制作事例CASE14:親子で楽しむ活版名刺
今回は、木材賃加工を得意とする大信製材さんが親子で名刺を刷りに来てくださいました。
最初は少し緊張していたご様子でしたが、徐々に楽しんで印刷をしていたので良かったです。私も父とワークショップに参加したりすることもあるので、気持ちがわかるなぁと思いながらお話ししていました。
印刷にも慣れてきたら、紙を変えたりインキの色を変えたり、オリジナルの名刺作りを楽しんでいました。初めての組み合わせを試すたびに「これもいい!」「これもかわいい」と二人でお話ししていて、私もなんだか嬉しくなってしまいます。
初めはインクの色をスミ(写真:右)で刷る予定だったのですが、途中からネイビー(写真:左)も綺麗で迷うなとお話ししていました。確かに、どちらも綺麗です。最終的にはネイビーの方が少し多く刷っていた気がします。遠くから見るとわずかな違いかもしれませんが、些細なことにもこだわるのが手作りの醍醐味です。
それに、お店のテキン(活版印刷機)では5分程でインキの入れ替えができるので、追加料金がかからないのも嬉しいポイントです。色んな組み合わせを試してみたくなりますね。
写真の、左上のロゴマークは「空押し」で仕上げています。
空押しはインキを入れない活版印刷のことです。前回の記事にも書いていますので、気になる方はお読みください。
ちなみに、今回使用した紙は活版の中では薄紙に分類されるので、このくらいの凹凸を再現すると裏にも影響がでてきます。でも、印刷圧が弱すぎると視認性が落ちてロゴマークが見えなくなってしますので、このくらいのへこみがベストだと思います。とっても印象的で素敵ですよね。
裏面に凹凸が出て欲しくない方は、0.5mm又は250k以上の紙を選ぶと良いと思います。ご参考にどうぞ。
~印刷内容~
アイテム:名刺2種
コース:活版印刷機レンタル
印刷版:金属凸版
紙:アラベール スノーホワイト 190k 8円/枚 ※事前予約のみ
枚数:約120枚(片面1色)
サイズ:55×91mm
インキ:スミ・ネイビー
印刷時間:4時間(休憩時間を除く)
※空押し部分は弊社で事前に印刷をしていますので、上記の印刷時間には含まれておりません。
※レンタル時間には印刷機のレクチャー、印刷位置の確認、印刷練習、片付けを含みます。
※所要時間は状況によって変動いたしますので、ご参考程度にご覧ください。
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