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川合材木店 BLOG

家族信託

2021.07.09 03:10

ーーー社長のつぶやきーーー


そのときは突然来ます。一人親が坂道を転がるように認知症になっていくのです。


親は強くていつまでもいるものだと思っていた私にも、

いずれはこのようなことが起こることを知ってはいた。

しかし、いざ自分のこととなることをあまり意識しませんでした。


家族信託とは主として財産の実質的な権利者の親とその子の間で

活動範囲を決める仕組み作りです。

そのため、この目的を「資産管理」と「資産継承」に絞って考えています。

そしてなにより計画内容が大切と認識しました。


家族信託は後見人より出来る範囲が狭いが、親が認知症になる前に準備することで、

早めの信託契約で安心を得られますし、大切な財産を凍結させないためにはこの信託方法が有効です。


家族信託とは判断能力のあるうちに、大切な財産を判断能力がなくなる前に

信頼できる家族に託すことです。

一旦認知症になると本人の同意を取り付けるというのはハードル非常に高くなる。

土地や住宅は一人住まいの親が介護施設に入るときには不動産の売却は考えてなかったが、入居後に認知症になるケースでは不動産の売却が困難である。

認知症になる前には、人間はその後のことを考えないから事前に家族信託を薦めてもそれに取り掛かろうとする人は少ない。

認知症になってから不動産の売却という判断が出来ないないから売却には至らないのです。

悪意を持った親族がいることもあるでしょう。

意思能力のない人の取り引き行為が「無効」になっております。

不動産(土地・家屋)を動産(現金)にすることで、売買や、管理部門として施設費を容易に取り扱いが出来、介護費用も扱い易くするのです。


ここにきて、高齢者社会、少子化、人の流出が続く今、一人親が住む住宅が確実に増え、

同時に 広い情報量を的確に判断できる高齢者が増えたことも事実です。

お陰で懸命な判断力を持って家族信託を考える機会がある人が増えたのです。

後見人制度との違いを研究してください。