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病気の予防・食事のご相談🌱

乳がん&婦人科系の癌を防ぐ単純な方法

2021.07.16 14:49

(*腸肝循環のイメージはお借りしました)

こんにちは☆

”植物の多様性”を健康対策のゴールデンルールに採用してから

いろんな方々に食物繊維の重要性を毎日しつこく伝えているこの頃です。

食物繊維がデトックスやPMSの低減やコレステロール低下につながるよ!

という話をこの間していたのですが、

そう言われてもあまりピンとこない方、たくさんいらっしゃるとおもいますので

直接的な意味を簡単に説明したいと思います。

医療や栄養関係の方でなければ、日常的に耳にすることはないかもしれませんが

腸と、かの有名なデトックスエキスパートの肝臓はがっつり繋がっているんです。

(Enterohepatic circulation 腸肝循環)

繋がっているといっても、

胃と腸のように一度きりかつひとつながりになっているのではありません。

腸管と肝臓は血管を通じて永遠に使えるものを使い回し、循環させ続けています。

つまり血中に不要なものがあり、肝臓でフィルターされて、胆管を通じて、

せっかく腸に捨てられても

腸に食物繊維という廃品回収役が待機していなければ、腸管からまた再吸収されて

血管を通って肝臓に戻ってくるのです😂

使えるものはリサイクルしてくれるめちゃくちゃ便利なシステムですが、

条件が悪ければ不要なものが永遠に血液を巡りつづける...恐ろしいシステムです❣️

未加工の植物をたくさん食べて、腸の中に食物繊維を十分待機させておくと

そこに絡みつける形で、不要なコレステロールをちゃんと捨てることができるので💩

コレステロール値が高い場合、下げることができます。

そして過剰に作られたり、食べ物から摂り入れられたホルモン、エストロゲンも

コレステロールと同じように食物繊維に絡みつけて捨てることができます💩

ホルモンの方は初耳ですか?

ホルモンは酵素と違って通常、消化器官の中では活躍せず血管の中でお仕事をしていますが

要らない時は腸から捨てられるんです❣️

閉経前の女性にはエストロゲンの分泌が多くなる時期が1ヶ月に2回もあります。

この時にエストロゲン量が体内にめちゃくちゃ多くてプロゲステロンが少ないと

2つのホルモンの差が大きく開き、PMSにつながります。

現代社会においては閉経前にエストロゲンが不足している人はほぼいませんので

PMSの問題の多くはエストロゲンが多すぎる事が原因で発生しています。

動物性食品、乳製品、特にチーズに濃縮されているエストロゲン(エストラジオール)は

そのまんま人間の体に取り込まれて使われます。

乳製品食べないから私、大丈夫♪って思われましたか?

肥満ぎみの方の場合は菜食者でも要注意です。

エストロゲン値をアップさせるものは直接的な動物性食品だけでなく、

油や高脂質な食品、精製された炭水化物も間接的に関係します。

自分の体に溜めてある脂肪も単なるエネルギー貯金袋ではないのです。

それらは24時間せっせとホルモンを作り続ける工場です😵

子宮内膜症を患ったことがあるとか、PMSで気分の浮き沈みが激しいとか、

エストロゲン過剰に心当たりがある人はしっかり不要な分を排出する必要があります。

なぜならエストロゲン過剰が引き起こすのはPMSや生理痛、生理不順などの

まあなんとかなりそうな不調だけではありません。

多嚢胞性卵巣症候群、不妊、乳がん、子宮癌、卵巣癌..などが未来に待ち構えています。

オレ、男性だから関係ない♪って思われましたか?

残念!

この腸肝循環は大腸がんにも結構関係しています。

普段、胆嚢に濃縮してあって、私たちが油っぽいものを食べた時

消化を助けてくれる胆汁酸も小腸から再吸収されます。

そして再吸収されたものは2次胆汁酸というゾンビになります。

2次胆汁酸は大腸がんの発性との関連が強く疑われていますね!

ということで、やっぱり食物繊維を利用して捨ててしまいましょう。

そういった病気を予防するにはこの3つが肝心です。

💛まとめ💛

①エストロゲンやコレステロールを含む食べ物(動物性食品)を

食べないまたは極力控える❣️

②肥満をこじらせない❣️

③腸からのデトックスを可能にするのに十分な食物繊維を毎日摂る❣️

(一週間で最低30種類の植物性食品を食べましょう)


動物性食品をよく食べて、ぽっちゃりしていて、食物繊維もほとんどとっていない方

もし偶然この記事が目にとまりましたら今からでも生活習慣を見直してみてくださいね😸

今回はPMS、高コレステロール、特定の癌の予防と腸肝循環の関連性のみ記事にしましたので要点だけですがご了承ください。