初心者・候補者さん、選対さんへの簡単説明集その2
前回の記事はずいぶん前に書いて続きを書いていなかったので書いてみようと思います。
候補者さん・選対さんへ
あまりTwitterパッとしてない。あまり広がらない。
って思う方。
まず自分のツイートを読み返してみて、そこにご自身らしさや個性がわかるツイートありますか?
自分のツイート興味持てますか?
ありがちなのが、ただの熱血党員だったり、広報部長みたいになっているパターンです。(
無所属さんはまた少し加減が違いますが。。。)
党からの広報や、発信は公式や代表などがやれば党員やそれ以外の支持者さんも含め、やってくれます。そこに、候補者さんがやる必要はあまりないと思います。絶対RTしたい!というものはしたらええと思いますが、数が多ければそれだけタイムラインの濃度は薄まります。
(*ちなみに自分の時はうまいことやりはるのに人の応援なったらテンプレになっちゃう人もおります。勿体無い。)
その党に興味のない人に、いくらこういうものを投げても届きません。
それは党の広報部がやることです。
それを受け取って党員さんやサポーターさんが主軸になってやったらええと思うのです。
候補者さんは何をする?党の広報でも啓蒙でもないです。
まずみんなの声を聞いてそれを議会や国会に届けるのが議員の仕事ですよね?
それはSNSでも変わらないはずです。
声を聞く(読む)そして議員として、候補者としてどう感じるか、考えるか、そこを知りたいと思います。
人>党 です。
どんなにかあなたが党を愛していても、それはええんですが、外側の人からすればまぁまぁどうでも良いことです。
もちろん、自分を知ってもらう上で、党について語るのはええんですけどね。
世間の人が興味あるのは、候補者やろうって人がどんな人なんやろう?ってところやと思います。
それは政治的な姿勢だけではない部分を多分に含みます。
どんな食べ物が好きか、どんな本が好きか、どんな趣味があるか。
そういうところが大事です。
仕事さえできればいい、ではないのです。
特に政治という私たちの生活に密着しているものを、動かして行く人がどういう人なのか、というところはかなり大事だと思っていますし、何となくでもそう感じている人はたくさんおると思います。
もちろん、いい人そうぶったりしちゃうとバレますのでご注意くださいw
(そこらへんはこちらをご参照ください。https://kabotya.themedia.jp/posts/17776450)
特に現在はコロナ禍。リアルであって知ってもらうことがかなり難しくなっているからこそ、より一層SNSが重要になってきます。候補者さんそのものを知ってもらうための発信が欲しいです。
ネット民としても、そこが分からないのに応援はできないからです。
とりあえず応援して後からやばいやつだった。。。なんてことはなくもなく反省しており、リテラシーを持つようネット民も日々バージョンアップしています。
ただ、ただ、野党だから、何党だから応援するとかもうそう言う人はこれからどんどん減っていきます。(すでに減っているはずです)
所属政党の宣伝部長、営業マンではない自覚をしっかり持ってください。
あえてのこの書き方です。候補者さんが推すべきは自分自身です。
国政なんかでいうと、これは私以外の方もいつも書かれてますけど、党を推されても支持者ではないので、一歩引いてしまいます。○○党は支持してないけど、あなたには議員になって欲しいから入れるわ。といわれるくらいになってほしい。
(党が大きくなるとかどうとか、無党派層には興味のないことです。また大きくなるとすればそういうええ議員さんや候補者さんの延長線上にあるものだと思います。じゃんじゃん宣伝すればいいというものではないです。)
アナウンスやRTするのはええんですけど、そればっかりしかないアカウントのツイートは流れて行くだけです。
ご自身がどんな人かを知ってもらえるツイートをしてください。
それは自己紹介的なものだけでなくてよくて、日々感じること、目に留まったものをお写真撮ってアップしてみること、などです。
テンプレのようなもの、ハッシュタグ多用なものは触りづらいです。
たとえ選挙が近づいてもまずはそこ押さえて欲しいです。
どんな人なのか分からない候補者ののツイートには誰も興味は持てません。
興味のわかないものに無理から乗っかって行くほど政治クラスタも優しくはありません。
(というかそういうつもりないけれど、基本、無意識でみんなそうやと思います。)
「応援してください。」の前に、「自分はこういう人間です。」から始めて欲しい。
人付き合いと同じです。
そう意識するだけで、変えられる何かがあるはずです。
とりあえず
・いろんな人のツイート読んでみてね。
・ご自身のことをツイートしてみてね。
ネット民はフック見つけれられれば、釣り上げて行けますがなです。