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「宇田川源流」 中華人民共和国は着々と戦争の準備を進めていても日本では全く話題にならない不思議

2021.07.05 22:00

「宇田川源流」 中華人民共和国は着々と戦争の準備を進めていても日本では全く話題にならない不思議


 数年前の話である。日本が集団的自衛権という話をして、なにか訳が分からない人々が国会の前に行って、戦争反対といって大騒ぎをしていた時の話である。集団的自衛権をしなければならないような敵はどこかという問いかけに、保守派、集団的自衛権推進派は「中国が仮想敵である」として南シナ海の環礁埋め立ての話や、尖閣諸島の話をしていた。しかし、集団的自衛権反対派の人々は、「中国が攻めてくるはずがない」などということを言っていたが、しかし、実際に軍拡を進める中国に関して、数年たった最近になってみると、何も話が出てこなくなってしまう。あの時「中国が攻めてくるはずがない」といっていた人々はいったいどのような感覚になるのであろうか。

 相変わらず日本のマスコミに関しては、全く「言論の身勝手」「言論の無責任」を体現している。はっきり言ってしまえば、中国が攻めて来る準備をしていることについて、誰かが何らかの責任を取るのであろうか。

 さて、その中国は徐々に軍拡を進めている。

 まずは南シナ海の環礁埋め立てに関しては、何をするのかということになる。同時に、その埋め立てだけではなく、アメリカとロシアで禁止していた中距離核ミサイルは、中国が最も多く持っているのである。確保保有だけではなく、「月」「宇宙ステーション」「南極」などの軍事利用ということに関しても、本来は国際条約で禁止されているにもかかわらず、軍事利用化を進めている。日本のマスコミはそのようなことから国民の目をそらせて、中国や韓国の事を持ち上げるような報道ばかりしているし、また野党の枝野幸男や小沢一郎、そして自民党の二階俊博幹事長まで、中国共産党の100周年に祝電を売っている状況である。

 本当にそれでよいのか。考えてみなければならないのではないか。

中国、大規模なミサイル格納庫網を建設中か 衛星画像で判明

 香港(CNN)中国が西部の砂漠地帯で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の地下格納庫とみられる施設の大規模ネットワークを建設していることが分かった。専門家は、アジアの米軍計画立案者の状況に変化をもたらす可能性があると指摘している。

 ミサイル施設は120基の格納庫で構成され、米本土に到達可能な兵器が収められている可能性もある。調査はジェームズ・マーティン不拡散研究センターの研究者が、商業衛星企業プラネット・ラボから提供された衛星画像を使って実施した。

中国の核兵器に詳しいジェフリー・ルイス氏によると、過去4カ月の間に撮影された衛星写真と直近1週間の画像を比較したところ、甘?省の数百平方キロの範囲に広がるミサイル施設が見つかった。ルイス氏は格納庫を最初に発見したデッカー・エベレス氏と共同で画像を調査した。

 両氏の調査結果については、米紙ワシントン・ポストが最初に報じた。

格納庫の建設はまだ完了してない。ルイス氏は2日、CNNに対し、工事の大半は過去6カ月の間に行われた可能性が高いと指摘し、「驚くべき建設ペースだ」と話している。

 新たなミサイル施設の建設が報じられたのは、中国の習近平(シーチンピン)国家主席が共産党創立100年の記念式典で演説する前日だった。習氏は演説で、中国の台頭は「歴史的に不可避」だと述べ、中国はもう外国による「いじめ、圧迫、隷属」は受けないと主張した。

 研究者は格納庫とみられる施設120基を特定したものの、現在もしくは将来の使用を示す情報はない。ただ、専門家は3キロ間隔で格子状に配置されたサイロについて、中国のICBM「東風(DF)41」の格納に使われる可能性があるとの見方を示す。

戦略国際問題研究所(CSIS)のミサイル脅威プロジェクトによると、DF41は推定1万2000~1万5000キロの射程を持ち、それぞれ独立した目標を設定した核弾頭を最大10発搭載できる。

同プロジェクトのウェブサイトは「(DF41は)30分以内に米国に到達できるようになると予想されている」と指摘する。

中国は2019年、移動式発射装置に搭載したDF41を公開したものの、実戦配備はまだ確認されていない。

2021年7月3日 11時10分 CNN.co.jp

https://news.livedoor.com/article/detail/20469747/

 さて、中国が核武装していること自体はわかっている。また中国は国連において拒否権を持った常任理事国である。しかし、本来はその大国としての責任は、他の国の風葬などを抑え、世界の警察として尽力することであり、自分の国のはk念を世界において広めることではない。

 また大国であるということは、当然に、発展途上国やそのほかの国に信用される必要がある。信用と信頼のない大国などはあり得ない。

 東南アジアや中東、アフリカなどに行けば、「中国は嫌いだが、金を持っているから従わざるを得ない」というような声が多く、逆らえばムガベ(故人・元ジンバブエの大統領でアフリカ連合の代表も務めたが、中国の債務の罠に対抗することによって、ジンバブエで中国主導の軍事久―レターが発生し、獄中で死ぬ)のようになってしまうということになる。つまり、債務の罠に繋がれてしまうということになる。

 ましてや今回のコロナウイルスでは、ワクチンが必要になる。そのワクチンも効くかどうかわからない状況の者であり、中国製ワクチンの接種があってもコロナウイルスの感染を防ぐことができない状態であるにもかかわらず、そのワクチン外交を進めているのである。

 その国が今行っていることが「ミサイル武装」である。

 中国の場合は「ミサイルの飽和作戦」というものである。日本や、アメリカがミサイルを打ち落とすためのミサイル。つまりPAC3などを武装したとしても、それは数百発しかない。つまり、その防御ミサイルの数以上のミサイルを撃ち込めば、確実に当たるというものである。ミサイルは「技術の問題」ではなく「数の問題」になっているということになる。

 研究者は格納庫とみられる施設120基を特定したものの、現在もしくは将来の使用を示す情報はない。ただ、専門家は3キロ間隔で格子状に配置されたサイロについて、中国のICBM「東風(DF)41」の格納に使われる可能性があるとの見方を示す。

戦略国際問題研究所(CSIS)のミサイル脅威プロジェクトによると、DF41は推定1万2000~1万5000キロの射程を持ち、それぞれ独立した目標を設定した核弾頭を最大10発搭載できる。<上記より抜粋>

これで友好国といえるのか。この報道はアメリカのワシントンポストであるから、アメリカを中心に行っているが、日米同盟がある中で、アメリカがいなくなれば、日本は支配されてしまう。つまり、共産主義世界革命が成立し、そして世界が習近平に支配されるということになる。日本人は当然に奴隷になる運命なのだが、それを望み人はだれなのか、わかるのではないか。