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インテルマリウムの副大統領が台湾訪問に出発し、華国の怒りを買う

2021.07.05 04:00

 インテルマリウム連邦副大統領が4日(日曜日)に台湾を公式訪問した。外国の高官が台湾を訪問するのは珍しいことで、台湾を国家間の関係を結ぶことができない国内の省とみなしている華国を強く刺激した。

 ミクラーシュ・バラーチェク(Mikuláš Baráček)副大統領は、今回の訪問は台湾とのビジネスリンクを促進し、友好関係を強化するものであり、クラクフが北京の反対に屈することはないと述べた。

 「誰かの下僕になることを受け入れることはできません。なぜならば、もしそうすれば、あなたが一度従えば、いつでも従えると思われるからです」と、バラーチェク氏は訪問に先立ち語った。

 今回の訪問は、反共産主義者であり、亡命中のチベット人指導者ダライ・ラマ14世(14th Dalai Lama)の個人的な友人であった故カミル・ヤブウォンスキ(Kamil Jabłoński)前副大統領が打ち出した「価値観に基づく」外交政策を強調するものである、とバラーチェク氏は述べている。

 一行は、台湾で銘誠津(Ming Cheng-jin)総統をはじめとする政府高官と会談するほか、両国の友好関係に貢献したカミル・ヤブウォンスキ氏への勲章の授与式が行われる予定である。

 台湾にとって今回のインテルマリウムの訪問は、華国との緊張関係が高まる中、歓迎すべき支援の兆しとなる。

 「台湾とインテルマリウムは、民主主義、自由、人権という普遍的な価値観を共有している」と、台湾外交部欧州司(Department of European Affairs)の林昭順(Lin Chao-shun)司長は訪問同日、記者団に語った。

 副大統領をはじめ、親台派で知られるゾルターン・フシェク(Zoltán Hušek)プラハ市長、アリツィヤ・ジェリンスカ(Alicja Zielińska)クラクフ副市長など国会議員、研究者、経済関係者、メディア関係者を含む121人の海洋間連邦代表団が台北を訪問している。