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瓦版2015年9月号 〜 小松基地航空祭への旅!

2015.09.30 00:15

みなさん、こんばんは!

PURI-momo瓦版9月号は、私PURIが担当いたします。よろしくお願いいたします~。^^

今回は2年ぶりに行ってきた 航空自衛隊「小松基地航空祭」のことを書かせていただこうと思いますよ!

日本各地にある航空自衛隊の基地祭の中でも、小松ほど見応えのある基地祭はありません。

ところで、小松ってどこかわかりますでしょうか? 北陸地方、石川県にあります。

石川県といえば金沢が有名ですが、そのちょっと手前にある のんびりとした雰囲気の場所なんです。基地の周囲は見渡す限り田んぼ! そして海!

その のんびりとした場所の中に、

日本の空を守る戦闘機部隊が所属する航空自衛隊の基地があり、

毎日のようにスクランブル(対領空侵犯措置)が実施されているのです。

その基地が地域住民の人たちと交流をもつために毎年開催されているのが航空祭です。

まずは小松基地所属の戦闘機部隊によるデモフライトの模様をどうぞ!

       《機動飛行でハイレートクライムを行う 303飛行隊のF-15》

小松基地航空祭の目玉といえば、このF-15イーグルの派手なデモフライト!

実際に見ればわかりますが、このF-15という戦闘機は、めちゃめちゃ高性能で、

人間がこんなモノをつくれるのか~!っていうくらいパワフルな飛び方をします。

最高速度はマッハ2.5です。これを超える航空機はなかなかありません。

そしてエンジンを2機、垂直尾翼も2枚装備しています。

これは、戦闘などで片方を失っても、飛行が継続できるよう設計されているためです。

そんなすごい戦闘機があるとも知らずに小松に行き、初めてF-15を見た時は、正直ちょっと怖かったです。「こんな場所に来てしまって良かったのか? もう帰ろうか?」とすら思いました。

しかし、目の前で繰り返される強烈なデモフライトを見るうちに、とってもカッコ良い!と感じたこともまた事実でして、結局は、「怖さ」よりも「感動」の方が勝ったわけですね。

高いお金を払って、凄い戦闘機をもったとしても、それを使いこなすだけの技量と、航空機をメンテしていけるだけの高い技術力がなければ、とても出来ないことなのです。

気がつけば、はやいもので、航空自衛隊の追っかけ歴は もう20年にもなります。

そうした”追っかけ”を続けるなかで

少しでも良い写真を撮ろうと集めた撮影機材がこちら。↓


飛行機の動きは早いので、シャッター速度を稼ぐために少しでも明るいレンズ、そして可能な限りの望遠レンズを揃えました~。

だいぶ無理して手に入れましたが、このレンズたちも、もう20年ほど使ってるので元は取れたかな。^^

カメラ本体は、高速連写機能を持った画素数の大きなモノの中から自分の予算に合ったものを選びました。ただ、連写機能は必ず必要というものではないと思います。

そして航空祭ではこれが肝心なのですが、自身の体調を整えておくことが重要です。

朝6時に小松に着くためには、神戸を午前2時に出発する必要があります。

当然、寝不足ですが絶対に事故ることなく無事に行って、帰ってこなければなりません。

なんせ、航空祭は体力勝負なのです!

さてさて、今年の航空祭は9月21日でした。

シルバーウイークのど真ん中だったので、後ろに2日間の休みが確保できて、日程的には楽なほうでした。

しかし、5連休ですから人出は凄まじく、観客動員数は過去最高の14万8千人だったそうです。

今年は、北陸新幹線の開通!ということで話題にもなり近隣の宿泊施設は当然満室! ゆえに絶大なる経済効果が期待されており、もはや、地元商工会とは切り離せないスペシャル・イベントとなっており、地元経済の活性化を狙った側面もありますが、我が家はあくまでも航空祭がターゲット!

あ、このまま話を続けると終わりませんね。^^;

お次は小松救難隊による救難展示の模様をどうぞ!

救難隊の花形といえば、高性能な多用途ヘリコプターUH-60Jです。

米軍ではブラックホークと呼ばれているヘリです。

観客の目の前を高速で通過したと思ったら、急停止してその場でホバーリング、

普段、われわれが見るヘリとは全く違う飛び方するので、

能力の高いヘリであることが、すぐにわかります。

          《救難ヘリUH-60からパラシュート降下する救難隊隊員》

                  《難隊隊員2名》

      《UH-60に遭難者を引き上げる場面。後ろの飛行機はU-125。》

そして、大トリは言わずと知れた「ブルーインパルス」です!

その任務は空自の広報活動!6機編隊のアクロバット専門の飛行チームです。

本拠地である宮城県・松島基地から全国の基地に展開して、アクロバット飛行を見せてくれます。

その実力は世界レベルでみてもトップクラスなのです。

         《ファン ブレーク:ダイヤモンド隊形で会場前を通過》

ブルーの素晴らしいフライトは、何枚写真を見せても、そう簡単に伝わるものではありません。ぜひ、一度直にご覧になってください。

そして、いつもより早く始まった航空祭は、いつもより早く終わり、午後2時頃大盛況のうちに幕を閉じたのでありました~!

なんとなく不完全燃焼の我が家は、このあと小松空港でお土産を買い、あんころ餅を食べることによって、完全燃焼に達しました!

あとは、いつものごとく、というかいつも以上に過酷な帰路につきました。

北陸自動車道の強烈な渋滞にまきこまれ、名神高速のスペシャル渋滞をのりこえ、

めちゃ混みの阪神高速を通って、深夜に無事帰宅!もう、疲れたのなんのって。。。

でも、こうした疲労感がまた心地よく感じられるんですよね~。

これもまた航空祭ならではって感じでしょうか。^^;

次は、10/25の岐阜基地に行こうと思ってます。

岐阜には、航空自衛隊が運用する全ての航空機がありますので楽しみです~!

みなさんも、機会がありましたら一度、航空祭を体験してみてくださいね。

ということで、最後に今回の戦利品の写真をば!

        《名酒「神泉」 303TFS 特別ラベル 限定10本でした!》

      《加賀梨、柿の葉寿司、圓八のあんころ、まる天の天婦羅》


      《左から「迷彩ベア」、「ブルーインパルス・ベア」、「マリン・ベア」》

長々と書いてしまいましたが、

最後までお付合いくださって、ありがとうございました!