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HIKARU's Ownd

ネガティブな部分

2017.01.25 04:58

なんだか、今までの投稿とかお会いする人たちからの反応を聞いたりしていると、僕の話が美談になってしまいそうな印象があったので、改めてネガティブな面にも触れておこうと思います。凄く偏ってるかもしれないので、あくまでも僕の個人的な意見としてお読み頂ければと思います。



元々、ぼくは高校から浪人して、大学でも留年してます。

そこまでパッとしない学生生活だったと思います。


ただ、就活が一つの転機になって、「世界に革変を起こしたい」と思って頑張って就活してたら(ここらへんは色々と割愛)サイバーエージェントに運良く入社させてもらえました。

でも、そんなサイバーエージェントで周りは優秀な社員ばかりで、全然成果出せてなかったわけです。

優秀な同期や若手は子会社社長だったりどんどん活躍してのし上がっていき。

かたやそれを悔しい思いをして指をくわえて見てる自分。

レッテルを貼るとしたら僕は完全に負け組なわけで。

どこか別の会社行こうかな、とか意気消沈しながらももがいてきたように思います。

逃げの感情ですね。



サイバーエージェントは本当に素晴らしい会社で、辞めた今でも強くそう思います。

良い意味で、居心地が凄くいい。

「このままずっとこの環境もありかも」と思ったりもしてました。辞めるつもりなんて無かったし。(こんなヌルい発想は僕がそうだっただけで、他の社員はそうは思ってないと思うけど。)

すごく大企業病的な発想。

でも、ちょっと待てよ、と。

就活時代に「大企業なんて絶対やだ」とベンチャーを選択肢にしてきた自分からしたら、一番なりたくなかった自分がそこにいたわけです。

「せっかく入った良い会社にずっと居たい」

「こんな良い環境手放したくない」

とか思ってました。



だせー。。。



そこからは悔しさとか惨めさとか、色々な感情をごちゃ混ぜアヒージョにしながら迷いまくり。

「このままで終わるのは悔しい」

「ネガティブな感情で出るのは嫌だ」

とか思いつつ、でも足元の成果は全然出てない。

自分でもどうしたら正解なのか良く分かってませんでした。



そんな頃、ある先輩と出会って、「自分の好きなことしてみよう」って発想になるわけです。(ここも色々と割愛)

今まで平日は深夜まで、土日もずっと仕事で(仕事大好きだったからなのだけど)。

そんな環境をちょっと変えて、映画行ってみたり、仕事一色から抜け出してみよう、と。

旅行とかいいなー

遺産とか見ながら世界一周してみようかなー

とか。

でも、観光って元々好きじゃないんですよね。

高いお金払ってわざわざ絵合わせゲームに行く趣味なんてないし。

だったら、もっと行った土地に埋没してどっぷり浸かってみたい。

自分発信でアクション起こしてそれがどんな結果に繋がるのか感じてみたい。

でも欧米(先進国)はあまり興味無かった。

そこらへんから、途上国でアフリカとかアジアが選択肢に入って来て、今の考えの原型が出来上がってきました。



ここらへんから考えは一気にポジティブに転換。

「誰かのためになることしよう」みたいな。

「アフリカで井戸とか掘るのどうかな?」とか。

自社でクラウドファンディングの子会社もあったし、IT系から一転してアフリカ行って井戸掘って周る人間とかキャッチーだな、と笑

でも、そこで色々と調べると、結構ネガティブな記事があったんです。

善意が誤った方向に作用してしまったり、そもそも押し付けの形で善意が悪用されていたりするわけです。



じゃあ何が正解なんだろう?

何が自分にできるのか、途上国での正解ってなんなのか。

そうやってモヤモヤ考えているところに、金城さんの本に出会いました。

ここは割愛したくないレベルですが、泣く泣く省略します。

一言で言うと、彼は『途上国にビジネスを仕掛けて、なおかつ現地の雇用も産み出している』成功者です。

これって、まさに理想形。

ぶっ刺さりました。


自分の今まで培ってきた社会人経験も活かせるのでは?とか思ってワクワクしたり。

自分がやったビジネスの形が、誰かの命を救っちゃってるかも、とか考えただけでクソほど興奮するわけです。

そこから、「まずはアフリカの貧困層とかで大きく雇用を産み出せる事業を起ち上げること」に決意が固まりました。

で、そこからはブレずに現在に至る、って感じです。

なんか説明がましくなっちゃいましたが、僕のアフリカ行きのスタートはこんな感じでした。