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ZIPANG TOKIO 2020「第119回農山漁村コミュニティビジネスセミナー 【限界集落が挑戦する未来のムラづくり】」

2017.01.28 13:55

秋元集落の「みやざき巨木百選」推定樹齢500年の桂の巨木

秋元集落の『民宿まろうど』の近くにはスピリチャルな空間の「秋元神社」がある


第119回農山漁村コミュニティビジネスセミナー 【限界集落が挑戦する未来のムラづくり】

第119回農山漁村コミュニティ・ビジネスセミナーは、民話の里宮崎県高千穂町。かつて林業で栄えたこの秋元地区も、時代と共に衰退。若者は働き場所を求め、村を離れていきました。飯干会長は、「このままでは故郷がなくなってしまう!」危機感を抱き、勤めていた町役場を54歳で早期退職し、平成24年に「高千穂ムラたび」を立ち上げました。「持続可能な村づくり」に取り組むために、若者らと共に、民宿やドブロクづくり、花卉(かき)や夏イチゴの栽培、イチゴやお茶の加工品製造販売、キンカンやクリなど地域特産品を使った菓子製造販売などを営なんでいます。また、ムラの魅力を観光や農村ビジネスのマーケット開拓に活かす取り組みとして、高千穂町観光協会と連携して高千穂ムラたび活性化協議会を運営。スピリチュアルや大自然、古代史、食、伝統文化を複合的に組み合わせた誘客基盤を整備しながら農村に新たな価値を創造するコミュニティビジネスを手掛けています。

第119回 農山漁村コミュニティビジネスセミナー  【限界集落が挑戦する未来のムラづくり】 ~限界集落は、人こそ宝、よそ者を誘う民宿「まろうど」の戦略~ 講師:高千穂ムラたび協議会 会長 飯干 淳志 氏


『民宿まろうど』の名前は、「客人(まれびと、まろうど)」という古語より名づけました。
山々に囲まれた環境で、近くには秋元神社や推定樹齢500年の桂の巨木などがあり神秘と自然に触れ合える場所に位置しています。

母屋に併設した客室は、木の香りの残るやさしい空間です。客室内にテレビやラジオはなく、聴こえてくるのは自然が生み出す安らぎの音。共用のダイニングルームから眺める四季折々の景色と共に過ごす秋元ムラの時間。

民宿まろうどのお料理やお風呂で使用しているお水は諸塚山を水源とする湧水で、 秋元神社の御神水と同じ水源のお水になります。

ムラたび農園

秋元ムラのはずれもはずれ。ムラ最後の民家を通り過ぎ、なんだか心細くなってきた頃にムラたび農園のビニールハウスは現れます。標高700メートルに位置するムラたび農園は、朝晩の寒暖差・諸塚山からの豊富な湧水・深呼吸したくなるような澄んだ空気といった、自然の恩恵を授かり、農園の作物をのびのびと育てています。

夏は宮崎県の新品種である夏いちご『みやざきなつはるか』、冬は高千穂名産の『あまてらすラナンキュラス』を栽培しています。雨の日も風の日も、淳志は愛する苺や花のためにせっせとハウスへ向かいます。

ムラたび農園のお米は、小さな棚田で作られます。その名も『まろうど米』。「ほとんど人も車も通らない」そんな山奥だからこそ、きれいな水と空気をいただき贅沢な環境で育てることができる。

御神水源どぶろく 千穂まいりが出来た経緯

『御神水源どぶろく 千穂まいり』は、やさしい甘さとろりとした口当たりが特徴です。 「辛い」「アルコールが強い」そんなどぶろくのイメージを払拭したい!! どぶろく初心者にも飲めるどぶろくを造りたい!!その思いを胸に、昭和61年生まれが中心となって、お米作りから瓶詰めまで心を込めて1本1本手作りしています。 アルコール度数8%で、飲んだ瞬間口の中にすっきりした甘みが広がり、ほんのりアルコールを感じるやさしい味わいのどぶろくに仕上げました。

神棲む森の小さな醸造所で作られる「どぶろく」はすべての工程が手づくりです。精米から瓶詰めまで、こまめな工程管理と探究の日々が「どぶろく」に込められています。

第119回農山漁村コミュニティビジネスセミナー 
日  程 2017年3月15日(水)13:30~16:30(予定) 費用 2,000円 開催場所 東京都千代田区神田東松下町45 神田金子ビル5階 (一財)都市農山漁村交流活性化機構 会議室 対象 農業、農産物加工、農家レストラン、農家民宿、農山漁村での仕事、農山漁村コミュニティビジネス、6次産業化、都市農山漁村交流に取り組まれている方、行政関係者、地方創生、地域計画、地域振興、農林漁業に興味を持っている企業関係者、農山漁村での仕事、移住等に関心がある若者等 その他 ※お申し込み後、定員を超える等、諸事情により参加をお断りさせていただく場合がございますので、ご了承ください。


お問い合わせ先 (一財)都市農山漁村交流活性化機構(まちむら交流きこう) まちむらセミナー事務局(seminar@kouryu.or.jp)
〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町45 神田金子ビル5階
TEL 03-4335-1985 FAX 03-5256-5211


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