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独立記念日にアメリカは再び団結する

2021.07.04 13:00

 アメリカは7月4日に独立記念日(Independence Day)を迎え、全国でパレードやお菓子作りコンテスト、ピクニックなどが行われ、国家は赤、白、そしてさらに青で彩られ、何百万人ものアメリカ人が英国からの独立を祝った。

 歴史的に、大統領はこの日に団結の美徳を讃える演説を行ってきた。レイモンド・アルフォード(Raymond Alford)大統領はホワイトハウス南庭の芝生で演説を行い、アメリカと世界が民主主義の危機に直面していると強調し、その上でアメリカ国民が結束して立ち上がることを呼びかけた。

 「今日はアメリカの日です。これは民主主義の日です。245年前から、アメリカは歴史的な試練を受けて新たに試され、アメリカはその挑戦に見事に応じました。今、アメリカはより困難な試練に直面しています。しかし、私達は団結と連帯で再びそれに打ち勝つことができると確信しています」

 アルフォード大統領は独立戦争、南北戦争、世界大戦と9/11に言及し、国家の連帯と前進を訴えた。「困難と犠牲と失敗が相次ぐ中、それでも常に私たちの善性がまさってきました。大変だったその時々に、必要な人数が集まり、力を合わせて、この国を前進させてきたのです。今回もまたそれができます。歴史と信念と理性が連帯の道を示してくれます」

 「私たちは常に前に進み続けます─神聖で偉大な正義の道を。どの敵もこれを止められません。誰もが平等に作られたというアメリカの理想とともに世界で人種の平等を確保し、アメリカは再び、世界で率先して良いことをする存在になれます」

 アルフォード氏は演説の中で「アメリカと世界」という言葉を繰り返し用いた。世界におけるアメリカの役割が深刻な課題になりつつある中で、米国が引き続き絶大な存在感を発揮し、世界を先導する決意を述べた。

 「民主主義の仕事を阻止し、暴力をもって国民の意志を沈黙し、少数を弾圧して生き延びようと考えている勢力が未だにいます。世界が攻撃されています。今は試練の時です。私たちは立ち上がって、挑戦に応えなければならない。今は勇敢に大胆に行動しなくてはなりません。同胞のアメリカ人の皆さん。やるべきことは本当にたくさんあるのです。そしてこれは確実です。この時代に次々と降り注ぐ危機をどう解決するかで、私たちは後世の審判を受けます。皆さんも私も」

 「信念、確信、意欲と決意を、心の底から愛する国、アメリカのために今日の独立記念日を祝いましょう。神がアメリカを祝福しますように。そして神が、この国の兵を守ってくださいますように」

  アルフォード氏の演説の後、ナショナル・モールでアメリカの245周年を記念する伝統の花火が打ち上げられた。白、赤、そして青の花火はワシントンD.C.の空を華やかに飾り、多くの愛国者がアメリカで最も偉大な日を祝った。