8月の対象作品はこちら!
学校がお休みの8月ですが、ぜひ息抜きに映画館にお出かけください^^
上映会は、2日(月)と9日(月)と30日(月)に開催します。上映会に来れないという方は、通常の劇場でもご覧いただくことができます。(ご鑑賞にはご登録が必要です!)
https://uedakodomocinema.localinfo.jp/pages/5060146/page_202107011037
作品の詳細は以下をご覧ください!
藍に響け
“ 私たちは まだ 夢中になれる ”
人とうまく繋がることが出来ない女子高生たちが「音」で自分の世界を変えていく
[上映日程]8月2日(月) ①10:00~
[あらすじ]松沢環はミッション系お嬢様学校へ通い、幼馴染みの佐伯美鈴とは富裕層らしい日常を過ごしていた。しかし、父の会社が倒産し、バレエも辞めることになる。友人にも言えず、行き場のない想いを抱える環は、ふと聞こえてきた音の振動に吸い寄せられる。そこでは、新島マリアが和太鼓を叩いていた。その音は力強く豊かで彼女自身の心を表すようだった。声帯損傷で言葉を話せないが明るく、和太鼓を自分の言葉のように叩くマリア。マリアの積極的な誘いにより、いつしか心が動かされ、和太鼓部の扉を開いた環だったが……。
[2021年/日本/アメリカンビスタ/117分]
出演:紺野彩夏、久保田紗友、永瀬莉子、板垣瑞生、小西桜子、山之内すず、茅島みずき、吉田凜音、川津明日香、山本亜依、カトウシンスケ、濱田マリ、須藤理彩、筒井真理子、吹越満
監督:奥秋泰男
原作:すたひろ「和太鼓†ガールズ」(双葉社刊)
配給・宣伝:アンプラグド
©︎すたひろ/双葉社 ©︎2021「藍に響け」製作委員会
いとみち
“ 少女よ、駆け抜けろ! ”
先の見えない時代に贈る、至上の人間賛歌
鬼才横浜聡子監督が「市井の人々」を描いた最高傑作
[あらすじ]青森県弘前の高校に通う相馬いと。三味線を弾くときに指にできる糸道が名前の由来である彼女は、祖母や今は亡き母から引き継いだ津軽三味線を特技としているが、強い津軽弁訛りと人見知りのせいで、本当の自分は誰にも見せられず、友人もいない。そこで思い切って始めたアルバイトはメイドカフェだった。そこで、少し怪しげな店長、シングルマザーの幸子、漫画家を目指す智美ら先輩メイド、そして、風変わりな常連客たちと出会う。父・耕一は、メイドカフェで働くいとを心配しつつ見守ってくれる。いとは本当の自分を解放し、自分らしく、色鮮やかな人生を織りなすことができるのか……。
[上映日程]8月2日(月) ②13:30~
[2021年/日本/ビスタ/116分]G
出演:駒井蓮、豊川悦司、黒川芽以、横田真悠、中島歩、古坂大魔王、ジョナゴールド(りんご娘)、宇野祥平、西川洋子
監督・脚本:横浜聡子
原作:越谷オサム『いとみち』(新潮文庫刊)
配給:アークエンタテインメント
©2021「いとみち」製作委員会
◎公式サイト:itomichi.com
デジモンアドベンチャー
ぼくらのウォーゲーム!
“ 誕生せよ!奇跡の究極合体デジモン ”
インターネットにひそむ最悪の敵を倒せ!
デジモン史上最強の2体が、ついに合体する!
[上映日程]8月9日(月)時間未定
[あらすじ]デジタルワールドでの冒険から太一たちが帰ってきて半年後。あの冒険が信じられないほど穏やかな日々を送っていた。ところが、ある日インターネット上で不気味なタマゴが誕生し、凶悪なデジモンへと進化、ネットを伝って世界中を混乱に陥れた!ネットの中で暴れまくるデジモンを、太一は倒すことができるのか。
[2000年/日本/ビスタ/カラー/41分]G
監督:細田守
企画:関弘美
原案:本郷あきよし
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン・作画監督:山下高明
声の出演:藤田淑子、坂本千夏、風間勇刀、山口眞弓
主題歌:「Butter-Fly」歌・和田光司(NECインターチャネル)
(C)本郷あきよし・東映アニメーション
(C)東映・東映アニメーション・集英社・フジテレビ・バンダイ
サマーウォーズ
「つながり」こそが、ボクらの武器。
[上映日程]8月9日(月)時間未定
[解説]『時をかける少女』の細田守監督が、同作に続いて脚本・奥寺佐渡子、キャラクターデザイン・貞本義行とともに描くオリジナル長編アニメーション。ひょんなことから片田舎の大家族に仲間入りした少年が、突如世界を襲った危機に立ち向かう姿を描く。
[あらすじ]数学が得意だが気弱な高校2年生の健二は、憧れの先輩・夏希に頼まれ、夏休みの間、彼女の実家で夏希のフィアンセとして過ごすことに。そんな時、健二はネット上の仮想空間OZで起きた事件に巻き込まれ、その影響が現実世界にも波及。夏希の一家ともども、世界の危機に立ち向かう。
[2009年/日本/カラー/114分]
監督:細田守
声の出演:神木隆之介、桜庭ななみ、谷村美月、富司純子
主題歌:山下達郎「僕らの夏の夢」(ワーナーミュージック・ジャパン)
©2009 SUMMERWARS FILM PARTNERS
◎公式サイト: s-wars.jp
アニメーションの神様、
その美しき世界 Vol.2&3
川本喜八郎、岡本忠成監督
特集上映(4K修復版)
“ アニメの国宝 ” を再発見する
日本の伝統芸能を人形アニメーションに進化させた世界的巨匠・川本喜八郎 没後10年、
多彩な技法を駆使してアニメーションの可能性を開拓し続けた名匠・岡本忠成 没後30年記念企画
[上映日程]8月9日(月)時間未定
[解説]優れたアニメーション作家にスポットをあて、その素晴らしい作品を最新の技術で修復・発掘することを目的としたWOWOWプラス(旧IMAGICA TV)の「アニメーションの神様、その美しき世界」シリーズ。第一弾として2017年にロシアのユーリー・ノルシュテインを取り上げ、全国で上映し大好評を得ました。その第二弾、第三弾として、日本のアニメーション発展に大きく貢献した二人の映像作家・川本喜八郎(1925-2010)と岡本忠成(1932-1990)の特集上映を行います。いずれもノルシュテイン同様、ストップモーション撮影(コマ撮り)による立体アニメーションの分野で比類なき功績を残した世界的巨匠です。
川本はストップモーションアニメの先進国チェコでイジー・トルンカに学び、国際的に評価される数々の傑作を残したほかTVの歴史人形劇や海外との合作でも知られています。一方、岡本は木・皮・布・毛糸・紙・粘土など多様な素材を用いて、主に子ども向け作品の分野で斬新な表現を追求し続けました。川本が能・文楽・日本画の様式を用いて、人の心の闇を幽玄の美の極地から描く作風とするなら、岡本は民話・民芸品・唄・方言などを組み合わせ、ユーモアに溢れつつも心に染み入る温もりを感じさせる作風といえるでしょう。それぞれ日本の典型性と民俗性を表現した稀有なアニメーションであり、それゆえに世界に誇れる文化遺産です。
2020年に川本の没後10年、岡本の没後30年を迎え、作家・作品の歴史的価値を再評価・継承するタイミングとしても絶好の機会です。上映するのはそれぞれの代表作5本ずつ合計10本・2プログラムで、全ての作品が日本の最新技術による4Kデジタル修復版(2K上映)となります。ぜひ、映画館であなただけの“アニメの国宝”を発見してください。
■上映作品
Aプログラム:川本喜八郎作品(5作品80分)
「花折り」(1968年/14分)
「鬼」(1972年/8分)
「詩人の生涯」(1974年/19分)
「道成寺」(1976年/19分)
「火宅」(1979年/19分)
Bプログラム:岡本忠成作品(5作品78分)
「チコタン ぼくのおよめさん」(1971年/11分)
「サクラより愛をのせて」(1976年/3分)
「虹に向って」(1977年/18分)
「注文の多い料理店」(1991年/19分)
「おこんじょうるり」(1982年/26分)
提供:株式会社WOWOWプラス
配給:チャイルド・フィルム
宣伝:プレイタイム
◎公式サイト:wowowplus.jp/anime_kamisama2-3