バス釣り
こんにちは。皆さん元気ですか?日本は梅雨明けくらいでしょうか?こちらはだいぶ前からくそ暑いです。これからもっと暑くなります。コロナ以外の体調管理にも気をつけましょう。
メキシコーアメリカの渡航が制限されて約1年半…ついに釣りに行ってきました!!
場所はレイノサとモンテレイの中間にあるダム湖Presa El Cuchillo(プレサ エル クチ-ジョ) です。Cuchilloはナイフと言う意味で日本語にすると「ナイフダム」です。由来はわかりません。
場所はこの辺
今回はこのダム湖のEl Mirador(エル ミラドール、展望台の意味)という場所に行きました。幹線道路から出て山道に入ると野生のウサギを見ました。2匹いたのでつがいですかね?帰りにも1匹見ました。とりあえずかわいかったです。
El Miradorはここ
大きなダム湖です。他にも釣りができるところはたくさんあります。El Miradorはガイド付きで釣りボートの貸し出しもしています。キャビンやBBQ設備もあり宿泊もできます。テントを持ち込んでのキャンプも可能です。
このダム湖はバス釣りで有名でバストーナメントも行われています。バス釣りはプロでも「釣れない時間の方が圧倒的に長い」と言われる釣りです。ブラックバスはルアーで釣るのが一般的です。餌釣りもできますが生き餌であることが必須で、すぐ釣れるので面白くないと言われています。ただこちらでは生き餌は手に入りませんし、バスならルアーやろということで、以前モンテレイで買ったルアーを持って出陣です。
現地はこんな感じ。連日の雨で水が濁り、雨の前に続いた日照りの影響なのか水位がだいぶ低くなっているそうです。
ここは釣り場まで車でアクセスできるのでとても楽です。
準備をして早速釣ります。その辺で魚が跳ねています。一度すぐ近くで魚が跳ねました。でかいブラウントラウトのようでした。ブラックバスは跳ねないそうなので、マス系の魚だと思われます。目的はブラックバスですが他の魚が釣れても全然いいのです。ドキドキしながら釣りを始めます。
ルアー釣りは投げて巻いて、投げて巻いての繰り返しです。1投目、2投目と投げます…その時魚がかかりました!!「いきなりきたぁあああ」という興奮を抑えながら巻きます。
バレました。針のかかりが浅かったようです……魚影を見る前に逃げられました。
ただ、1年半ぶりの魚の手ごたえは嬉しかったです。それからルアーを変え、投げる方向や距離を変えながらやってもアタリはありませんでした。その辺で魚が跳ねています。私の経験上、跳ねているマスは全然釣れません。
日も高くなってきたので、気分転換がてら小物釣りに切り替えます。ソーセージとエビを餌に持って行ってました。ソーセージを付けてその辺に落とすといきなりかかりました!!なかなかいい手ごたえです。
ナマズが釣れました。
ブラックバスではなくとも1年半ぶりの釣りで0匹というのが避けられたので非常に嬉しいです。ニヤニヤしながら釣りを再開します。またすぐにナマズが釣れました。
いやー、楽しい。とにかく楽しい。
この釣り場のルールはスポーツフィッシング(キャッチ&リリース)ですがバス以外にも適用されるのかを聞いて、バスのみに適用ということでナマズは持って帰ります。食糧確保です!!
それから休憩しつつ釣りを続けますが、なかなか釣れません。釣れない時は場所を変えます。朝方に見かけたけど人がいていけなかったポイントに行きます。バスが好きな立ち木がたくさんある場所です。カヤックで来ている人が釣りあげたのを丁度見ました。
釣りをしてると他の釣り人がやってきます。釣り場では知らない間柄でも色々と情報交換をします。
一人のおっちゃんがやってきました。「釣れてるかー?」から始まり色々と話しながら釣りします。「あっち行ってみようや!!」とか言いながら背丈くらいある葦をかき分けながら釣りをします。すでに道があったので釣りバカ達の考えることは同じです(笑)
おっちゃんはダム湖によく釣りに来ているベテランで、バストーナメントでの入賞やスタッフとしての参加もするし、ボートも持っています。色々と話しながら夕方まで釣りを続けます。
アドバイスをもらったり、釣り具をあげたりもらったりしながら釣りをしました。結局二人とも釣れませんでしたが、今度はおっちゃんのボートで釣りに行く約束をします。そしてルアーはたくさんあるからと、色々な種類のルアーをくれました。
こんなにくれました。(釣り終わりで話しているとおっちゃんの車の中から本当に大量のルアーが出てきました。笑)
おっちゃんと別れ、もう少しだけ釣りをします。エビを餌に針をぶち込むと、ナマズが立て続けに釣れました。結局、ナマズを6匹釣り上げ、5匹持って帰りました。かわいいので全部載せちゃいます。
このナマズはアメリカナマズという種類です。日本で見るナマズとは少し違いますね。
海で釣っていたナマズもアメリカナマズです。背ビレと胸ビレに硬いトゲがあるので要注意です。
釣ったものはちゃんと食べます。海のナマズは刺身で食べていましたが、こちらのナマズは泥水に住んでいるので果たして刺身で食べれるか?Ceviche(セビーチェ)にでもできないかと考えながら帰ります。寄生虫の心配もあるので捌いてみてから判断です。
友人に1匹ナマズをあげて帰宅です。
ナマズを捌いてみると身はきれいで寄生虫はいなかったです。ただ海ナマズと比べると身の色が少し鈍いですし、弾力もありませんでした。生の身を味見してみましたが、水っぽくておいしくありませんでした。なので加熱調理します。
こうなりました。
ナマズの香草揚げです。オレガノやパセリなどを加えて揚げました。
ナマズは見た目はちょっとアレですが刺身では淡白で上品な味、揚げても身はふっくらです。
ナマズは見た目に反して非常に美味しいです。
久々の釣りに満足しました。次はいつ行こうか、別の場所にも行ってみようかと考えています。
ではまた。