ダメージした髪てどうなってんの?
どうもこんにちは。
ケアルタイムの村上です。
今日は
ダメージした髪ってどの様な状態なのか?
説明しますね。
ヘアダメージの症状
3つあります。
1キューティクルの剥離
2毛髪内部物質の流出
3タンパク質の結合の低下
4水分量の低下
です。
1キューティクルの剥離
繰り返すカラーやパーマなどのアルカリ剤でキューティクルが浮き上がり剥離
手触りが悪くなり艶が無くなってきます。
2毛髪内部物質の流出
カラーやパーマのアルカリ剤により毛髪が膨潤し毛髪内部の脂質などが流出します。
髪の毛が乾燥しやすくなりパサつきがおこります。
3タンパク質の結合の低下
パーマ液やカラー剤によって毛髪内の結合が切れ、毛髪強度が低下します。
切れ毛が多くなったりパーマのかかりが悪くなります。
4水分量の低下
毛髪内部物質の流出・結合の低下によって結合水の低下がおこり毛髪内の水分が低下します。
パサつき広がりが起こります。
1~3はなんとなくイメージ出来るのではないでしょうか。
でも
4ってよくわからないですよねww
結合水ってなんや?wwww
簡単に説明します。
髪の毛の中には水分がありますが、
完全に乾燥しても抜け出ない水分がありまして
その水を「結合水」と言います。
この結合水があるので
ダメージが少ない髪は髪の毛が乾いても髪は潤っているわけです。
ヘアダメージが強くなるとこの結合水が減りパサつきや広がりがでてくるわけです。
逆に乾くと出ていく水の事を「自由水」と言います。
強くダメージした髪は結合水が少なくなり
濡らした時は健康な髪より自由水が多くなります。
乾かすのに凄く時間がかかったりします。
やっと乾いたと思ったら
結合水が少ないのでバサバサです。
・・・・・
ヘアダメージはトリートメントでは治りませんので
ずっと綺麗でいるためにはダメージコントロールが大事ですよ^^
余談ですが
何千年も前のミイラなどに髪の毛が残っていたりしますよね。
これ結合水があるからなんですよね。
凄いですよね。何千年も・・・・