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糖尿病性腎症について考える③

2017.01.28 04:15

コン認知は!

今日はいい天気ですね、家の中の観葉植物を今ベランダに出して日光浴中です。すっげえでかくなってもらいたいです。



そしてなんとか、愛知県OT協会にセミナーの宣伝手続きも完了したので、あとは資料を作成するだけです。しかし、循環器と糖尿病に関して今回は詳細に講義したいのですが、少し少し論文読解に時間を食っていて、思うように進んでいないのが現状。とりあえず2月までに完成させて資料を提出したいと思っています。頑張らねば!!


個人的に糖尿病性腎症とリハビリテーション、透析とリハビリテーション、糖尿病と循環器疾患に関してもっと考えなければいけませんので、新年最初のテーマを腎症にしています。では、今日も宜しくおねがいたします。



まず、一昨日は糖尿病性腎症をまずはCKDの一部として考えてくださいと書きました。

そして、透析患者はどんどん高齢化していると。

では、CKDの患者さんは透析導入になるのが先か、透析を導入する前に死亡するのが先か、皆さんどう思いますか?


答えは、ズバリ

死亡>透析導入


個人的には、結構なインパクトでした。

参考になる論文が、こちらです。

Longitudinal Follow-up and Outcomes Among a Population With Chronic Kidney Disease in a Large Managed Care Organization.

ざっくりといえば、

Disenrolled from plan:脱落者(何かしらの理由でfollow-upできなかった方々)

Died:死亡

Received a transplant:移植

Initiated dialysis:透析開始

と見てもらえればいいです。

いわゆる末期腎不全であるステージ4の箇所を見てください。

透析開始が17.6%とすると、死亡は45.7%です。

これはステージ2や3でも同じような傾向がることを示しています。



では、CKDの方々は何を原因として死亡しているのか?

この辺に関して、明日紹介したいともいます。



では、また明日!!