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こどもの にほんご

漢字作文

2021.08.17 22:00

今までに勉強した漢字の中から5つ選んで、その漢字を必ず使って作文を書くというのが、漢字作文です。

文を書く時に、ひらがなばかりでなく、できるだけ漢字も使って書けるようになってもらいたいのですが、なかなか難しいですよね。

作文として、ある程度まとまりがあって内容もある文章を書くことは、海外で育つ子ども達にとっては簡単な作業ではないので、この漢字どんなだったっけ?と思い出しているうちに、頭に浮かんだ文章を忘れてしまうようなことがきっとあるだろうと思います。

ですので、普通の作文を書く時は、どちらかと言うと内容や文法(助詞や接続詞等の正しい使い方)重視ですが、これは漢字を文章中に使うことを意識するのが目的なので、内容は意味が無くても問題ありません。作り話でも何でもいいですよと伝えてあります。

漢字を選ぶ時に、この漢字で作文を書くと先に言ってしまうと、子ども達は簡単な漢字ばかりを選んでしまうかもと思ったので、これから何をするのかを言わずにまず漢字を決めてもらいました。

そして、自分で選んだ漢字5つを見て、語彙を連想し短いお話をその場で書いてもらいました。

漢字の読みと意味、熟語を習得していないと、文章中に使えませんので、簡単ですが結構考える必要があり、良い練習になると思います。

最初は漢字の数は少なめにしていますが、慣れてきたら少しずつ増やす、熟語も使う、選んだ漢字以外にも漢字を使う、こちらで使う漢字を指定する等、少しずつ難易度も変えられます。

クイズ感覚で楽しくやるのがコツかなと感じました。


2011年生まれ 女児

兄、皿、戸、血、一

兄がお皿をさげにいきました。

戸をあけると、血だらけになった一ろう(一郎)がいました。


2014年生まれ 女児

七、火、耳、丸、下、肉

七月の火よう日、七人の耳のながい小人がいました。

丸太ごやのテーブルの下で、肉を見つけました。

そしてみんなでなかよくたべました。