認知症
2017.01.23 07:21
65歳以上の認知症は全国に462万人、軽度認知症害を含めれば862万人で4人に1人が有するそうです。(厚生労働省2013年発表)
団塊の世代が75歳以上になる2025年には軽度認知症害を含める方が1000万人を超え、65歳以上の2~3人に一人は認知症とその予備軍に当てはまることになります。
ですので、どの家庭にも認知症の家族を抱えるということになります。
認知症の定義として「いったん正常に発達した知的機能が持続的に低下し、複数の認知障害があるがために社会生活に支障をきたすようになった状態」とあります。
交通事故の後遺症などで発症するケースなどもありますので、若い方の認知症もあり、誰にも起こりうる脳の病気です。
認知症症状には必ず中核症状というものがあり、記憶障害・判断力低下・見当識障害・言語障害・失行・失認などがあります。
そして、不安・抗うつ・徘徊・不眠・妄想という周辺症状が現れます。
近くにいる家族がまず変化を感じる事がとても大切です。
認知症の検査は色々ありますが、誰でもできる簡単なテストがあります。
誰もが認知症について正しい知識をもち、認知症の人や家族を支える手立てを知っていればみんなで守ることが出来ます。
現在、厚生労働省が推進する「認知症サポーターキャラバン」が全国の市町村で誕生しています。
地域で認知症の方やその家族に対して偏見をもたず温かい目で見守る応援者を増やす取り組みです。
今後当院でもサポーター養成講座を開催する予定でありますので、ご協力頂けます方がいらっしゃいましたら是非ご連絡下さいませ。
はりきゅうanby治療院