『Reader's Choise Award2016』でTOKYOが世界で最も好きなCityに
【社会ニュース】 米大手出版社コンデナスト・パブリケーションズ(CEO:ボブ・ソーアーバーグ )の富裕層向けラグジュアリ旅行雑誌「コンデナスト・トラベラー」が行った読者調査『リーダーズ チョイス アワード二〇一六』にて十万票以上の投票の結果、東京が最も好きなCityに選ばれた。同社は、女性向け「ヴォーグ」や男性向け「GQ」を出版している。
平成二十九年一月二十日に小池百合子(壬辰)都知事は記者会見にて、同社から表彰盾(写真上)が贈られた事を伝えた。この調査では、二位に京都が選ばれており、日本のCityが上位二位となった。対象に米国は含まれていない。都知事は誇らしげに伝え、「一位以上は無いんですけれども、連続獲れる位の、その位の勢いで。」と伝統文化やアニメ、ポップカルチャ等を磨き、都のインバウンド戦略を推し進める。都は後三年で二千五百万人の訪都外国人旅行者数と二.七兆円の消費額を目標としている。
<蜷川実花やたかみなが考える新東京>
「新東京プラン」を基に都に新たな発想を取り入れる為、各界の新進気鋭の若手と意見交換を行う「東京未来ビジョン懇談会」を設置する。参加者は全十七名。俳優・映画監督の伊勢谷友介(丙辰)や筑波大教授・落合陽一(丁卯)、芸人・くわばたりえ(丙辰)、高校生内閣から三名、歌手・高橋みなみ(辛未)、写真家・蜷川実花(壬子)、渋谷区長・長谷部健(壬子)等が参加する。ポイントは「ま、一言でいうとアラフォー以下、高校生以上。こんな東京、あんな東京という事を自由に話しあって頂く。」と未来の東京を担う若手の意見を集める。
「東京未来ビジョン懇談会」の第一回は三十日に開かれる。また同日には第一回「ICT先進都市・東京のあり方懇談会」も開く。こちらの構成員は東大等の学府から七名の教授で、ICTを活用した東京の将来像を検討する。同懇談会での議論を踏まえた後に、都が戦略を策定するもの。
更に「都教育施策大網」を策定し公表した。PDFで二十八頁。譲位特例法案が可決されれば、新元号二年度までが対象だ。大網では東京の将来像と目指すべき子ども達の姿を描く。キーワードは「生きる基盤の力」「英語・日本人としてのアイデンティティ」「自律した人間」。大網の重要事項の内、下記三項は会見で配布した資料で赤字で記されていた。
Ⅰ.全ての子どもが学び成長し続けられる教育の実現
Ⅲ.世界で活躍できる人材の育成
Ⅵ.障害のある子ども達の多様なニーズに応える教育の実現
尚、トランプ米統領就任に関しては、「就任を機に日米の関係がより一層、強固になる事を期待している所で御座います。」と述べた。
撮影記事:金剛正臣