「入社初日から有給休暇導入」のニュースを見ながら・・・
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キズカスカンパニーの加藤です。
先程、<規制改革部会>
入社初日から有給休暇を 法改正提言へ
との報道が出ていました。
内容は下記のとおりです
(ヤフーニュースより)
政府の規制改革推進会議の
人材作業部会は24日、
有給休暇を勤務開始日から
取得できるようにすることを
会社に義務づけるよう労働基準法を
改正すべきだとの意見をまとめた。
近く推進会議で正式に決定し、
厚生労働省に提言する。
現行法では「使用者は6カ月
継続勤務した労働者に対して
10日の有給休暇を
与えなければならない」と
規定しており、会社は
入社半年未満の社員に対し、
有給休暇を与えなくてもよい。
作業部会は「就職したての労働者が
不利に扱われている。
転職への阻害要因にもなっている」と
指摘し、見直しが必要と判断した。
初日からとなっていますが、
実際には、14日(事前退職勧告不要期間)を
超えてからという流れになるような
気がしますが・・・
例えば・・・
「入社初日。
入社式に出ることがプレッシャーとなり
体調を崩して休んでしまった。」
そのまま、一度も出社することなく
1か月後、自主退社。
ありがちなパターンですね。
この法案のとおりになれば、
会社は給与(有給消化含む)を
全額支払う義務が、
出てくるということですね。
残業が多ければ・・・ブラック企業。
仕事で負荷をかければ・・・ パワハラ
大企業ならまだしも
日本の会社の90%以上は
個人事業主や中小の法人。
入社初日から、1日7~8時間の中で
ハイパフォーマンスを
出し続けてくれる社員が
現れてくれれば、問題ありませんが。
実際、私が新卒で入社した時。
最初の1~2週間は、
同じ職場で働く人の
名前を憶えるのが
やっとだったように
記憶しています。
中小企業には、また負担が
増えそうですね。