【 BOOK】「ぼくは愛を証明しようと思う。」著者:藤沢和希(かずき)、平成30年４月10日初版

186

Good Genes

グッド　ジーン

将来多数の女を獲得して繁殖に成功するモテる息子になるいい遺伝子を持った男➡︎イケメン

Good Dad

グッド　ダッド

子育てに協力的な男塾➡︎金と地位

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女はやさしい男も、誠実な男も求めちゃいない。驚くことに、イケメンや金持ちといったこともさほど重要な要素ではなかった。

女は、単に他の女とセックスできている男塾が好きなのだ。

メスは、繁殖能力の高いオスの精子が欲しい。

繁殖能力の高いオスの子供なら、子供の繁殖能力求めちゃ高くなる確率が高い。そうしたモテる子供を通して、メスは自分の遺伝子のコピーを増やすことができる。

そして、オスの繁殖能力の一番の証明は、実際に他のメスと交尾できている、という実績に他ならないのだ。

モテる男は、モテるゆえにもっとモテる。

女と恋愛するのに、愛など必要なきのだ。

283

恋愛工学のセックストリガー理論によれば、女は好きな男とセックスするのではなく、セックスした男を好きになる。一度でもセックスできてしまえば、かなりの確率で女は男に惚れることになるのだ。だから、同じ女との２回目のセックスは、１回目のセックスより通信は遥かに用意だ。

セックスそのものが女の恋愛感情の強力なトリガーになっているのだ。

恋人がいないときに最初に自分の性器を貫いた男を、女は運命の相手だと思い込む習性がある。

299

「恋愛プレーヤーは、人々をいい気分にするために街に出るんだ。俺たちは、出会った女を喜ばせるためにナンパしないといけない」

300

「俺たちがときに女をあしらったり、ディスったりしなければいけないのは、そうやって彼女が俺たちに男として興味を示し、俺たちに惚れたときに、それにこたえてほめやるためだ。本当の意味で、女を喜ばせるためなんだ」

「いい女とセックスするなんて朝飯を食うみたいなものだとおもってる、そんなレベルの高い男に自分が見初められることによって、その女は、何日もいい気分でいられるんだ。そして、彼から連絡が来なかったらどうしよう、心配しはじめる。俺たちは、ちょっと焦らしたあとに、そんな女に連絡してやる。また会うことを提案する。こうして女に大いなる喜びを与えてやる。最初に、ちょっと女をからかったり、ときにいたぶったりするのは、こうやって、最後には女を喜ばして、ずっと幸せな気分でいてもらうためだ」

301

「恋愛工学の目標は、女のハートに火をつけることだ。そして、俺たちに抱かれたいと渇望させること」

「抱かれた、と思わせることが、目標だったのか、、、」

「僕は自分が気持ちよくなるために、女を利用しようとしていたのかもしれません、、、」

「同じことをやるにしても、発想の違いで、驚く程結果に違いが出る。誰だって、他人に利用されたいなんて思っていないんだ」

302

「僕たちが商品なわけかぁ、、、、」

「そうだ。お前が選ばれる側だ。決して女を選べるわけじゃないんだ。俺たちができる事は、自分という商品を好きになるチャンスを女に与えることだけだ」

「自分を好きになるチャンスを与えるだけで、、、」

「だから、これからは女を喜ばせるためにナンパしろ」

「俺たち自身が商品だ」

「だから、ときには、売らないという選択をしなければいけないときだってある。オレたちは商品だからこそ、絶対に自分を安売りしない」

303

恋愛工学の目的は、セックスではなく女に喜んでもらうこと。そして、抱かれたいと思ってもらうこと。自分がいい気分になるためではなく、みんなをいい気分にするために街に出なければいけないこと。僕たち自身が商品で、それを選ぶのは女だということ。僕たちは決して選べない。彼女たちに、僕のことを好きになるチャンスを与えるだけ。そして、自分が商品だからこそ、決して安売りしちゃいけない、、、。」

325

ロマンチックな感情をふたりで高め合いながら、キスをしたり身体を愛撫する。相手の女は覚悟を決めて、いよいよ後戻りできない一線を超えるわけだ。ここでも、相手の女を、お前の自信と情熱で包み込む必要がある」

331

エレベータ前に着くと、僕は立ち止まって、彼女の右目を見つめた。すぐに、左目を目つめ、そのまま身体をチラッと見てから、口元を見つめ、そしてまた右を見つめた。女を発情させるために開発された視線の動かし方だ。

338

誇張(こちょう)

362

女は、セックスする前に、恐怖と不安を感じる。すぐに寝る軽い女だと思われる恐怖。セックスしたあとに、男が去ってしまうんじゃないか、という恐怖。誰でも家や車のような高いものを買うときに、後悔しないようによく考えてから決める。女とこの男とセックスしても、後悔することになるんじゃないか、と不安になる。Sフェーズのテクノロジーは、女がセックスに対して抱いているこうした恐怖や不安を取り除き、内に秘められた欲望を解き放つように精巧にデザインされていた。

女を家やホテルに誘うときは、適切な言い訳を用意してやる必要がある。

「明日、返さないといけないDVDがあるんだけど、家で一緒にみない？」だとか、「夜景の綺麗なマンション」に住んでいたら、それを口実にしてもいい。こうして、女はセックスの責任から逃れられる。

最初のセックスは、あくまで交通事故のようなアクシデントとして起こらなければいけないのだ。そして、Cフェーズでは、自分の男としての価値を証明し、また、女に対する好意も効果的に伝えておかないといけない。これが十分じゃないと、Sフェーズへシフトさせようとするときに、大きな抵抗に遭遇し、うまくいかない。

Sフェーズがうまくいかない原因のほとんどは、その前段階にあるのだ。

2021/07/15