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現場リーダー(プロ人材)育成手順

2021.07.12 07:46

現場リーダーの育成は、最も必要性を感じていることと思いますが、理想のリーダー像を描いても、実際にどうやって育成したらいいか?明確な解を持ちあわせていない場合が多いのです。

 ★製造業の業務改善活性化のためのリーダー研修プログラム


1.現場リーダーをどうやって教育するか?

リーダー候補には、リーダーシップ研修などを受講させることも必要ですが、実際の業務の中で、課題を自らの力で解決していく、「チャレンジ」して「失敗」を重ねながら、再び「チャレンジ」する、そこに上司の「サポート」が加わることによってリーダーの成長が加速されるのです。

・困難を伴う課題にチャレンジする機会を与える

・サポートする

・評価する

運よくこのような場面に出会う、また自らが行動して難題に向き合うことが無ければおそらくリーダーとしての成長のチャンスを逃してしまうというのが、多くの企業の実情ではないかと考えます。

そこで、第一線の監督者、中堅社員クラスが中長期的な課題や、現状の問題点の改善に取り組む、「全社業務改善活動」をしくみ化します。

第一に、取り上げるテーマ(課題)は、企業内外の現状を把握し、現状との進むべき方向、目標との差を確認し設定します。

・上位方針として近い将来の目標(QCDS)

・お客様の要望

・同業他社との競争力、優位性確保


第二に、活動における攻めどころとして目標と現状との差、職場の対応力などを考慮して課題達成させるための着眼点を設定します。

第三に、絞り込まれた予想効果の大きな方策案の具体的な実現方法(シナリオ)を検討し経営資源や制約条件を考慮して,具体化したシナリオごとの効果を予測し,対策案をまとめ実行に移します。

第四に、定期的(毎月)実行した結果(経過)をレビューし、計画通りかチェックします。

管理層、トップは必要に応じてフォローを行います。

このような活動を半年、または一年スパンで繰り返すことによって、一つ一つ課題が解決し、「プロ人材」として成長が図られ、大きな教育効果が期待できます。

2.活動の事例

以下に実際に実施した活動の事例を紹介します。

 モノと情報の流れの見える化と業務手順書作成

 モノと情報の流れを改善、仕掛在庫の削減・リードタイム短縮


 ★製造業の業務改善活性化のためのリーダー研修プログラム