心のなかはゴミだらけ?
前回、「なぜ瞑想するのか?」について投稿しました。
内側には、お宝が眠っている。
そして、それを外側の世界でそれを楽しむ。
ということを書きました。
ほんとうにお宝があるの!?
目を閉じても、落ち着かない
イライラする
心のなかは心配事ばかり
せわしなく、なにかに追われている
お宝どころか、心のなかはゴミだらけのようだ……
今度は目を開けて、外側を見る
目に入るものは、争い、摩擦、悲惨なできごと。
耳に入るのは、いらない情報や騒音ばかり……
内側にも、外側にも自分も満たしてくれるものはなにもない。
そのように感じるかもしれません。
TM瞑想は、無理をしたり、心をコントロールしようとしません。
これが大きな特徴です。
TM瞑想をしていても、心のなかからゴミのようなものは出てきます。
しかし、いつの間にか気づくと、そのゴミはなくなっています。
あんなにリアルなゴミが自分を捉えて、離さなかったのに……
何事もなかったのように、静かに消えていくのです。
一瞬で消えることもあります。
カラオケやお酒を飲んで、一時、物事や問題を忘れるのとは大違いです。
繰り返し繰り返し、瞑想を続けると、もっともっと内側がきれいになってきます。
そして、TM瞑想は、心をきれいにするだけでなく、体も同時に浄化していきます。
心と体、両面から確実に変化します。
内側がきれいになれば、もっとお宝が発見しやすくなります。
内側が整えば、外側での活動が自然に変わります。
見える世界がまるで変わります。
あんなに救いようがないように思えた世界が、輝いて見えてくるのです。
世界は、最初から、こんなに調和が取れ、美しく、尊いものだ!
そのように思えてきます。
自然にです。
続ければ続けるほど、一歩一歩、確実に変わります。
深く、長い伝統に支えられた瞑想とは、これほど深遠で力強いものかと気づかされる日々です。