なぜ瞑想するのか?
先日は、茨城県でTM瞑想の説明会を行いました。オンラインを含め、4名の方にご参加いただきました。下の写真の4人ではありません(笑)。
いつも話していて思うのですが、この崇高でほんとうに価値のある、TM瞑想をどれだけ表現し伝えられたか、いつもそこに尽きますね。自分の力量不足を感じます。
さて、近年になって、「瞑想って良いモノ」、機会があれば自分も瞑想をやってみたいと思う人はずいぶん増えたように思います。しかし、なんとなく漠然とただ思っているだけで、実際に毎日のように瞑想を継続している人は、まだそれほど多くないのではないでしょうか。
思っているだけの人と、実際に瞑想を始めた人との間には、とても大きな差があるように感じます。そこで、「なぜ瞑想をするのか?」ということを、もっともシンプルに述べ、まだ始めていない人たちの後押しにしたいと思います。
※これからお話しすることは、TM瞑想のことです。瞑想にもいろいろ種類があり、まったく方法や効果が異なります。
では、これから「なぜ瞑想するか?」をお話します。
…………
瞑想をすることは……
①内側の価値に気づくこと、そして、
②その価値を外側に引き出すこと。
この2点です。
シンプルですねー。
すばらしいですねー。
ん……すばらしいですよね?
よくわかりませんか?
では、違う言い方をしましょうか。
①心のなかには、お宝がある。
②それを活用し、人生を楽しむ。
……なんだか、ぜんぜん趣きがないですねー。
でも、そういうことです。
内側をホッテホッテ掘りまくるのです。
そこには、金・銀・財宝が埋まっています。
そこは光り輝いています。
それを今度は、外側に持っていって、それを楽しみます。
お宝を外側で、目で見て、触れて、聞いて、五感をフルに使って、楽しみます。
内側には、まさにお宝が眠っています。
安定性があります。
柔軟性があります。
静寂があります。
力強さもあります。
調和があります。
まったく自然です。
至福があります。
豊かさがあり、満ち満ちています。
このようなお宝が、深いところで、じーっと気づかれるのを待っているのです。
瞑想を始めると、すぐになにかを体験します。
そして、瞑想を続ければ続けるほど、このような価値を発見し、活用できるようになるのです。
なにもなくても満たされるようになります。なにもいらないなーという感覚になります。
幸福を求め、むさぼるように、あちらこちらに飛び回ることはなくなります。
自然に笑顔がこぼれ、まわりにもしあわせのオーラが広がっていきます。
満たされると、人生に消極的になると思われるかもしれませんが、まったく逆です。
この満ち足りた感覚を、まわりに広げたくなります。
「なにをするにせよ、至福を動機としなさい」とは、TM瞑想創始者のマハリシ先生の言葉。
今は、不満だから、不足しているから。
それが行動のモチベーションになっているかもしれません。それが変わっていきます。
TM瞑想は、まったく努力したり、心を制御したりすることなく、だれでも自然に、このようになります。
自分の家庭、仕事、状況、環境、その人のいるところで、自然に花が咲き始めます。
たくさんの人が
瞑想を始めて
このような体験を味わっていただき、
そんな体験をいっしょに共有したいと
静かに願っています。