意識の統合
意識の統合
昔の人は言霊・音霊の世界に生きていたそうです。
話し言葉は阿吽の呼吸で伝わり、言葉はそのまま実態につながったと聞きます。漢字の導入とともに 漢字と大和言葉のすり合わせが起こり 漢字には音読み、訓読みが生まれました。
やがて 自然と調和し 本来の自分と一致した大和言葉を失うことになりました。
悟りは 差を取るともいえます。「世界と本来の自分」との一致を回復することです。大和言葉の回復かもしれません。
【私】を思い出すこと、それが悟りです!
悟りは共鳴現象。自らが在りながら、無になること。安らかで平和なトランス感覚。
肉体の境界が感じられなくなり宇宙に溶け込むようなリラックス感。(これを無我体験とも呼ぶ)
無我の体験を通して五感の中でも「一番エネルギーが高い視覚」が止まり、エネルギー感覚が蘇ります。
無我の体験は一点集中(あるいは左脳の攪乱)で新皮質の働きを止め、顕在意識が鎮まると魂との出会いが起きます。
「脳の浄化(呼吸法、ヒーリング)」「脳の統合(新皮質、旧皮質、脳幹の統合)」ができると左右脳の柔軟化(左は主として新皮質;顕在意識、右および 脳幹は主として旧皮質;潜在意識、ボディ意識を司る)が起こり、右脳に眠る過去のトラウマが左脳の意識に昇り、気づきと癒しが生まれます。更に脳の浄化が進みます。
無意識を悪戯にこじ開けることは禁物です。必要があって(自我の防衛機制により)意識に昇らさないことを 無理に昇らすと 自我の崩壊が起こります。自分を開示しすぎると不安感に襲われ自己探求も中断したくなります。
時が満ちて顕在意識、潜在意識(個人的無意識、普遍的無意識=集合無意識)肉体の意識(魂の意識が宿る)の三つの意識が統合され、脳の統合が 生まれます。
プログラム
1.自然万物に自分を置き換えてみる
2.三つの視点(自分、相手、第三者)で問題だと感じていることを 観る
3.リフレーミング
4.自己イメージを無に戻す
5.ヒーリング(自分を制限する信じ込み、カルマを知る)
6.脳波振動、脳の修正が定着するまで(最低21日)鏡によるシフティングを実施
7.共鳴現象を体験する
8.クロスパターニングをしながら、ポジティブな自己 イメージを注入する
コース資料
*自然万物に自分を置き換えてみる
「私は~(自然のもの)です」と宣言して、~になって語ってみる。
(イメージで脳を切り替える。脳はイメージしたことも、実際体験したことも同じインパクトを持って受け取る:イメージトレーニングはその原理をつかっている)
自分を自然の何かに例えてポジティブに紹介することから始めてもよい。
*三つの視点(自分、相手、第三者)で問題だと感じていることを見る。ゲシュタルト療法のエンプティチェアの技法を用いて、対話をしていくとよい。導入としてハートビーイングを用いる。人生脚本まで見れるとよい。
*リフレーミング:脳回路の固定枠を破る
*自己イメージをリストアップし、自己イメージを無に戻す。
自分だと感じているもの、ポジテイブもネガティブも含め、全てを前頭葉 、後頭葉を手で押さえながら(FOフォルディング:前頭葉、後頭葉を結ぶ)イメージで消す。消したものは疑うと復活するので唯、消してゆく。
シャワーで流す、消しゴムで消す、爆破して霧散さす、燃やすなど。パソコン画面をイメージしてデリートキーで消去するのもよい。
恐怖症のように強烈なものは、その引き金となった出来事を映画を観るように思い浮かべる。それを白黒に変える。 出来事のタイムラインを逆に回す。フイルムを引きちぎり燃やす。
ペアになって自己イメージは全て「自分が作り上げた想念」であることを口に出して確認する。(想念を手放せたか否かを筋肉反射テストで確認)
*ヒーリング(自分を制限する 信じ込み、カルマを知る)
過去の信じ込み、カルマから自由になって過去に縛られない未来を選択できるようになる。未来に空を産む。
*脳波振動(ダイナミック瞑想:脳の回路を修正する)脳の修正が定着するまで(最低21日)鏡によるシフティングを実施
*共鳴現象を体験する
自然を感じる(視覚を焦点つけないで、右目は右を左目は左をただ見る。(一点ではなく全体を)→半眼で観る→ トランス状態になり一体感(溶け込む感じ、自分がない感じ)を体験する。
視覚(優位感覚)と体の内側の感覚を切り離し みぞおちからハートまでのフェルトセンスに意識を集中し、その感覚を言語化する。
例えば対象を観たまま、後頭葉に意識を向ける。体のいろいろな部位を意識して観る。これが視覚と体の内側の感覚を切り離す行為。そうすると視界は閉じ、深いトランスへ誘われます。自分が宇宙の一部、気運であることを知り、内なる神に出会う。
* ポジティブな自己イメージを注入する。
注入効果を高めるために、クロスパターニングをしながら以下のメッセージを注入する。(できたか否かは筋肉反射テストで確認)
「私は自分を許します」「私は自分を愛します」「私は勇気があります」「私は美しい」「私は純粋です」「私は高貴な存在です」「私は選択の主体です」「私は責任ある存在です」「私は創造の主体です」
エネルギー感覚の目覚め・
【一つになる体験 】
五感を磨くといわれますが、五感で受け取る情報は断片的であり、過去の記憶(相、自分の作り上げた情報)に則って 自分なりの解釈を加えたものとなります。
・
情報をありのままに受け取るにはエネルギー感覚(直感・第六感といわれたりもします。)に目覚めることが大切です。
・
五感の働きは意識を外に向けます。
五感のうちでも最もエネルギーが強いのが視覚です。
視覚と意識を切り離すために 目を開けたまま 内部感覚に意識を向けるエクササイズをします。(頭の後ろ,手等身体の部位に意識移動しながら意識と視覚を切り離す。)
・
眼を半眼にし、焦点付けをしないで対象を観る事も有効です。
・
・
一つになる(共鳴する)ためには意識を対象に留める必要があります。
そのためには、過去の記憶に戻らない。
視覚ではなくエネルギー感覚をつかう。
・
このエクササイズの目的は「一つになる」のみにおかない。
「意識のコントロール」、「集中力」、「洞察力」、「感情、ストレスのコントロール」、
「リラックス体験など」
:できた、できないに縛られると無心になれない故。
・
・
<自分の体験を通しての気づき>
*雨など、視覚、聴覚二つの感覚を使うと意識の移動が重い。(意識の傾き)
*認知できないもの、動きのあるものが視覚に入ると 新皮質に意識が戻る。(意識の傾き)
*一度小さな対象に焦点を合わせ 視野を広げると意識はすぐに対象に移動。一つとなった実感。
*視野を広げたままで、意識を自然に留めていると、魂が震え涙が溢れ始めた。宇宙のエネルギーと共振。
*カーテン、壁など人工のものを見ると視野が閉じる。(見えなくなる)
観念が問題かもしれないという示唆を受け、また壁と一つになる。
自然、ありのままを好む自分が明確になる。
自分を作る人間に対しても 距離を置いてきた自分に気づく。
私も壁も同じ元素、波動を共有しあい、宇宙として一つだと思いながらも、「役割は?」と思う自分がいる。
私であり、宇宙である、個であり全体であると思わずにはおれない自分がいる。
自然であれば何故思わないのかと尋ねられ、もう一度人工のものと一つになる。
・
・
・
【自己イメージを無に戻す。】 (下記の「無我体験))
・
自分だと感じているもの(ポジテイブもネガティブも)を 前頭葉、後頭葉を手で押さえ(FOフォルディング:前頭葉、後頭葉を結ぶ)ながらイメージで消す。
消したものは疑うと復活するので 唯、消してゆく。
シャワーで流す、
消しゴムで消す、爆破して霧散さす、燃やすなど。
・
恐怖症のように強烈なものは、その引き金となった出来事を映画を観るように思い浮かべる。それを白黒に変える。出来事のタイムラインを逆に回す。ビデオテープを引きちぎり燃やす。
・
自分に合った方法を見つけ(筋肉反射テストで確認)全ての情報を消してゆく。
・
・
<私の無我になる体験>
・
全てを消していく。
・
思いつく情報は金色のバラに入れ、呼吸とともにふっと飛ばし金色の光に戻していく。
消している自分を消すにはその自分をイメージで対象化し 消しゴムで消すのが有効であったが、主体と思っている自分をデジカメで撮り、パソコンで消去する(脳の情報は瞬時に消すほうが消しやすい)ほうが効果的だと思った。
・
自分を消すと魂が震え、身体のエネルギーが一挙に動き始める。
・
魂を消すと、胸の湧き立つエネルギーが渦になり、身体の感覚が消え、限りもない平安が訪れた。
五感に意識を傾けると(目を開くと)渦は消え去り、キラキラ光る光の海が広がる。
「自ら宇宙である」涙が溢れました。
・
消すとは脳の自分が生んだ情報のみであり、存在そのものを消すことではないことにも気づきました。
魂もエネルギーでした。(勝手な、定かではない魂イメージを消すと胸からエネルギーとして立ち現われました。)