完璧主義からのバカボンパパ
どうもどうも
「ザ・ライフ・コーチャー えるびす」こと、みうらまさるです。
僕の嫌いなことの一つに
「後になってから、ひとくさり言われること」
というのがあります。
それまで何も
言わなかったくせに
一通り終わってから
「ここはなぜこうしなかったのか?
本来はこうすべきだったのに」
と言われることです。
「また後だしジャンケンかよ!」
「それなら先に言えよ!」
って思います。
だって後から言うのは
誰だってできるじゃないですか。
それでプンスカ
いつも怒ったりしてるのですが
今日ふと思ったのです。
なんで自分はそこに引っかかるんだろう?
なんで嫌いなんだろう?
後だしジャンケンに対する
プンスカは
結構前から引っかかってることで
昔から何度も何度も
不愉快な思いをしています。
そもそもなんで
それで不愉快に感じるんだろう?
と思ったのです。
指摘されるのが嫌いだから?
指摘されるのが悔しいから?
間違ったやり方をしていたと
言われてそれを認めたくないから?
それって要するに自分の中の
「完璧主義の虫」が刺激されて
暴れてしまうのかなと思いました。
完璧主義の虫は
使いようによっては
益虫なんですが
どっぷりはまると
とんでもない
害虫に成り下がります(^^;
僕の中の完璧主義の虫は
「美しく、正しく、キレイに、誰にも迷惑かけず
誰にも文句を言わせず、他者の感心を引く!」
を目指します。
これが最後まで
キレイに達成された時は
そりゃぁもう上機嫌(笑)
でも考えてみれば
そんな上手く行くのは稀。
だいたいはどれかが欠けます。
上手くいかなかった時には
虫が大暴れ!
自分で苦しむだけならいいですが
冒頭のように
「後だしジャンケンかよ!」
って他者に対してキレることもしばしば。
まぁキレると言っても
他者を刺すほどの
針も毒も持っていない
氣のちいさな虫なんですが(^^;
そして
上手く行かなかった完璧主義の虫は
後悔に苛まれるのです。
あの時あーすれば良かった
こーすれば良かった。
ここはこうすべきだったと。
自分攻めのスタートです。
というか
完璧主義者は
基本が
自分攻めの生き方ですね。
今の自分じゃダメだ!
全然完璧じゃない!
もっともっと
もっと完璧に!ってね。
だからこそ
他者から「後だしジャンケン」をされると
辛いのです。
だってすでに
自分で自分を責めているのですから
他者から責められるようなことを
言われると堪え難くなります。
それでもっと自分を責めるか
怒りが他者まで及ぶことにまで
波及します。
だけどだけどです。
完璧主義のあなたに聞きますが
あーすればよかったと
後悔してるなら聞きますが
その時
選んだ方法の他に
あなたに選択肢はあったのでしょうか?
仮に
選択肢があったとして
では何故その時選んだ以外の方法を
選ばなかったのでしょうか?
それはね
理由はどうであれ
その時選んだ方法が
その時のあなたにとって
最善最適な選択だったということなのです。
たとえ苦渋の選択だったんだとしても
それしか選ぶしかなかったんだとしたら
それはやはり
最善最適な選択だったのです。
そんな最善最適な方法を
選ぶことができたあなたが
何を悔やむ必要があるのでしょう?
それしか選ぶことができなかったのに
何故悔やむ必要があるのでしょうか?
他を選ぶことができていたなら
「今この状態」(後出しジャンケンでプンスカ)
ではないよね。
でも選ぶことができなかった。
ってことは
「今この状態」になる必要があった。
だから選択の余地がなかった
とも言えるんです。
人生で何度目かの
「後だしジャンケンにプンスカ!」
を体験し
「何故腹が立つのだ?」と
考えるきっかけが訪れた。
そして
導かれた答えが
「完璧主義はただのエー格好しぃ。
だからもう卒業だな」
ってこと。
あー、時間かかったね(苦笑)
これからは
「ま、いっか」と「てへぺろ」で
生きて行く。
これに氣づくのに
何度も引っかかってたんだなぁ
でもバカボンのパパも言っている。
「これでいいのだ」
ではでは(^^)