談、もしお困りごとがあれば親身に寄り添い、話を聞き、どうしたら解決できるのか一緒に考えて、その方のために働く。

これが、行政の役目だと私は考えます。

私が町長になって、今の利根町役場の環境、そして町の皆様に対する取り組む姿勢、働き方、これらを改善して行きたいと考えております。

そしてもう一つ、「税金を正しく町の皆様のために使える町政」、町の皆様のために税金を使う町政であって欲しいと考えます。

皆様は、自分たちのお支払いになった大事な税金、どのように使われているかご存知でしょうか?

また、このようなこと、自分たちの要望することに税金を使って欲しいといった、さまざまな思いがあることと思います。

その願い、要望通りに税金を使ってもらうということは、叶っているでしょうか?

私は2年間、利根町議会議員として、予算委員会、決算委員会、さまざまなところで、この利根町役場の税金の無駄づかいを指摘して来ました。

たとえば、今、婚活パーティーというものが6年近く開かれておりますが、毎年、40万円ほど使って、結婚したのは一組です。

その結婚した一組も、今利根町には住んでいません。

毎年婚活パーティーを開いても、その方達のその後を追いかけることをしていません。ただ婚活パーティーを開いて終わってしまっています。

そして「利根元気塾」。

利根町に暮らさない芸術家に、毎年60万円近いお金を支払っています。

平成30年は、100万円も支払っていました。

そして、PR動画の制作に220万円。

PR動画をYouTubeで見た方が、利根町にいくら落としてくれるでしょうか?

PR動画を見ても、「利根町に引っ越そう」という思いにはそう簡単にはなりません。

PR動画に220万円の価値があるとは、到底私は思えません。

他に、利根町の販促物として、近隣自治体の方達に、利根町を紹介する時に配る、「売ることのできないお酒」に530万円も使っています。

実はこの「売ることのできないお酒」、530万円使っていますが、そのお酒のラベルに先ほど申しました、利根元気塾に関わっている芸術家の名前が書かれておりました。

またここでも、利根町に暮らしていない芸術家にお金が使われています。

利根町には多くの芸術家さん達がいます。

日本画の先生もいらっしゃいます。

どうせお金を使うなら、利根町に暮らす方達に使うべきではないでしょうか?

そして、「過疎債」と呼ばれる「借金」。

この過疎債は、返金額が三割で済みます。

三割で済みますが、借金してることには変わりありません。

まず「ALT」と呼ばれる外国語指導員。

こちらに令和元年度は1090万円使っています。

令和3年は340万円です。

観光協会での助成金も、過疎債という借金でまかなわれています。

三割。

返すのは三割だと言いながら、平成30年度は850万円。

令和2年には700万円。

今年度は600万円、過疎債を使って出しています。

そして、国土交通省のホームページを見れば簡単に利根川の水位を調べることができるにも関わらず、利根町役場の屋上に、129万円使って、ライブカメラを設置しています。

このライブカメラ。

いったい何人の方が見ているのでしょうか?

そして、利根町のホームページに綺麗な写真を載せたいからと、平成30年に8万4千円かけてカメラを買っています。平成30年に買ったにも関わらず、令和元年度、21万円のカメラをまた買っています。

もしこれが、私達、通常の家庭であれば、8万円のカメラだって高いです。

このカメラがあるにも関わらず、また、21万円でカメラを買う。

こんな無駄づかい、あり得ません。