6月のフォルマシオン・ミュジカルレッスン小学3・4年生クラス
こんにちは。
江戸川区、一之江、葛西、古川親水公園近くのリトミック、ソルフェージュ、ピアノの教室、須賀恵ピアノ教室です。
いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます。
約3ヶ月に1回行っているグループレッスンですが、今回もコロナにより、個別レッスンとなりました。
今回の小学校3・4年生クラスのテーマは「ワルツとメヌエットの違い」についてでした。
ウォーミングアップは、ソルフェージュから。
①私が歌った音形の反対を歌う
例:「ドレミ」→「ミレド」
②音階を歌う
・2音列(ドレ・レミ〜)
・3音列(ドレミ・レミファ〜)
・4音列(ドレミファ・レミファソ〜)
・5音列(ドレミファソ・レミファソラ〜)
これを全部1拍の中に入れて歌います。
なので、5音列にもなるとかなり早口になるので、音を上げている生徒さんもいました〜。
ここからフォルマシオン・ミュジカル(楽曲を使ったソルフェージュ)のテキスト
「音楽の魔法1」巻を使って。
これは、フランスの子どもたちが音楽の専門学校で使われているテキストで、1年生向けです。
(結構レベルが高いです。)
日本で言うと、音楽教室ですが、フランスでは国立で国家資格を持っている先生だけしか教えられないそうです。
このテキストの7課、ワルツとメヌエットの違いを学習する課です。
最初にワルツってどんな踊り?
知らない子が多かったので、こちらの動画をシェアします。
ウィンナワルツの本場、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートの動画です。
そしてテキストで扱った曲、チャイコフスキーの「眠れる森の美女」。
チャイコフスキーは1840ー1893のロシアの作曲家で、音楽の歴史で言うと、「ロマン派」と言われる時代の作曲家です。
日本で言うと江戸時代末期から明治時代にあたります。
1841年は天保の改革があり、1853年にはペリーが浦賀に来航しました。
外国ではアヘン戦争があった時代です。
「眠れる森の美女」1890年にはバレエ音楽として作曲されました。
バレエのダイジェスト版の映像です。
眠れる森の美女のワルツです。
このバレエの中に出てくるワルツを聴きながら、手を打ってもらいまいした。
1は膝、2・3は手をパチンと打ちます。
結構早くて大変ですね。
次にメヌエットを聴いてもらいました。
このメヌエットはバロック時代の曲で、バロックダンスと言われるダンスです。
曲のテンポが、こちらの方がゆったりしています。
この演奏している楽器についてもお話しました。
「どんな楽器だと思う?」と聴いたら、「ハープ」「ギター」と答えてくれた子もいました。
正解は「チェンバロ」です。
「ハープシコード」ともいいます。
この楽器は弦を弾いて音を出すので、そういう意味では「ハープ」や「ギター」と音色が似ていますね。
チェンバロについてはこちらのサイトも参考にしてください。
ワルツとメヌエットの両方を聴いてもらったところで、ピアノの即興で、ワルツとメヌエットを拍子を打ちながら聴いてもらいました。
曲のテンポの違いの他に、伴奏形の違いもあります。
ワルツはいわゆる和音をブンチャッチャッと弾くパターンですが(「ホモフォニー」→メロディーと伴奏の形式)、メヌエットはポリフォニー(複旋律音楽)なので、伴奏形ではなく、メロディーのようになっています。
充分体感したところで、音楽の魔法のCDを聴いて、聴こえた音楽がメヌエットかワルツか答える聴音をしました。
どの生徒さんも、よくできていました。
こうして、体感しながら学ぶと、印象に残りますね!
教える私自身も勉強になりました。
好評です!
ピアノレッスンが脳に良い影響を与えることについて書いた記事
育脳ピアノレッスンの教科書の記事はこちらからどうぞ。
教室のご案内動画
ただいま、体験レッスン受付中です。
現在ご入会いただくと、11月の発表会に出演していただけます。
ご希望により、オンラインレッスンも行っております。
現在、近隣の二之江小学校、一之江第二小学校、瑞江小学校等からお通いいただいています。
人気の時間帯16時から18時があと1枠になりました!
お早めにお問い合わせください。
おすすめ動画
育脳ピアノレッスン
ピアノを習ったら、子どものわがままやイライラがなくなった!
https://youtu.be/jA8594Dr4uU