ひなん
365日
BAの絵手紙🌟歳時記
7月6日
2020ねんと
2018ねんの2回も
避難した日が今日 7月6日
大雨洪水の日
ちなみに
2020ねん去年は
6月27日にも 避難した
ことしは きっと大丈夫
ハザードマップを
くまなくみて
どんなに安い土地があっても
氾濫区域は はずしたはず
しかし
うちは
風が強い
なんでも吹き飛ぶ
物干し竿はもちろん
蓮も 菖蒲も 折れ曲がる
家が吹き飛ばなければ
いいじゃないか
避難グッズも
避難の仕方も
ベテランだ
3年間 水害の町に住み毎年避難した
同じマンションの人は誰一人避難せず
バタバタするのは
うちだけだった
理由は
川が氾濫してなくても
あれだけ浸かるのに
氾濫したら
建物の5階までつかる
ハザードマップの場所だったから
小さい子が
3人いて
夜中に眠っているうちに
水位があがれば
逃げれないから
安いビジネスホテルを
早急に探し避難するが
安いけれど
お金はかかる
大丈夫やろーと言っても
さいごまで譲らないのが
りおん
なんかあったら
どうするの?
じぶんは
筑後川をわたり
5、6時間かけて
車が水につかりそうに
なりながら
家に帰ってきた経験もあり
怖さを体験しているせいもあるが
まさかの想像力で
家族を納得させるパワーもいる
7人の避難というと
赤ちゃん連れで
一大事だ
めっちゃ大変。
はじめの避難の日は
ある程度 準備していたのに
2時間かかった
家でるまで
もう、前の道つかっとるよ!
と急かされた
今じゃ
モンゴルのゲルまで運べる
放牧民のように
なれている
備えがあっても
体験がなければ
思うようには動けないし
判断力が半端なくいる
ひとりやふたりなら
身軽かもしれないが
年齢、場所
とにかく
あの日 家は浸からなかったけれど
となりの佐賀では
まさかの 浸水の報道に
逃げてよかったって思えた
つかりだしてから逃げても
道が通れないから
危ない
早めの避難は
ぜったい邪魔するやつがいる
誰とは言わんけど
大袈裟なって
バカにする
そしてあわてる
おい!
ヤバイぜ
早よ逃げな、そこ通れんぜ!
みんな
罵声を浴びさせられながらも
黙って 準備しながら
ガマンするのだ
家族全員が
日ごろからの危機感を
共有しておかなければ
ケンカになる
2度目もまだ
だんだん
そこまで 足を引っ張らず
動いてくれるようになったっけ
これも じぶんが
車でつかりそうになり
前の車が動かなくなるのを
体験したから
こんな体験したくはないけど
いのちを守る意識は
高いに越したことはない
やよね。