「天符経」とは?
http://www.asahi-net.or.jp/~nu3s-mnm//ka-douranai.htm 【カード占い】
https://ameblo.jp/onlysir/entry-12289874670.html 【「天符経」とは?(1)】より
願う現実を創造する
『サイパワー』トレーナーGOLDEN KIDです。
韓国に伝わる地球最古の経典「天符経」これは「天と符合して生きる道」を教えています。
今回は、その天符経の歴史的背景と実際の経典、そして日本語読みをご紹介します。
天符経の歴史的背景と経典
天符経とは、韓国に1万年ほど前から伝わる81字で構成される地球最古と言われる経典である。
もともとは口から口へと伝えられ、6千年ほど前、神市倍達国の時に韓国最初の文字である鹿図文字(鹿の足跡の形に似せた文字)で記録され、これが再び4千4百年前、檀君朝鮮時に至り篆書にうつされる。
篆書となった天符経は、新羅の大学者であった崔致遠先生が漢字に翻訳することで今日まで伝えられている。
(素空慈先生の天符経講義より抜粋編集)
以下が、漢字に翻訳されたものです。
これは右上から縦に読んでいきます。
天符経の日本語読み
一始無始一いちしむしいち 析三極 無尽本 せきさんきょく むじんほん
天一一 地一二 人一三てんいちいち ちいちに じんいちさん
一積十鉅 無匱化三 いちせきじゅうきょ むきかさん
天二三 地二三 人二三てんにさん ちにさん じんにさん
大三合六 生七八九だいさんごうろく せいななはちきゅう
運三四 成環五七うんさんよん せいかんごなな
一妙衍 萬往萬来いちみょうえん ばんおうばんらい
用変 不動本ようへん ふどうほん 本心本 太陽昻ほんしんほん たいようこう
明人 中天地一みょうじん ちゅうてんちいち 一終無終一いちしゅうむしゅういち
天符経の秘密
天符経は、81字の中心に「六」が来ます。この「六」を中心に、前半部が私たちの目に見えない世界、そして後半部が、私たちの目に見える世界を説明しています。
私たちの目に見える世界は、目に見えない世界を通じて存在し動いている、ということが、この天符経を通じて分かるかと思います。
つまり、目に見えない世界を知り、動かすことができれば、目に見える世界を動かし、変化させることができるということでもあります。
そして、天符経の用変(ようへん)とは、「変化を使用する」すなわち目に見えない世界を通じて、目に見える世界を動かす術であり、これを『サイパワー Psy-Power』と言います。
1万年前に生まれた天符経は、この宇宙の秘密を明らかにしています。
素空慈先生の天符経講義(上)日本語通訳
https://ameblo.jp/onlysir/entry-12290151013.html 【「天符経」とは?(2)】
今回は、⇒地球最古の経典「天符経」とは?(1)の続きです。
天符経とは、韓国に1万年ほど前から伝わる81字で構成される地球最古と言われる経典です。
81字に中に、宇宙の存在と作用、そして人間の持つ創造力の神秘があらゆる角度から綴られています。
もしこの天符経を体得できたとすれば、それは、宇宙を体得したのと同じであると
言っても過言ではないでしょう。
この天符経をより深く知りたい方は、ぜひとも素空慈先生のyoutube講義を聞いてみてください。
それでは今回は、天符経の読み下し文をご紹介したいと思います。
天符経(てんぷきょう)読み下し文
一始無始一一から始まるが、その一は始まりが無い。 析三極 無尽本(一から)分かれ三になるが、その尽きることの無い根本はそのままである。
天一一 地一二 人一三天は一から生まれた一番目、地は一から生まれた二番目、人は一から生まれた三番目である。一積十鉅 無匱化三一が積もって十に大きくなり、同時に大きくなったものをのこぎりで切ると、無いものと箱(匱)と変化、この三つになる。
天二三 地二三 人二三 天は二を通じて三に、地は二を通じて三に、人は二を通じて三になる。大三合六 生七八九三を大きく拡張すると六になる。そして七、八、九を生む。
運三四 成環五七三と四によって運行されたものは、五と七に戻ってきて完成される。
一妙衍 萬往萬来一から妙で神秘的に伸びて行き、多くのものたちが行き、多くのものたちが来る。 用変 不動本変化を使用しても、その根本はかわることは無い。
本心本 太陽昻本来の心が根本である。太陽のように明るく光り輝く。
明人 中天地一明るい心の人が、天と地の中心である。そして世の中はそれと一つになる。
一終無終一一で終わるが終わりのない一である。
天符経解説「一積十鉅 無匱化三」
一積十鉅 無匱化三 いちせきじゅうきょ むきかさん
天符経の一部を解説させていただきますと、前半部にある
一積十鉅というのは、私たちの目に見える世界を指します。
一が積もり積もって十鉅と言う、一見複雑怪奇な世の中ができたわけです。
しかし、この複雑怪奇な十鉅も、積もり積もっての反対、つまり砕いて砕いていくと、
これ以上砕くことのできない万物の本体、すなわち無の世界となります。
そして、この無の世界が存在するための器が匱(箱)であり、
この空っぽな匱(箱)があることで、天地自然が万物を生成する働き、すなわち化(変化)が生じ、また積もってとなります。
よって、『一積十鉅 無匱化三』というのは、私たちの目に見える複雑怪奇な世の中も
突き詰めていけば、無匱化の三つの働きによって存在していると言うことになります。
天符経とはこのように、宇宙を一方からではなく、必ず他方からも説明します。
なぜなら宇宙は必ず相反する作用を同時に持っていて、片方だけ見ても、真実を見極めることはできないからです。
素空慈先生は、この相反する作用をアフラクサスの原理、
そして、真実を見極める目を現視眼(現実を正しく見る眼)と呼んでいます。
サイパワーというのも、この目に見えない世界である無匱化三の働きを通じて、
目に見える一積十鉅 の世界を動かすことであります。
つまり、目に見えない世界である心を変えることで、目に見える現実を変える力が、「サイパワー」なのです。
なぜなら、心もまた宇宙と同じように無匱化三の働きの上に成り立っているからであり、また前回ご紹介した天符経後半部にある「用変(変化を使用する)」を人は駆使することができるのです。
最後までお読みいただきありがとうございました。