Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

やよいの日々

百日草

2021.07.11 23:02

昨日三時過ぎ、大きな雷鳴と同時に、直径3〜4センチもある雹が降ってきました。大粒の雨と強い風。ガラス戸を叩く音に、ガラスが割れるかと驚き慌てて雨戸を引きました。お隣では、落雷でテレビが故障してしまったとか。

一夜明けて晴天。家々で昨日の雹で落とされた木の葉の掃除に追われています。

散歩道の百日草は無事でした。花期が非常に長いので百日草。別名を浦島草とか長久草ともいいます。歴史は古く、メキシコのアテスカ族が16世紀頃から栽培していたそうです。日本には1860年頃渡来しましたが、帰化や野生化はせず栽培種のみ。花言葉は、不在の友を想う、遠い友別れた友への想い、絆など。

 雨やみし百日草に蝶多し      武田  操

 心濁りて何もせぬ日の百日草    草間 時彦

 百日草澄江堂の書の装幀      滝  孝一

「澄江堂」が気になって調べたら、芥川龍之介の句集と関わりがあるらしく、芥川龍之介の忌日を澄江堂忌と言うそうです。河童忌と並ん夏の季語になっています。忌日は七月二十四日。