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Hair by Takeshi Fukazu.

美容師の価値

2017.01.28 11:42

こんばんは〜!


渋谷の神泉にある美容室「Attract」で店長をやっております深津です。
お見知り置きを。
予約はこちらから

今回は美容師の価値について。


今日もお客様と話していたのですが

こんな事を聞かれました。

「海外と日本の美容師って何が違いました?」

僕は

「一般の人、お客様が思う美容師という職業への価値、リスペクト具合いが違うと感じました。」

と答えました。


僕は過去にオーストラリアのメルボルン🇦🇺で約1年、アメリカのニューヨーク🗽🇺🇸で約3年、美容師として働いていました。


もちろん日本人もやりましたし、現地に住んでいる方、僕のように外国からそこに来ている日本人以外の方。

たくさんの人種のお客様を担当させてもらいました。


そこで感じたのは

“日本で美容師してた頃とは

オーダーのされ方が全然違う”

ということでした。


日本の美容室で多く見られるシーン

美容師「今日はどうしましょう?」

お客様「こんなかんじで。(スマホで事前に画像検索したスタイルを見せる)」

美容師「分かりました!」


まぁ本当にざっくり言うとこんなかんじだと思います。

もちろんスタイル見せられてから美容師側から自分の提案を入れたりとかはあると思いますが、だいたいは美容師が聞いてお客様が答えていくスタイル。



でも海外は違うんです。



美容師「今日はどうしましょう?」

お客様「私に似合うかんじにして!」

美容師「OK!あなたに最高に似合うかんじにしますね!」


これもまたかなりざっくりではありますが、

本当にこんなかんじです。

基本的にはお客様はプロのヘアスタイリストにお任せ。

それはなぜか。。。


美容師は髪のスペシャリスト。

素人の自分よりも髪やファッション、トレンドの知識もあるからプロに任せるのがイチバン!


そう思っているからです。


日本では端的に言うと美容師は

自分のなりたいヘアースタイルを作ってくれる人。

自分の髪の毛の悩みを解決してくれる人。


となっているのかなと思いました。



べつに海外がいいとか日本が悪いとかではなく、美容師に対しての基本的な考え方が

違うんだな〜と感じたのをすごく覚えています。




あともう1つ美容師の価値の違いを感じたのは

日本で美容師どうしの力量を測る上で

だいたい話にあがるのは


「先月何名のお客様が来てくれて。。。」とか

「自分は◯◯名の顧客を抱えている」

とかなのですが

ニューヨークで驚いたのが

「僕は$◯◯でカットしているんだけど

          来月から$◯◯にしようと思うんだ。」とか

「え!?あの人のカット料金って$◯◯なの!?

すごい!!」

など向こうではいくらでお客様をカットしているかという、カット料金がその美容師の価値なんだと知り衝撃と共に

なんかカッコいいな。。

と単純に思いました。


アメリカは合理主義の国だから非常に分かりやすいです。

いいサービスをされたらチップを渡して、お礼の気持ちをあらわす。

だからサービスを提供する方もチップが欲しいからいいサービスをする。

もっといいサービスをすればチップも、もっと弾んでくる。

非常に分かりやすい。


いいカット、いい接客、いいサービス、

それに対して人によっては$50。

$500の人だって実際にはいたりします。




いま日本の美容業界は様々な価格帯の美容室がたくさん出て来ています。

他のお店の事を言うつもりは一切ありませんが、

まずは自分がいまお客様をカットしていただいている金額に見合う技術力、サービス、接客をしようと思っています。

そしてそれは店長として、お店のスタッフにもそうであって欲しいと願います。



なのでAttractでは勉強会という日があります。

だいたいどこの美容院でもあるとは思いますが、

上でも書いたとおり、そのお店の価格、価値に全スタイリストがなれるように。

お客様がその価格にその分の対価を気持ちよく払っていただけるように。


そして今日はその勉強会の日でした。

営業後、モデルさんを呼んでカットの練習です。

去年の11月にスタイリストとして入った塚原くんはお店が提示した条件をクリアするまで、フリーのお客様(指名なしのお客様)でも、まだ入客することはできません。

なので、来たるその日まで練習、練習の日々。

塚原くんのブログはこちら

そうそう左右の長さをしっかりチェックして。




ピントを観葉植物に合わせているときも、彼はしっかり左右の長さをチェック。

そして水スプレーに合っているときも、左右の長さのチェックは怠りません。

去年スタイリストデビューした井上くんも

スタイリストデビューしたからって手を抜きません。

練習は嘘はつかない。

技術の進歩のゴールはないのです。


そしてその練習を見る立場の

鳥山(1番いい顔したのにピントはスタイリング剤)と


営業中には見せない厳しい表情で彼らの練習を見つめる

わたくし深津です。



こうして寒い冬に男4人の暑苦しい夜も今夜は老けていくのだった。。