山口県最古のトンネル~仏坂隧道~
2011.04.29 11:59
美祢市美東町と宇部市小野の間に古~~~~いトンネルがあります。
地図にも載っていないマイナーなトンネルですが、完成したのは明治16年。
今から128年も前のことです。
トンネルは「仏坂隧道」と呼ばれていたようです。
この雑草の向うに見える穴が、128年経った今でもその姿を保ち続ける「仏坂隧道」です。
足元に注意して進めば、入口まで行くことができます。
これがトンネルの内部です。
水が溜まっていますので、これ以上の進入はしませんでした。
手掘りのトンネルなので形はイビツですが、当時の人たちの苦労が伝わってきます。
このトンネルについて詳しい資料は見つけていないのでが、
唯一見つけた資料には、延長44m、幅2m、高さ2.5mと記されています。
この仏坂隧道のすぐ隣には中国自動車道の仏坂トンネルがあります。
100年の歳月を経て新旧のトンネルが並んでいるのも面白い現象ですね。
帰り道にはこんなかわいいモニュメントも。。
明治時代、通行の難所だったこの峠をなんとか整備して流通を起こそうと、
地元の人たちの努力で完成させたトンネルです。
そんな努力を後世に伝えるためにも、周囲をきちんと整備して、
山口県、宇部市、美祢市の貴重な文化財として保存してほしいものです。
場所は、中国自動車道が宇部市から美祢市に変わる辺りです。
最初は宇部市の県道から分岐した道を進んでみたのですが、
障害物や道が完全に消滅していてトンネルは発見できませんでした。
別の日に改めて、美祢市側から中国自動車道を頼りに進んで行くと、
そこにはひっそりと時間の流れが止まったような空間に出会うことができました。