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心の病気は母子の関係から

2017.01.28 05:59

漢方での心の病気の要因は内臓間での親子関係がある。

母が病めば子に及び子が病めば母を犯す。

母である肝が病めば子である心に伝わる。

子である脾が病めば母である心に伝わる。


また内臓間の勝てない関係(賊邪)と勝てる関係(微邪)での、

他臓器からの伝変。

賊邪である勝てない相手からの邪。

肝が病めば脾に伝わり、脾が病めば母である心に及ぶ。

もともと勝てる相手からの微邪は、

肺が病めば心に伝わる。


そして心が自ら病む正邪である。


動悸やめまい息切れが心だけの病気とは限りません。

心の症状として、

不安や不眠、精神的抑鬱なども、

心だけが原因ではありません。


また、

五臓を統括している腎が衰えれば、

どんなに元気にしようとしても、

なかなか快復出来ないことがあります。


五臓が健康な関係であることが一番大切ですね。

ご相談下さい。

→三鷹の漢方相談 廣寿堂(こうじゅどう)