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家のリモデルと業者さん探し

2017.01.29 06:24

こんにちは。 米国不動産、サンフランシスコ不動産の高橋初未です。


米国の不動産は修理・リモデルすると高い値段で売れるのでリモデルの工事をしていると「家を売るの?」と、ご近所さんから聞かれます。リモデルは自分が住んでエンジョイするためではなく売却の高価格を狙う投資的なものです。キッチン・バスルームなどのリモデルは最大で130%の還元率が期待できます。

バイヤーの第一印象はカーブアピール、つまり外観−前庭、玄関先 外装ペンキ-これで内見するかどうかが決まります。カーブアピールが乏しいと中身も同じだろうと思われ、内見しなくてもいいと、判断されてしまいます。二番目はキッチン、バスルームなどの印象です。そして裏庭のメンテナンス、この三ヶ所がキーポイントにです。最後にバイヤーが絶対する質問は屋根の耐久年数です。屋根はコストがかかるので、バイヤーにとっても大きな負担になりますので、耐久年数ギリギリの場合、予算がありれば張り替えておくことをお勧めします。どれくらいやり直せばいいかというのは米国不動産エージェントが売るためのアピールという観点でアドバイスをしてくれます。

さて、リモデルをする段階で一番のネックはコントラクター選びです。いつも使うという業種でなく初めて使う人がほ飛んでです。どんな仕事ぶりなのか、値段は妥当なのか、そして本当に信用できるかという点です。金額が大きいのでそれなりに信用できる業者を雇いたいものです。コントラクターによる被害もありますので、値段より信用度が大きな比重を占めています。

最近はYelpなどで消費者が評価するサイトもあるので、それを見て雇うという傾向があります。

業者を雇う場合にまずホームオーナー自身がリモデルに対するはっきりした意思表示と予算を伝えることが大事です。コントラクターを数人呼んで相見積もりを取ることは当たり前ですが、この見積もりに来た時がコンタラクターのジョブインタビューだとも言えます。

1. コントラクターとアポを取った際に時間通りに来たかどうか?

 遅れる場合は連絡をして来たかどうか?ここで連絡なしに30分以上遅れたら仕事も期待はずれになる可能性は大です。

2. リモデルに対して適切なアドバイスをしてくれたかどうか? 

3. 見積書は期日通り送られて来たかどうか?

これがコントラクターに対する基本動作のチェックポイントになります。見積もり提示価格は2、3社から取れば大体比較できますので相場もわかります。値段だけで信用と仕事の出来上がりはわかりませんので、業者から過去の顧客の照会を提出してもらうことである程度信用できます。

 この間、お客様の依頼されてランドスケープの見積もりを4社から取った際に、

最初の1社はすぐ来てくれたが、庭を見て全部測ったあと、何も言わずに帰ってしまった。見積書は何度か催促してやっと送られて来た。

2社目は遅刻の上遅れるという連絡なし。この時点でほとんどアウト。見積書提出は約束した日から二週間経っても来ない。電話とメールをしても返事がない。やる気なし?

3社目は時間通りに来て、スプリンクラーシステムなどやり直す必要がないというアドバイスもあり、見積書は二日以内に送られて来た。

4社目は高いだけ。何も知らないと思って高く見積もって来た。

という結果でした。信用できるコントラクターを知っている不動産エージェントに数人紹介してもらうというのも一案です。日本の方はエージェントとコントラクターの癒着を連想されがちですが、米国不動産エージェントにおいてはコントラクター及び各業者との癒着は法律違反でライセンス剥奪の対象になります。米国不動産エージェントはお客様の便宜を図って、信用のおけるコントラクターを紹介することがありますが、同時に相見積を取ることもおすすめしています。


下の写真はガレージドアとドライブウェイを変え家とオリジナルのままの家のガレージです。印象が違います。

 

ガレージドアを取り替えたカーブアピール

 古いガレージドアのカーブアピール