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手作りコスメのメリット・デメリット:1

2021.07.16 06:41

Aroma Enneのメニューにもある「アロマクラフト」。


これは、精油や芳香蒸留水・キャリアオイル・クレイ等の自然由来の材料を使って

精油を薬理的に利用した虫よけスプレー・虫刺されジェル・かゆみ止めなどのアロマジェルだったり

美容系なら美容ジェル・化粧水やオイル・クリームなど自分で手作りすることです。


美容系のアロマクラフトや、クレイファンデーションもクレイに芳香蒸留水や精油も使用するので手作りコスメと言えますね!

ほぼ私自身が実際に作って使用してきてこれは良い!と思ったものだけを

できるだけ作りやすく、安全面も考慮した素材を厳選してメニュー化しています♪

私も手作りコスメを使ってきて、精油の作用が良いのはもちろん、

アラフィフという、あれもこれもどうにかしたい!塗ったくりたい!と悩み多き欲張りな年頃でも

必要最低限のシンプルケアだけで肌の調子が良くなるんだなぁ~と実感しています。

そんなワケで個人的に手作りコスメはおススメではありますが、

個人差もあるし知っていただきたいこともあるな~と思い

今回は手作りすることのメリットとデメリットを書いてみようと思います。


【メリット】
・質が高いコスメを低コストでいつでも新鮮に作れる
・肌負担のない素材で肌本来の働きを取り戻し、キレイな素肌になれる
・季節や自分の悩みに合わせて自由にカスタマイズできる
・作る喜び、自分のために愉しむ時間を得られる


アロマクラフトや手作りコスメを語る上で切り離せないのが、じつは「法律」

え~?なんでアロマにコスメに法律なんかがーっと思われるかもしれません。

正式名称「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」(長っ)

略して「薬機法」と言われる法律です!(昔は薬事法と言ってたやつです)


市販で購入することができる化粧品は「化粧品認可」であることが大前提。

認可のない化粧品、手作りコスメつまりアロマクラフトも作ったものを他人に”販売”したら法律違反です。

(あまり知られていないせいか、よく作って売って~と言われますが…それができない理由はここなんです…😂)


ではここで改めて「化粧品」とは?! 法律で以下のように定められています。

人の身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、容貌を変え、又は皮膚若しくは毛髪をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布その他これらに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう。
『Wikipediaより』

1番重要視されているのは「安全性」。

なので、人体への作用が緩和なもの=影響が少ないものとなり、効果があるのもの(=この定義は「医薬品」に限られます)は逆に認められてません。

浸透するのも「角層まで」とも定められています。

いろんなCMやキャッチコピーをみるといかにも良さげ!なものも多いですよね。

「肌の奥へグングン浸透!」といかにも深く真皮まで届きそうなイメージであっても「※角層まで」と、目立ちにくい端っこの方にすんごい小さく書いてあります。

そして化粧品の価格には、材料費以外にこういったCM広告・販促代が(大きな割合で…)入ってきます。

決してお値段に中身が比例しているとは限らないものなのですね…


”化粧品とはなんぞや”を知ると、きっと選び方や見方も変わってくると思います。

基本のアロマレッスンでもお伝えしてますが、みなさん衝撃を受けるトコでもあります😱

▲角層(角質層)・・・死んだ細胞の集まり。ってどこまで?!(答えは次回)


・質が高いコスメを低コストでいつでも新鮮に作れる

市販の化粧水も成分名は載っていてもそれが何%の割合で配合されているかは不明です。

9割以上の割合を占めるのは「水」「防腐剤」がほとんど。

自分で手作りする場合は、有効成分を自分に合った濃度にしたり防腐剤もゼロか最低限の量にしたり…

消費期限を考慮してだいたい1ヶ月分だったりするので、毎月新鮮なもので肌に触れることができます。

市販品なら何万円もするような成分でも同等いやそれ以上に?材料費だけなので安く作れちゃいます。



・肌負担のない素材で肌本来の働きを取り戻し、キレイな素肌になれる

・季節や自分の悩みに合わせて自由にカスタマイズできる


もうこれは手作りの最大のメリットですね!

実際、手作りコスメを使用してる人は肌がキレイな人が多いなぁって思います!

なぜ?!

市販の化粧品は薬機法で「未開封で3年品質保持」と定められてるので、必ず防腐剤が入ります。

また「無添加」「オーガニック」と謳う化粧品も、ある特定の成分を入れない、

または特定の成分が1つでも無添加・オーガニックであれば、そう宣伝ができるようになってます。

なので、表示成分を確認するとそれ以外は防腐剤・界面活性剤など余計なケミカル成分ががっつり入ってたりもします。

(キャッチコピーじゃなくて、表示成分を見ることが大事ですよ)


毎日使うものを手作りすることで、どんな素材を使うかがわかるのはもちろん

自分の肌質や悩みに合った素材を選び、有効成分も必要な濃度で入れられます。

できるだけ肌負担の少ないものを選んでいくことで、肌本来の働きを生かすことができるから

肌がキレイになる人が多いのかなっと思います。



・作る喜び、自分のために愉しむ時間を得られる


そして何よりも、この部分。とっても大事なことかなって思います。

手作りする時点でちょっと非日常であったり、どんな素材・香りがよいのかなぁと

自分の肌だけでなく心・カラダにも思いを巡らして作る。

特にアロマテラピーでは、その時の精神状態や調子によって選ぶ香りが変わってきたりするので

今の自分がどんな調子なのかを感じて知ることもできます。


あえて”楽しむ”じゃなくて”愉しむ”とするのは・・・

「愉」の部首は”りっしんべん” これは「心」を表す字。


忙しい日々の中でも、自分のためにちょっとだけ手間をかけて、心の想いや気持ちを楽しむ時間。

自分軸にリセットするひとときが得られるといいなって思います。

ちょっと長くなってしまったので、手作りコスメのデメリットについては次回に。

▼▼続きは下のリンクから▼▼


最後までお読みいただきありがとうございました。

アロマ&クレイ・キッチン蒸留 教室 

@宇都宮 Aroma Enne(アロマエンネ)