放牧式
閑話休題
実は最近はまっていることがある
それは、
挿し木
実家に行くたびに
小さなお庭にの片隅に、
またプランターに新芽をみつけます。
聞けば、
ん?これはほら、
あなたにもらった薔薇を
挿し木にしたの
こっちのアジサイもそう
大きくなったでしょう。
あ、あれはね、、と
無造作に植えられた植物たちが
なぜか元気そうに
新芽を出し、居場所を創っている
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思えば母の子育て方針は
放牧式w
とにかく
食事・睡眠・お風呂・外遊び
お日様に干されたふかふかのお布団
洗いたてのバスタオル
家の前で兄弟や母と日が暮れるまで
バドミントンやドッチボールをして遊んだり
川にメダカ取りにいったり
お野菜中心の手作りのおかずが並ぶ食卓etc.
これを豊かとよばずして何と言おう
勉強しなさい、なんて
言われたことは一度もない
園芸で言えば、
土づくりをしっかりして
お日様の光と、水
以上、
みたいな感じだ
両親が不仲だったのには
大人の事情が様々あるのだが、、
けれど
育ててもらう側として、
こんな風に
放牧してもらえることほど
ありがたいことはなかったのだな。。
もちろん、経費の掛かる分野は
手も足も出なかったろうけど
大人になり、自立して
それぞれが好きなように
その夢を叶えていけばいいだけだ
親から離れてからが
本当のわたしたちの出番
なによりも大事な
生きる力
自分をあきらめない力
この根っこの部分を
しっかりと育ててもらった
と、この歳になって切に思う
あのとき踏ん張って
こっちに残ったのも
きっとこの根っこのおかげだな
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さて、挿し木
母は緑の指を持つひとみたい
ちょっと挿しておいたら
芽が出てくるよ、、と
とても簡単そうに言う
春に整備してスペースができた花壇は
実はまだスカスカ
風通しがいいお庭にしておきたいから
植えたいものが出てきたら植える方式
その空いたスペースに
挿し木をするマイブーム
土のベッドだけはふかふかに
実家から持ち帰ってきた
さつき、山茶花、やまぶきetcを
挿してみた
根が付くだろうか
それはお楽しみ
アジサイの挿し木は
5本のうち、1本だけが
生き残り中
がんばれ♡
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.