黒皮鉄板 厚板の試作品 #黒皮鉄板
こんばんわ。今日も寒い1日でした。晴れていたので日中はまだ良かったですが、朝は堪りませんね。明日も放射冷却で冷え込むらしいので気合を入れていくしかないですね。
さて最近ヤフオクの質問や依頼で黒皮鉄板の厚い板6mmとか9mmで製作できないかと依頼を受けることが何かと多くて悩んでいましたが、まずは6mmの板厚を試作してみることにしましたよ。
昔は6mmや9mmでタンクを沢山作っていましたが、今ではそんな案件もほとんどありません。客先の要望が変化した為なんですが、その頃の鉄板を奥の方から引っ張り出してきましたよ。何せこの鉄板の上に色々と使わない鋼材が山積みになってるものだから一苦労です。
ゴソゴソと5分ぐらいかかりましたけど、何と額に汗が出てきましたよ。(笑)
なんか最近触ることが少ないせいか一気に厚く感じます。右側がヤフオクで出品している厚さ4.5mmの板なんですけど板を持った感じも「ズシッ」と感じます。
当社の曲げ機は通常、t4.5mmまで曲げることが出来ます。ただ一応6mm用の上刃と下刃を持っていますので曲げれないことはないんです。
今までは幅の狭い(50mm)ぐらいの平鋼なら良く曲げるのですが、型の段取りだけでも一苦労なもんだから(時間がかかる)敬遠していたんですよ。やっと重い腰を上げて試作してみたのが↓これ。
なんだ~意外と曲げれるジャン~!。
下の鉄板が今までの4.5mm(2枚重なってる。)上がt6mmの黒皮鉄板。曲げ機の圧力は40tonぐらいまで上がってたけどこれなら大丈夫でしょう。
あとは大きさによります。ファイヤーグリルが当社で一番大きいサイズになるのですが、今回のは300mm×200mmの大きさだったのでこの圧力でしたがどうなるのでしょうか。何か表みたいのが有って圧力とダイの関係とか色々と書いてるんだけどゴメンナサイ私では理解出来ていません。でもこれを理解しないと最悪ダイ(下刃)が割れるんでしょうね。確か下刃だけで10万円ぐらいした記憶があります。。。
それでも、このぐらいのサイズだったら加工は可能だということが分かりました。これからt=6mmが欲しい方はヤフオクの質問欄から質問して下さい。その都度御見積りいたしますよ。
ただ、鉄板の大きさを切るシャーリング(切断機)は4.5mmしか切れません。これはどうやっても6mmは切れないので、材料屋さんから切断した板を買うしかないので在庫が持てないんですよね。定尺の大きさを買ってガス切りを電車を走らせてもいいんだけど、売れるか売れないか分からないのに在庫をいつも持たなくてはいけないのも何だかね~。。。
またそれは考えるとしましょうか。
では、また明日。