クロの初めてのお留守番
8月のヴァカンスに向けて、私達は6月あたりからクロにお留守番ができるかどうか、色々準備を進めてきました。
とにかく隣の大家さんには頼みたくないし、友達にわざわざこの森まで来てもらうのも大変だし…。
色々と考えた結果、なんと庭用の道具などを入れる大きいプラスチックの箱にキャットドア、つまりクロしか入れないドアを付けて、その中に自動給餌器置いてみてはどうかとアイデアが浮かんだのです!
自動給餌器を設置すると、餌を毎回補充する必要もなく、いつも箱の中には餌(時間設定で1日2回餌が出るように設定)があります。バッジを付けているクロ以外の猫は入ってこれないので、クロだけがいつでもその箱に入って餌を食べれるということになり、安心して外出ができるのです。
キャットドアは普通は家のドアに付けるようですが、数日旅行に行く時は家のドアの外にある鎧戸を閉めてしまうので家には設置できないのです。
さてここからが問題です。
クロが果たして餌を食べてくれるのでしょうか。
クロの訓練が始まりました。
まず首輪に専用のバッジを付けます。そしてクロがお腹を空かせた時に餌を箱の中に入れ、上の蓋を開けながらドアの目の前で餌を内側から見せつけるのです。クロは外にいるんだけど、蓋を開けながらやっているので、どうしてもドアから入ろうとせず、上から入ってこようとしてしまいます。
何回も練習しているうちにキャットドアから入るようになりました。さすが私の猫だわ!クロはお腹が空くと黒い箱の中に餌があるんだと1週間くらいで覚えてくれたのです。
ヴァカンスへ行くまで2ヶ月間、問題なく餌を食べていて準備は整いました。
それ以降、箱の内側にカメラも設置して、クロが食べてると私にカメラのアプリを通して携帯で教えてくれるように設定しました。そのお陰で、毎日クロが無事餌を食べてることを確認しながら、ヴァカンスも無事約1週間弱でしたが、安心して旅行することができました。
というわけでクロは外猫になりました。
家に入ってくることは1日1回くらい私が夜テレビを見てる時に膝に乗ってくるくらいで、後は全て外の生活になりました。
今の時代、時代にあったものを活用しないと損ですね。とてもいいアイデアということで、同僚からは絶賛されましたので、この場を借りて私のアイデアをご紹介しました。
もし同じ状況の人がいたら、是非試してみてください。