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俳句で免疫力アップ

2018.07.05 03:59

https://plaza.rakuten.co.jp/kamomeza/diary/?PageId=1 【第三波に負けない・俳句で免疫力アップ】より

第12回鴎座通信句会!参加自由!投句締切は3月26日です!

●第12回鴎座通信句会

新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ予断を許しまん。鴎座通信句会には新しい会員も増えています。

通信句会はどなたでも参加できます。みなさんのご参加をお待ちしています。

★毎月1回

●第12回投句締切 3月26日(金)必着

投句先 松田ひろむ代表あて。投句はメール・FAXなどにて。

FAX03-3968‐0153

●作品5句まで(自作・未発表)

選句および講評は、松田ひろむ代表、鷗座顧問同人:宮沢子、鴎座編集長:石口榮、副編集長小高沙羅・古川塔子、「鴎座」外からは鈴木砂紅(現代俳句協会年度賞受賞者)が行います。

〇互選(任意)は参加全作品を鷗座俳句会のブログhttps://plaza.rakuten.co.jp/kamomeza/

にアップしますので、各自(5句)を選句の上、メールまたはFAXで松田ひろむ代表までお送りください。(句番号・作品上五・選句者名明記。選句資格は投句者のみ。)

●選句締切 3月31日(必着)

句結果・講評は2021年4月5日までにFAXまたはメールでお返しします。また鴎座のブログおよびFACEBOOKにアップしますのでそれをコピーすることも出来ます。郵送はいたしません。

●句会参加費は500円。(適宜、郵便振替、手渡しなどでお支払いください)

通信句会の性格上、遠隔の方も参加できます。鴎座会員でない方も歓迎します。 

振替口座00100‐8‐485671 鴎座俳句会

https://plaza.rakuten.co.jp/kamomeza/diary/ 【第15回鴎座通信句会 全句データ(互選用)】より

東京などの緊急事態宣言は解除されましたがまだまだ予断を許さない状態が続いています。第十五回鴎座通信句会の参加者は三十九名一九五句となりました。選句と講評は鴎座代表、編集長、副編集長・Ⅰ欄同人・顧問などに依頼しました。また投句された方の互選も行います。

●互選選句5句。(全句のなかから五句を選んでください。互選は任意です。また互選できるのは投句者のみです。句番号と上五、および選句者名をお忘れなく。)

●選句締切 7月1日24時必着。メールまたはFAXでお願いします。メールアドレスは「鴎座」巻末に記載してあります。句番号はランダムに変換されたものです。(誤字脱字・類句などがありましたらご連絡ください)結果は全投句者にメールまたはFAXでお返しします。また次号「鴎座」に発表するとともにFACEBOOK・BLOGにも発表します。2021年6月27日        鴎座俳句会 代表 松田ひろむ

〈第15回鴎座通信句会全句データ〉

句番号   作品

1彩雲になぜかときめく梅雨晴間      2五輪応援ぬるいビールの栓を抜く

3白南風や木曽路すたすた石畳       4夫用に搾る無糖のレモン水

5守れない約束だけど蚊帳の中       6なんじゃもんじゃただワクチンを打ちまくれ

7紫蘇そばの幟の雫走り梅雨        8父の日の問わず語りのひとりっ子

9華奢な手に虚子ののせたる虹二重     10蔓延防止朝顔のひるがえる

11いやなことないからいい日釣忍     12高砂や天使の梯子虹を生む

13積乱雲水彩画より油絵で        14ワクチンをネットで予約百合の花

15見目よりも制服匂う送り梅雨      16桜桃忌秘中の秘なる諸説あり

17先頭は同士を担ぐ蟻の列        18パソコンのごみ箱茅花流しかな

19日本に五季説のあり梅雨滂沱      20緋牡丹博徒いまは蛍を孫と見る

21茉莉花ごと消えて家並はマンションに  22蜘蛛突如机の上に現るる

23いつだって戦争前夜走馬燈       24言霊を宿す日本語消え疫夏

25梅雨籠り浸る古事記の口語訳       26緑陰やのびるものただ髪と爪

27基地という盾は動かず沖縄忌      28森の水に入れても他人水中花

29とまれとまれあさぎまだらのあちこちに 30もう泳げない陸(をか)より海を見るばかり

31親と子の社会的距離茄子の花      32かき氷中からペンギン顔出して

33家庭内隔離雷鳴近づきぬ        34銭湯の雪は解けぬに五月富士

35羽抜鳥のいつか見た夢始祖鳥に     36天辺をまあるく丸く山法師

37空蝉や生春巻きは透けて見え      38テレビ見て一人うなづく扇風機

39夏五輪二〇二〇プラスワン       40夾竹桃もんしろちょうと化して散る 

41青蛙出番いつでも待っている      42閉じこもることも特技やかたつむり

43白百合や母の涙を無駄にして      44オリパラの責任蜘蛛の子を散らす

45梅雨の訃のデンデケデンやエレキ王   46コロナ禍のパンダは双子梅雨に生る

47まさかからもしかに変はる木下闇    48変異株どんどん増えて梅雨曇

49本日の本気の色で濃紫陽花       50家康忌十分迄は待てますが

51ととのわず整えず死は夾竹桃      52あめんぼう兄ちゃんと跳ぶ水溜り

53金魚とて心病む日や志功の字      54酔い帰り無人販売夏大根

55侵略種のレモンランタナ桜桃忌     56紫陽花の色に染まりて帰りけり

57つい歩くエスカレーター半夏生     58夏帽子斜めにかけて九十九里

59待ち合わせとぼとぼと来るサングラス  60父の日の父のおにぎりシャケが好き

61解除受け子の帰省待つ夏布団      62水芭蕉阿弥陀如来に御座します

63岩峰の角に跨り夏の雲         64人流を抑えきれずに沖縄忌

65髪洗うPCRはマイナスと       66同性婚の広がっていく百物語

67赤裸々に語る自分史白木槿       68ワクチンの二回目終わる金魚玉

69そのへんで遊んでおいで半夏生     70奈良町の風鈴わけて人力車

71茄子の棘痛しワクチン待ち遠し     72柿の花八十路にもある里ごころ

73そこここの昼顔線状降水帯       74梅雨晴間ひとさし指で弾くピアノ

75今日は夏至朝一番の風入れる      76行ってきます白紫陽花の毬はずむ

77ここからはホスピス病棟未央柳     78雲の峰遺骨を基地に渡せという

79平和憲法宇宙図鑑にかたつむり     80翡翠のそっと飛び立つ無観客

81花楝紫煙となりぬ小糠雨        82昼寝覚世の中やつぱり変わつてない

83馬陸(やすで)か蛭か五輪貴族が笛を吹く  84二回目の接種もろこし茹でてから

85チロリアンランプ祝祭感のない五輪   86牡丹(ぼうたん)や真っ赤な嘘と白い嘘

87蠅たたく失うもののない怖さ      88筑波路の無言の夜明け古代蓮

89福耳にあらず朝蜘蛛引き寄せて     90コンビニとテールランプの蛍の夜

91五月雨が育みにけり間(ま)の文化   92いつまでのコロナ禍白薔薇の崩る

93鮨めしを煽ぐ手元に母の風       94浮人形凹んでばかりいられない

95噴水の伸びて縮んで自由律       96今日を咲く月下美人や両の手に

97香港の一口かじる青林檎        98「青梅をお持ちください」文字太く

99渋谷駅酔いを求める火取虫      100噴水の天辺(てっぺん)ダンスする少女

101朝顔のいま一輪の気迫かな      102落ち着いて欲しい世の中水無月よ

103卯の花腐し日々の米飽きなくて    104ルーテインは私にだって捩り花

105普請場の柱の間の三尺寝       106二重虹二回ワクチン打ったよお

107掛け違ふボタンの吐息梅雨の雲    108吊革へ生毛触れ合い梅雨の入

109雑魚寝して放屁の聞こゆ島の夏    110ハンモック未踏の星に遊ぶ夢

111切株に考妣(こうひ)が御座(おわ)す蛍の夜  112陽の匂い昂ぶる空へ四葩咲く

113九十分の一本勝負生ビール      114玉ねぎや昔わたしは旅役者

115暗号が増えて六月カレンダー     116梅雨入りや傘を差す子と差さぬ子と

117順番に悲鳴のトイレ百足かな     118飛魚の落暉の中の輝けり

119吸い込んだ香り吐き出す青田風    120裏の見えぬ選挙ポスター片かげり

121古の板橋宿の夕立かな        122六月の息詰めること美智子の忌

123二番まで歌えるほたるほうほたる   124ゴーヤの苗のヤの字埋もれちちんぷい

125少子化の加速よからすうりの花    126尋ね来る風さえ無くて網戸かな

127戻りたる家を明るくする柘榴     128三回忌そちらも今は夏ですか

129青梅雨に疫病退散和菓子の日     130薔薇の香よ三分あれば気が変わる

131手品師の一瞬消える原爆忌       132一刻を墨の匂いに夏至夕

133鬼平の見廻る頃ぞ夜盗虫        134くず餅の黒糖蜜のしなやかに

135虞美人草泣くころあいを知っている   136コロナ禍の五輪論争蟻地獄。

137荒梅雨やのぼうの城も攻められて    138ジェラシーをまた思い出す夏蕨

139「あれこれ」でくくるも楽し梅雨晴間   140少年は空(くう)に身構え夏薊

141ダチュラ全開無観客もありぬべし     142独り居に門限があり凌霄花

143めでたしで終る童話よ桃すする      144十薬や校の厠に独り言つ

145目高飼う三日の後はああ哀れ       146サングラス鳥獣戯画のクロスかな

147不器用なままの晩節金魚玉        148老鶯の目覚まし時計浅間山

149香水やくよくよなどはしておれず     150蹴散らすは黄泉への切符羽抜鳥

151梅雨の蝶メメントモリのふとよぎる    152チャーハンは苦手木耳たっぷりと

153芍薬のバサリ音立て散りにけり      154地球儀の何所許彼所コロナ禍に

155晩学に絡みつかれし鉄線花        156象昼寝リーダー経験不足とや

157ゆきあたりばつたり騒つく四葩かな    158除草剤蒔いて鳴けぬか雨蛙

159捩花やフラフープならまだ出来る     160岩魚焼くオリンピックの裏おもて

161生と死のあわいに開く茄子の花      162赤ん坊の仰け反っている蛍の夜

163麦藁帽投げる明日は天気雨        164長生きや遺言書き替へ羽抜鳥

165梅雨晴間何処でもドアー再可動      166鬢つけのかをり浴衣の若い衆(しゅ)や

167二回目のワクチン終えるソーダ水     168坊ちゃんやお清のくしゃみほととぎす

169防護服脱ぎ梅干を食むナース        170万緑やプテラノドンの爪の先

171雨の日はどこへも行かず雨蛙        172それ以上それ以下でなく花菖蒲

173ふるさとと呼べるとこなし麦の秋      174日盛りや百から七を順に引く

175でで虫と青菜分け合うミニ菜園       176田植機の後青々と八海山

177老鶯や微かに弾くわが魂よ        178やりかけの仕事あちこち梅雨の蝶

179平凡な紫陽花が好き目薬さす       180夏至の日や雀の交尾見ましたか

181今日のこと明日に残して梅雨籠      182不要不急問われたくない蝸牛

183オリンピックの論議ざわめく梅雨の星   184ワクチン接種母の不安のダチュラ咲く

185捨て石を土台石とや沖縄忌        186父の日や子の名代という銘酒

187青い鳥不在の地球沖縄忌         188もじずりやねじれねじれてどこまでも

189オリパラの責任問題薄暑光        190子が見せる沈めるさかな浮いて来い

191セルフスタンド給油は苦手燕の子     192透かし見る唾液2cc疾病梅雨

193おつまみは入梅いわしイン・サオール    194庭の蕗煮詰めています午後三時

195枝豆の手を止め逆転ホームラン

(了)

鴎座通信句会は、ウイズコロナ時代の新しい句会のあり方として注目されています。昨年四月以降一年、十五回の開催の結果、新しく通信句会に参加される方などもあって予想以上の大きな成果が生まれています。今後も「鴎座通信句会」は独自の会として発展させて行きたいと思います。みなさんのご協力をよろしくお願いします。

★締切は毎月二十六日です。


http://yasojikomachi.seesaa.net/article/452052869.html  【105歳で亡くなった日野原重明さんは98歳から俳句を始めたそうです。日野原重明の俳句。】より

7月18日にあの日野原重明さんが亡くなりましたね。

1911年10月4日生れですから、満105歳で亡くなる間際まで、ずっと元気で活躍していたのですから、本当に素晴らしいことです。

元気で長生きの秘訣は自分に合った食生活と、いくつになっても積極的に挑戦することでしょうね。

朝食はジュースにオリーブオイルをかけたもの、昼食は牛乳、胚芽クッキー、林檎、

という軽いもので済ませ、夕食は週2回は肉、それ以外は魚を中心に献立を組み、

その日の体調に合わせて食べていたそうです。よく噛んで、腹八分目よりも少なめに。

お洒落は人前に出るときのお守りということで、ネクタイやポケットチーフにも気を配りました。

100歳を過ぎても、車椅子に乗って海外に出かけ、馬にも乗り、スポーツ観戦もし、様々な催しに出席しました。そんな催しの一つが、俳句の大会です。

なんと、98歳から始めたそうで、現代俳句協会の金子兜太さんや、ランドセル俳人の小林凛さんらとも親交があったそうです。

俳句は認知症の予防や改善にもなるとして、「俳句療法」にも取り組んでいました。

なにも、俳句でなくても、音楽でも文学でも美術でも、なんでもいいのですが、俳句は「五、七、五」という枠があることで、誰にでも取り組みやすいというのが利点です。

また、句会に参加することで、人と交流できるし、吟行に行くことで、外出して、季節ごとの自然に触れられるのも、心身の健康に良いわけですね。

わたくしもできるだけ長く俳句を続けたいと思います。

ではまた、ごきげんよう。。。