友達を作るって難しい
2021.07.03 13:39
スクールカウンセラーとして働いていると、子どもたちの相談内容のなかで多いのが「友達の作り方」です。
それを聞いていると、昔よりも自然に友達を作ることや、ケンカして仲直りすることが難しくなっているのだと感じます。
グループや相手によって自分のキャラクターを変えて悪い空気にならないようにふるまう子がいます。疲れて家に帰っても、学校のお付き合いからはSNSがあるかぎり開放されません。
今の子どもたちは友達関係でも知らず知らず疲れている子が多い気がします。
友達作りのきっかけの一つとなるのが趣味の話ですが…
アニメが好き!と言っても、どんなジャンルが好きなのか、リアルタイムで見るのか貯めて見るのか、原作が一番なのか2次創作もOKなのか、どのキャラクターをどのように愛でているのか…
アイドルが好き!と言っても、ジャニーズとK-POPでは全然違うし、箱推しなのか単推しなのか、同担拒否なのか…(オタク専門用語?)
なかなか奥が深い世界です。
個人の自由が尊重され多様性が認められる世の中で、いろんな形の「推し方」も可視化されるようになりました。つまりはファン層も細分化されているので、同じ物が好きでも単純に「趣味が同じー!」と喜べないこともあるようです。
友達の作り方を本で勉強する子や、話しかけるタイミングやセリフをカウンセラーと練習する子もあります。
子どもの頃の友情はキラキラした思い出と苦い思い出の両方をくれます。
大人になるにつれてもっと辛いことも出てくるし、昔の気持ちを忘れてしまうこともあるかもしれません。子どもたちの悩みを軽くあしらうこともあるかもしれませんが、周りの大人は今の子どもたちの悩んでいる内容をじっくり聞いてみてあげてほしいと思います。
(自戒も込めて!)