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2021.7.9.四谷アウトブレイク カラス79企画

2021.07.10 16:13

昨日は四谷アウトブレイクでダムダム団。

誘ってくれたカラス79、対バンの皆様、アウトブレイクの皆様、そしてそして、ご来場戴きました皆様、本当にありがとうございました!

ゆいちゃんの看板を撮りそびれてしまいました。

酔っぱらう前に撮ろうと思っていたのに。

今回もカラフル可愛いな看板でしたよ。


*セットリスト*

MC〜ロックンロールサービスがひとり足りません

1.ヘビイダメージ

2.スナイプ

3.(続けて)Jumbo Viking

MC

4.抗いて、狩猟へ(仁君ありがとう)

5.真実(ジャッ×8 ジャーン)

6.グラインダー


2回目のMCの内容は記憶に残っていません。

大体記憶に残さなくてもいいMCである。

今回、25分ステージということをすっかり忘れていた。

リハスタでは『抗いて、狩猟へ』をアカペラ始まりにしていたが、カットする事に。

ドラムが飛び出す『ヘビイダメージ』が1曲目なのは、久しぶりでは。

アウトブレイクは今回も長沢さんと千ちゃんタッグ。

つい先日演ったばかりなのでリハも本番もバッチリであった。

湿度が高かったので若干聴こえが違うねとじみちゃん鈴木さんと話す。

スタジオでも湿気がひどいと、音がももももっとしてしまう。

湿度による音の変化に気付くなんて、なんだかまともなミュージシャンみたいではないか。

ジンさんは特に言及してこなかったので、多分いつも通り人の話を聞いていなかったとみられる。

ここ2本のライブで、大体MC明けの3曲目くらいからカチッとスイッチが入る感覚がした。

メンバー全員が合致する感じ。

あくまで演者側のシャーマン的感覚なので、演奏にはさして関係がないとは思う。

でも、なんというか、演奏の総てにおいてクリティカルヒットをキメられ、そこに情念みたいな重圧がうまく押し出され乗っかった時、鳥肌レベルの空間が生まれるんだと思う。

演奏がヨレたとしても、それを凌駕する念を含み素晴らしいものになる事もある。

逆に、過剰な技術は広がりを抑制してしまう事も、大いにある。

絶妙なバランスではあるが、双方が万事エクセレントであるに越したことはない。

その為の練習であり、その為の息の合わせ。

そう、我々が目指すべくは、金でも名誉でもなく、ただただ、"滅茶苦茶にカッコいい"、である。

誰かにカッコいいね!と言われたら、志しが的を得て伝わったという事であり、確かに嬉しい。

だがしかし、それが目的ではない。

我々がこうしてステージに立つのは、褒められる為ではない。

自分自身が、滅茶苦茶にカッコいい何某かに成り得る瞬間。

そういう、肌が泡立つほどの恍惚を、ただ求めている。

付随するアレコレに妄念を許し、音楽をダシに使う輩が多過ぎて反吐が出る。

そういう愚者は、一目瞭然である。

カッコわるい。

音楽がどこかへ連れていってくれるだの、自分をあなたを救ってくれるだの、ゴチャゴチャ御託を並べ散らす奴が大っ嫌いなんだよ。

願うな。

祈れ。

ただ純粋な煩悩に一直線で在れ。

昨日はカッコいい演者しかいなくて、素晴らしい夜であった。

前日、泥酔ツイキャスで久々に大泥酔モードに覚醒した私。

起きてなお、まだ酔っている感覚が。

酒が残っていると時間の管理がトチ狂う。

味玉用の卵を買いにスーパーへ行き、折角だから唐揚げも作ろうと、安くなっていた手羽元も購入。

この時、午前11時。

家を出るのは、13時過ぎ。

お風呂タイムを考えると、買い出しなどしている場合ではない。

そう、この時、まだ酔っていたのだ。

脳みそくるくるパーの状態で、味玉を作り、前日めんつゆに漬けておいたブロッコリーを唐揚げにし、手羽元を時短調理すべく漬けダレに浸してレンチンする。

進んでいく時計を眺めながら、なんで私こんなにたくさん作っているんだろうと思った。

今日は企画か、スナックじゅんじゅんかな。

マッハで調理し、昨日焼いたパンを切り分けて半分冷凍し、なんとか12時半に浴槽に落ち着く。

風呂から出て髪を乾かし、高円寺駅発を諦めて新高円寺経由で行く事に。

入り時間ちょい過ぎ、リハには余裕な時間に四谷に到着。

なんだかんだで、ギリギリ間に合わせるタイプである。


そんなわけで、ダムダム団のテーブルには鈴木さんのきゅうりの漬けたやつがあった。

そこに私のおつまみ達が加わる。

謎の品数の多さ。

千ちゃんやロックンロールサービスのちくわさんに、また食べ物持ってきてるの!と笑われた。

そうです。

おつまみ持参系バンド、ダムダム団です。

私はそれまでのハッピッピ二日酔いがダウナーに変化し始め、すごくつらいはやく呑みたいとこぼしながら水を飲んで机にぐでっていた。

二日酔いは、酒で治る。

ダムダム団で最近共有された格言。

じみちゃんがリハに遅れていたが、HORIO CASABLANCAのホリオさんも遅れて我々の前にリハを演るという絶妙なタイミングで事なきを得た。

じみちゃんは着物の羽織りを着ていて、ちくわさんに

「コロポックルみたい。」

と言われていた。

私は新しい座敷童子みたいだと思った。

エメラルドグリーンの髪色とマッチして、とても可愛い。


そんなわちゃわちゃのうちに、開演。

1組目は、THE VOLTNUTS。

ロックンロールなスリーピース。

耳に残るメロディとノリやすい曲で、今回の企画の皮切りにピッタリだった。

実は昨年の7月9日、同イベントに鈴木さんジンさん私の3人でお客さんとして見に来ていた。

3年前から始めたカラス79とロックンロールサービスの共同企画だったのだが、諸事情により今年はカラス79の企画兼レコ発という形。

昨年は今よりも世の中がざわついており、来場者は少なめで配信がメインという感じだった。

ダムダム団泥酔勢は、アウトブレイク名物のナカが異常に多いホッピーで言うまでもなく大泥酔。

私が床にこぼしたホッピーを啜り呑みゆいちゃんに全力で制される一幕も。

その後の打ち上げではもっと酷い事態も起こったが、さすがにここには記せないので、鈴木さんが私の見た鈴木さん史上最大級に酷かったとだけ書いておく。

そんな思い入れもある企画に演者として呼んで戴けて、本当に嬉しいなと改めて思った。

2組目、HORIO CASABLANCA。

事前にこちらの都合でリハーサルの時間を交換して戴き、ホリオさんに感謝ですねと話していた。

結局ホリオさんも遅刻してきたので元に戻ったが、前述の通りじみちゃん遅延が相まってグッジョブに落ち着いた。

リズムマシンを鳴らしながら、サックスとのオール即興。

こういう感じのライブは聴き手を選ぶ節があるが、個人的にはとても楽しかった。

途中、ステージに呼ばれてギターを弾かせて戴いた。

が、渡されたエレキを手にして驚愕。

左手で弦を押さえるフレット部分がガッツリ削り取られ、弦はベース並みに緩ませてあり、尚且つフレットの真ん中に釘がブッ刺さっている。

ヒエ。

爆音が鳴る中、ホリオさんに何か言われたが何を言われているのか全くわからず、とりあえずジェスチャー通りに右手をぐるんぐるんして弾くやつをやった。

ご本人に尋ねそびれたのだが、もしかして私がその日着ていたギターウルフのTシャツを見ての事だったのでは。

ギターウルフのライブでは、毎回ギターボーカルのセイジさんが観客を1人選んでギターを託して弾かせるコーナーがある。

でも堂々とギターウルフと書いていない野音公演限定のマニアックなTシャツだったので、気付いての事だとしたらかなりコア。

なんで打ち上げで聞かなかったのだ。

多分酔いが足りなかったのだ。

ステージに上がった途端目つきがギラついたのもカッコよかったです。

また今度お会いした際には、ちゃんと聞いてみよう。

3番手、→。

事前の情報がゼロなうえに、私がバンド名だと思わず告知に記載し忘れるというヘマをした。

やじるしと読むそう。

リハを聴いて、カッコいいと感嘆。

特にブルース大好きなジンさんは、少年のように目をキラキラさせて喜んでいた。

編成もあるが、ホワイトストライプスみたいだねという声も。

ドラムさんの音がすごくどっしりしていた。

スティックを持つ位置がかなり端だったので、腕と身体の使い方をきちんと出来ていないと肘を壊すなと思った。

強いドラムというより、どっしりと響く音。

カッコよかった。

私もあんな風にかっこよく叩きたい。

4番手は我々、5番手、ロックンロールサービス・トライアド。

1人足りないでお馴染みのロックンロールサービス。

元々リードギターだったちくわさんがボーカルを兼任。

ちくわさんの歌声は、甘くて優しくてセクシーである。

4人の頃の曲も演っていたが、半分は新しく作った曲だそう。

以前のロックンロールサービスも観ていたが、1人足りないというよりは、新しい形として成立していて気にせず楽しめた。

関西弁のいのじゅんさんのMCもいつも通り。

私の告知botの企画タイトルが間違っているとMCで指摘されて謝罪した。

後で遡ってみたら、最初に送って戴いた詳細のタイトルが間違っていた。

私、いつもコピペしてるから変だと思ったんだよね。

私じゃないですよ!というほどの事でもないが一応そういう経緯だったと日記に吐露しておくとする。

人間誰しも、間違いはあるですな。

何がとは言わないが、他人の過ちに目くじらを立てていても幸せはやってこないので、しれっとクールに躱せるくらいで在りたいなとは思う。

ラストは主催のカラス79。

ドラムのハラさんは、ロックンロールサービスも兼任。

2ステージ続けての演奏。

どちらも全力なのにブレないドラム。

凄すぎる。

メガネを外すと途端に美形になるのが、ラーメンズの片桐さんみたいで素敵だった。

日本語の唄がグッとくるロックバンドって、最近身の回りで見かけないかもと思った。

単にそういうバンドさんと対バンしていないだけなのかな。

リハの時点から缶チューハイを呑んでいたベースの松浦さん。

ずっと呑んでいるのに、楽しそうに飛び回ってベースを弾ける凄い人。

松浦さんとは、酒好き仲間であり、呑んで演奏する仲間でもある。

ダムダム団の時は呑まないけどね。

最後はアンコールもあり、大盛況。

知っている顔がたくさん集まって、本当に良いイベントでした。

ライブハウスで顔を合わせる人たちって、親戚みたいな感じだからね。

笑顔で再会できたら、それだけでもうハッピーだし嬉しい。

そういう機会に呼んで戴けて、本当に良かった。

噂のダムダムセット。

ラストオーダーの時間に合わせて、まとめて酒を出して戴いた。

これを消化しつつ、演者さん方と中打ち的な時間を過ごしました。

じみちゃんが上の松屋で牛丼別盛りを買ってきて、牛丼の具の方を酒呑み達に提供してくれた。

私の半熟とろとろ味玉をトッピングして割って食べようという話になり、興奮した私と鈴木さんが、

「これはもはや、すき焼きだ!!」

と奇跡的ハモりをかました。

思考回路が似通ってきたみたいですこし嫌である。

私のマッハで作った手羽元唐揚げも好評。

じみちゃんがすごく美味しいと褒めてくれて嬉しかった。

私のお料理提供欲は、ダムダム団で満たされている。

やっぱり作る側としては、美味しいの一言を聞きたいじゃんね。

嬉しいね。


段々と演者さんが帰ってゆき、気付けばいつものダムダム団だけみたいな空気。

箱の清掃も最終段階に入っており、

「おまえらそろそろ片付けろよ。」

とちくわさんに苦言を呈され、現状を把握した泥酔3人。

あわてて荷物をまとめてご挨拶して帰路につく。

帰路といっても、まっすぐ帰るわけもなく、まいばすけっとで酒を買い込み、飲酒。

遊びにきてくれたべんしーさんと4人で終電間際までわいわい呑んだ。

たくさん呑んでいるはずなのになぜかあまり酔っておらず、鈴木さんと高円寺駅でもう一杯呑もうといういつもの流れに。

「明日ラーメン二郎に行く約束があるから今日は深酒しないで帰る。」

と言っていたはずの鈴木さんだが、酒が入った途端、

「あともう一杯呑んだら帰る。」

を繰り返す壊れたおもちゃみたいになっていた。

自宅のアレクサの聞き間違えを指摘していたが、自身もだいぶポンコツであろうと思った。

ほとんど終電で高円寺駅に到着、駅のトイレに寄った。

個室の背丈上の棚に、何か入ったビニール袋を発見。

酔っ払った勢いで覗いてみたところ、コンビニのおにぎりが。

あと、段ボールをガムテープで箱型にしてある何かが入っていて、なんじゃらほいと開けてみたら。

なんと、ケーキ。

おいしそうなチョコケーキ。

ビニール袋を持っていって鈴木さんに拾いましたと見せたところ、

「よし、いちごだけ食べよう。」

と謎の見解を示された。

終電でこの後受け取りに来るとは思えないし、じゃあそうするかということに。

コンビニでお茶割りを買ってきて、乾杯。

ケーキ屋さんにしては、DIY感と雑さがすごい箱。

段ボールで止めてある時点で、おかしい。

丁度ふたつ入っていたので、鈴木さんとひとつずつ分ける。

値引きのおにぎりが3つ入っていて、

「どんな切ない人が、ケーキと値引きのおにぎりを忘れていったのか。どういうシチュエーションだったのか。」

と2人で想いを馳せつつ、実食。

鈴木さんは最初怖がっていちごだけ食べていたが、私が美味しい美味しいと食べているのを見て、結局クリーム部分もがつがつ食べていた。

底がタルト生地になっていてとても美味であった。

拾い食いだけど平たく言ったら窃盗ではと一瞬不安が過ぎったが、駅も閉まるしこの気候で腐ってしまうのは明白なので、美味しくお腹に収まってケーキも報われたよなと思うことにした。

酔っ払うと、すぐ物拾ってきちゃうんだよなあ。

これが爆弾とかじゃなくて、本当に良かったよね。

毒とか入ってても、おかしくないからね。

罠だよね。

普通に考えて。

もうすこし緊張感をもって生きていかねば。

サバンナだったら、死んでるな。



先日、前回の四谷の配信動画を戴いた。

じみちゃんの低音が薄いのが気になったのプラス、マイクの音を直で配信している為、ちょっとした粗が目立ってしまう。

最初聴いた時、自分の声がクリア過ぎて恥ずかしくてすぐ停止ボタンを押した。

心の整理をしてから改めて聴いてみると、案外悪くなかった。

自分、声でかいなあ。

あと野太いな。

勿論、聴いてて気になるのは弱い部分やもっとこうなら良いのに、という所ばかりなのだが。

道はまだまだ果てしない。

鈴木さんから、

「配信ライブの動画を見返して、改めてじゅんじゅんがダムダム団に入ってくれてありがとうと思った。」

と柄にも無く感謝の意を述べられた。

これからもよろしく、とも。

鈴木さんはあと40年続けるつもりらしいので、私の喉が潰れるまではダムダム団のボーカルで演っていきたいと思う。

もっともっとカッコよくなるぞ。


午前3時半頃、ほろよい片手に帰宅。

お腹が減ったので、手羽元唐揚げの残りと、鈴木さんと山分けした拾いおにぎりを食べた。

次の日というか目覚めてお腹こわすかなと思ったけれど、まったく問題なかった。

つよい。

ありがとう、どこかの誰かさん。

ケーキとおにぎり、ごちそうさまでした。

ちょっと早めのサンタさんだったのかもしれないね。

ダムダム団、次回ライブは8月6日千葉ANGA。

ニッシー企画のニシキフェスに再びお呼ばれしました。

7月27日に予定していた三軒茶屋ヘブンスドアは世情により中止、8月9日に振替となりました。

8、9、10月と3ヶ月連続で月2本、12月にも1本ライブが決まっているダムダム団。

皆様の期待以上を見せられるよう、いっしょうけんめいがんばります。

お楽しみに。