「山本の考え方」をのぞき見!#112
どうも、山本です。
この記事では、僕のトレーナーとしての「考え方」についてお話したいと思います。
先に言っておきますが、この記事は長いです!笑 (5500文字)
どうしても興味のある方だけ、時間のある時に読んでいただけると嬉しいです!
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▼「正しさ」という幻想
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あなたはどうでしょうか?
「〇〇はカラダに良い・悪い」
「〇〇をした方がいい・しない方がいい」
「〇〇でなければいけない」
など、物事に「白黒」をつけたり「正解」を求めたがるタイプですか?
それとも、あまり気にしないタイプでしょうか?
僕は「白黒」をつけたり「正解を一つに求めること」があまり好きではなくて、何だか窮屈に感じてしまいます。
「正しさ」や「正義」というものは、その人の考え方であって、皆に共通するものではないと思っています。「目的や環境、状況」などによって、いかようにも変わると思うからです。
世の中には色んな人がいるのだから、色んな考え方があって当然です。それなのに「正しさ」や「正解」「正義」みたいなものを「一つに求めてしまう」から対立などが起こってしまうのではないでしょうか?
特に、真面目に勉強をして知識を得た人がやっかいで、、
「自分の知ってる知識が正しいのだー!!」
「○○は間違っているぞー!!」
と言いたがります(汗)
確かに学ぶことで有能になった気はするのですが、他にも知らないことはいっぱいあるわけで、、自分の知ってることだけが全てではありません。
だから「実るほど頭を垂れる稲穂かな」のごとく自分の知識に慢心しないことや、新しいことを学び続けることが大切だと考えています。
また、同じ事柄でも状況が違えば「正しさの指標」も変わります。
例えば、健康オタクの人は「カップラーメンを食べてはいけない」と言います。添加物がたっぷりでカラダに悪いと。
でも、こんな状況ならどうでしょうか。
家事や育児で忙しくて朝食を食べれなかった。昼食の時間だけど家にはカップラーメンしかない。このタイミングで食べなければ、次は夕食まで何も食べれない。
こんな状況の時に「カラダに悪いから」と、カップラーメンを食べずに空腹で過ごすことが正解でしょうか?
多分違いますよね。
カップラーメンを食べることより、空腹で過ごすこと方が「カラダに悪い」と思います。
では、こんなパターンはどうでしょうか。
タバコを吸って、お酒を飲んで、お腹いっぱい食べることが大好きな人がいます。
おそらく、健康診断の結果も悪いでしょう。
すると、お医者さんからは必ず「タバコをやめましょう」「お酒を控えましょう」「ダイエットしましょう」と指導が入ります。
体型が崩れても、病気になってもいいから、とにかく自分の好きなことをして楽しみたいと考えているのです。
それでもタバコやお酒をやめさせるでしょうか?ダイエットさせるべきでしょうか?
これは賛否ありそうですが、これにしても正解は一つではありません。
その人の価値観によって考え方も違うと思うので、多様な意見があっていいと思うのです。
だから、目の前の事象だけを捉えて「白だ黒だ!」「それは間違ってる!」「○○すべきだ!」としてしまうのは「ちょっと違うかなー」と、僕は思うのです。
「正しさ」と言うのは「個人の幻想」にすぎない。
僕はそう思います。
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▼ルートは一つではない
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正解を求めるあまり「一つのことに固執してしまう」ケースも多いように思います。
例えば、「1+1=2」は正解です。
が、必ずしも「1+1」だけが正解ではありません。
「3-1=2」も
「ー2+4=2」も
「1✕2=2」も
「4÷2=2」も
これらも全て正解です。(これ以外にも無限にある)
「2」という導き出された結果は同じでも「その結果を出すための方法」は一つではなく、いろんな考え方ができますよね。
目的が同じでも、それを達成する方法は無数にあるのです。
それなのに、一つの方法に固執する必要はどこにあるのでしょうか?
「白黒」や「正邪」といった二元論では「本当の正解」を求めることは出来なくて、もっと柔軟に物事を捉えて多様な考え方をすることが大切ではないでしょうか。
僕が関わる「フィットネスやスポーツ」の世界に目を向けても、一つのことに固執することがよくあります。
・玄米を食べるべきだ!
・添加物や人工甘味料は悪だ!
・サプリメントを飲んだ方がいい!
・サプリメントは人工的だからダメ!
・糖質制限がいい!
・糖質制限は悪だ!
・筋トレ推奨派!
・筋トレ反対派!
・ダイエットには有酸素運動だ!
・〇〇のやり方は間違っている!
・〇〇の種目は絶対やらなければいけない!
・・・
などなど、例を上げればキリがないですが「それぞれ」が「それぞれの正しさ」を主張し合っている状況です。
でも、正直なところ、、
「何でも良くない?」
と、僕は思います。
「目的が達成される」なら方法なんて何でもいいですよね?
「痩せたい人」は
・糖質制限だろうが
・筋トレだろうが
・エステだろうが
「体重が減れば」方法は何でもいいと思うし
「スポーツが上手くなりたい人」は
・スクワットだろうが
・ランニングだろうが
・ヨガだろうが
「競技が上手くなるのなら」方法は何でもいいですよね?
一つの「やり方(正義)」にこだわるのではなく「結果」にこだわることが大切だと、僕は思います。
人間は皆
・遺伝子も
・年齢や性別も
・価値観も
・生活環境も
・趣味趣向も
・・・
それぞれ違うわけです。
それなのに「一つの方法論」でどうにかしようと考えること自体に無理があるのです。
「多様な方法や考え方」で、それぞれの人にあったものを選べばいいと思うのです。
ルートは一つではない。
物事は「狭い視野」ではなく「広い視野」で考えることが大切だと思います。
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▼強要はしない
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「正しさは幻想」
「ルートは一つではない」
とお話したものの、僕にも「正しさ」のような考え方はあります。
でも、それは「正しさ」ではなく「より良いであろう」程度のものです。
例えば、筋トレのフォーム。
正直なところフォームなんて何でもいいんです。そこに絶対的な正解はありません。
でも、そこには学問(カラダの仕組み)に基づいた「効率的なやり方」はあります。
学問に基づいて
・より効率的に鍛えることが出来る
・よりケガをする確率を下げることが出来る
などの「より良いであろうやり方」は存在します。
ただ、それが正しいわけではありません。
「学問的に正しいこと」が、必ずしも正しいとは限らないのです。
だって「正しさは幻想」だから。
「そのやり方でやらなけばいけない」との決まりなどあるはずもありません。
必要だと思えばやればいいし、思わなければやらなくていい。
ただそれだけのことです。
それなのに「強要してくる人」っていませんか?
「そのフォームは間違ってる!!」
「この種目をやった方がいい!!」
「〇〇でなければいけない!!」
と。
その話を聞いて相手が同意しているならいいですが、そうではないのに「自らの勝手な正しさ」を押し付けるのはちょっと違いますよね。
だから僕は「学問に基づいた考え方」をお伝えすることはあっても、それを強要しようとは思いません。
ときに、強要することで相手のためになることもあるでしょう。
・変わりたいけど、自分だけでは出来ない
・全く無知の分野だから、まずは言われた通りにやりたい
・ただただ強要されたい、M気質(笑)
そんな時は、迷わず強要すると思います。
でも基本的なスタンスは「やり方や考え方は伝える」けど「強要はしない」。
僕のやり方を聞いて判断するのは、あくまで相手の方だから。
相手の方が納得して主体的に取り組んでくれた先に、良好な変化があると考えています。
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▼「健康第一!」ではない
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自分の健康に気を遣う人は「何のため」にそうしているのでしょうか?
・毎日の体調を管理することも
・ダイエットして体型を変えることも
「それ自体が目的」という人は少ないと思います。
きっと
・毎日体調が良い方が「仕事も遊びも充実する」
・メリハリある体型になって「オシャレを楽しみたい」
・ダイエットして「綺麗な自分でいたい」
・将来「病気で寝込まないため」に健康でいたい
など、健康になった「その先にある目的」のためだと思います。
要約すると
・人生を楽しむため
・人生を充実させるため
そう言うことだと思います。
ただ「健康だから人生を楽しめる」とは思いません。
「健康でも楽しめていない人」もいるし、「病気になっても楽しんでいる人」もたくさんいます。そもそも「健康」というものがどんな状態を指しているのかも不明です。
だから「健康第一」「健康が全て」だとは思いません。
でも「健康(命)を失えば、全てを失う」とも言えますね。
だから、どちらかに全振りするのではなく、程よい「健康意識を持つこと」がいいんじゃないかな、と僕は考えています。
「今も楽しみ」
「将来も楽しむ」
健康や体型のことを気にするあまり「今」を楽しめないのは残念だし、今を楽しみすぎて「将来」の楽しみを失うのも残念です。
だから、その辺りのバランスを意識しておくことが大切なのかな、と思っています。
もちろん、明日何が起こるかなんて分かりません。事故に遭って死んでしまう可能性もあるわけです。だから「今が一番大切」だと思います。
でも、将来のことも少し想像しておくことも大切。
僕自身は、今を楽しむために「毎日体調が良い」ことを望んでいて、そのために日々健康管理をしています。
「毎日体調が良い」のに、明日急に病気になる確率は低いと思うし、その積み重ねが「将来の健康」にも繋がると思っています。
だから、「将来のため」ではなく「毎日体調良く過ごしたいから、健康に気を付けている」という感じです。
感覚的には「健康や体型への意識70%」「楽しみ30%」くらいが、今の僕には丁度いいと感じています。(この割合は、いずれ変わると思う)
この割合は、それぞれの価値観によって変わるので正解はないので、あなたの考え方を反映して取り組んでいくと良いでしょう。
「将来のことを考えすぎて今を楽しめない」のは本末転倒だけど、少しの想像力を働かせて「将来のことを考えておくこと」も大切だよね?と思います。
あなたなりのバランスについて、一度考えてみてださい!
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▼「自己納得感」が大切
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そう思う人もたくさんいると思います。
「食べ飲みること」と「体型」はトレードオフの関係なので、欲望のままに食べ飲みしながら体型を維持、もしくはダイエットすることは難しいでしょう。
だから体型を変える時には「食事管理」が欠かせないわけですが、その「取り組みの程度」は皆一様ではなく「目指す体型」によって変わります。
以下のマトリクスを見てください。
縦軸に「目指す体型」、横軸に「食事管理の度合い」とした場合、4つの枠が出来るわけですが
・食事管理が「甘くて」スーパーボディ(左上)
・食事管理が「厳しくて」肥満体型(右下)
の2つは、考えにくいのでないものと考えます。
そうすると「食事管理の程度が厳しくなるにつれて、スーパーボディになる」という、図の中で「赤矢印」で示した比例関係になりますね。
ここまでは理解できますよね?
問題はここからです。
多くの場合、「目指す体型」と「食事管理の程度」が釣り合っていないのです。
ダイエットと言えば「ささみ、ブロッコリー、たまご、糖質はダメ、、」のような、徹底的な食事管理を想像する人が多いですが、、(図では右上の〇印)
もしくは「ゼロカロリーのゼリー、サラダだけ、夕食抜き、、」みたいな。
それは「ボディビルダー」のようなスーパーボディを目指す人がすることで、ただ適度なダイエットをしたい人がすることではありません。
でも、なぜか急にそれをやってしまう人が多い。
「美味しくないし、お腹は減るし、我慢ばかり、、」普段通りの食事をしたくなって三日坊主になってしまう、、
そんなことをしている人が多いように思います。
これは「目的と取り組み内容が合っていない」典型的な例で、この状態ではカラダを変えることが難しく、まずはその考え方を変えることが必要です。
ただ、ここまでにも散々お話してきましたが「どんな体型を目指すのも」「食事管理の程度を決めるもの」個人の自由なので正解はありません。
・良い体型でいるのか
・好きに食べ飲みするのか
・どちらも程ほどにするのか
どれを優先した方が「人生を楽しめるのか」「自己納得感があるのか」を考えて、その程度を決めることが大切だと思います。
「自分の目指す姿」と「その取り組み度合い」を合致させること。
ただ誰かの真似事をするのではなく、自分に合ったものを選択するようにしましょう。
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▼最後に
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目的や状況、環境などに合わせて「適切なもの」を選ぶことが大切です。
その選び方は、その人の「考え方」によって変わると思いますが、僕はここでお話した考え方を基に「知識や方法論」を選んで指導をしています。
ただ「知識や方法論」を知っているだけではダメで、「適切な考え方」に基づいてその選択が出来ることがトレーナーに必要な能力だと考えています。
あなたの大切なカラダを僕に任せてもいいと思ってくださる方がいれば、気軽にご連絡ください。
あなたに合った「適切な方法」でカラダを変えるお手伝いをさせていただきます!
では、またー!