昨日は新月でしたね。

新しい事を始めるのにぴったり！

と言われる新月の日✳︎

すご〜い事がありました。

産まれて初めて産みの母親と会話をしました。電話で。

事の発端は、

昨年末、父親が鬱期から躁期に入ったこと。数年毎に躁鬱を繰り返しているから

ペラペラおしゃべりなうちに、産みの母親のことを聞いておこうかなぁ〜なんて思って

最近ちょこちょこ聞いていたんですよね！

鬱期の時は

「忘れた。知らない。」といっていた父。

それが名前から母親の実家の住所か

スルスル話す話す。

要らない当時のイチャイチャ話まで(⌒-⌒; )

これまで「本当のお母さんに会ってみたい？」と聞かれたことは何度かあったけれど

正直よく分からなかったんですよね。興味が湧かない。に近い感覚。

どっちでもいいなぁ〜。って感じで他人事だったんです。

「ファラフェル食べたいと思わない？」

「ファラフェル知らないの？ケバブみたいなんだけどケバブとちょっと違ってて〜」

なんて、自分の中に無いものを説明されても

ん〜、、って感じによく似てる感覚かなぁ(´Д` )

←ファラフェルのイメージ図

割りかし大きくなるまで母親は死んだと聞かされていた事もあって、自分の中で気持ちの整理がつききっていたんだと思います。

だけど最近、育ての両親や親戚たち、そして父親も歳を重ねてきて

自分のルーツを知る鍵は持っていた方がいいのかなぁ？なんて急に思い出してきていたのね。

そして、父親からの情報を元にチョロっとFacebookで母親を検索、、

(°_°)！いた！！

どっからどう見ても私の母親だろう顔。笑

でもタイ人なら大概似てる様に思えるかも、、

と、一応父に確認。

間違いなく母親だった。

その日のうちに母親と親戚となっている人にメッセージを送ってみました。

別に送らなくてもよかったはずなのにね、あの時の私はそうしていたんです。

それから改めて父に母親のことを聞くと、

色々と真実が、、

「え？お母さん？デリヘル嬢じゃないよ！普通にBARで働いてるところをお父さんがナンパしたんだよ！！！で、お兄ちゃん作っちゃたの♬」

は？！？？？

「え？お母さんがお前を嫌いで離婚になった？？育児ノイローゼ気味だったけど、お父さんとも色々あったよ＼(^o^)／お前にお母さんを嫌いでいてほしくて、あの時色々嘘いっちゃってたんだね！テヘペロ笑」

(°_°)、、、。

て、テヘペロじゃねえよ！クソ親父！！！

私の30年間のモヤモヤや劣等感って一体、、。

よくもまぁ、小3の娘に色々嘘を吹き込んだもんだ(°_°)

怒り通り越して呆れちゃう、、。

当時携帯もインターネットも無い時代。父のポジティブクレイジーすぎる性格(自分に都合のいい解釈でとにかくわがままに生きてる)を考えても。

本当のお母さんって孤独になってしまったんだなぁ、、。って心底思った。

まぁね、過去は過去なんで怒っても仕方ないし

それはそれとで、お母さんが元気なだけでも良かったなぁ〜って。

連絡も返ってこないし、まぁこれまでと変わらないわけよね、、って。

それから数日、そう昨日のこと

父からLINEが

色々と突っ込みどころ満載なLINE。

鬱期を脱した父。

札幌駅前に住んでいてよくフラフラ散歩してると聞いていたが、

そんな事ある？！

え、そんな確率ってある？！

しかもなんだよ、ゴムのマジックって。笑

ってか、育ててくれた両親に私がタイのお母さんを探したなんてこと知られたくないんだけど、、。

なんか申し訳ない、、。

本当に私のお父さんは、色々やらかしてくれる。

私の感情を揺さぶるのが上手すぎるのだ。

3ヶ月前にホームレスになった日も。

報告すると「父さんはお前がどうなったっていい。なんとも思わない。会いたくない」と、父親として最低な返答をくれたのだ。

なんとも、要らないことばかりしてくれる、、。

その上ポジティブクレイジーなのだ。

父の家のトイレ。

便座に座ると目線の位置に20代の父が海辺で座っている写真が貼られている。

「1番落ち着く場所で、1番カッコイイ父さん見たいじゃない〜。」

と、父。

20歳の頃、父の家に泊まりに行った時。

連絡もせず深夜に帰宅した時のこと。

テレビもつけず。無表情でソファーに座っていた。振り向くなり

「こっちに来なさい。」と。

『わぁ〜、怒ってるのかな、、えぇこれくらいで怒られるのぉ(´Д` )(←一緒に暮らしたことがなく怒られたことがなかったので全くキレポイントが分かってなかった)』

と、ドキドキしながら父の前に行くと

「ジャジャーン！！！」

私のキャミソールをピッチピチに着ていた。

ジャージを脱ぎ捨てた完全なる変態おやじ。

聞くと思いついてから5時間近く、私のキャミソールを着て待機していたらしい。

他にも、風俗でお前より若い子に当たったと深夜に電話してきたり、、。

とにかく父の行動、発言は過去幾度となく私の感情を揺さぶり続けてきたのだ(⌒-⌒; )

そのLINEから数時間後、、

今度はFacebookからメッセージが。

それは産みの母親の親戚からのメッセージ！

どうやら従姉妹らしい。

Google翻訳に頼りながらメッセージを取り合い、

そしてその2時間後、

LINEを使って産みの母親と初めて会話したのだった。

「はじめまして〜」から始まる産みの母親との会話。

色々話して30分

全く、ドキドキもしないブレもしない感覚。

不思議過ぎる不思議な感覚。

やっぱり凄く他人毎なのだ。

でもね、

なんか分かったの。

これが普通なんだ。って。

そう、今私は産みの母親に対して一つも思い込みがなく接しているから。

お父さんが色々嘘ついていた事がわかったから

産みの母親の当時の年齢より歳上な今の私。

これまで人に言えないことを沢山してた時期のある私。笑

一女性として、はじめましてだった。

そして、これがDNAってやつなのだろう。

母親が嘘をつけない人っていうのを凄く感じるのだ。

そして綺麗な心の人。

いい意味でポジティブな人。

電話を切ったあとも冷静な私。

もしかすると

他人毎ではなく、自分自身のことだからこんなに冷静だったのかもしれない。今受け入れるタイミングの出来事。

長野に妹と弟がいる事を聞いてそこだけ興奮したかも！

会いたいな〜って。

そして、大急ぎでさっき

育ての両親に電話をしました。

お父さんの口から今回のことを伝えて欲しくなかったから。

以前から育ての親が、産みの母親を嫌っていると聞いていたから。

そして、私は会いたいとも会いたくないとも思ってないけど探してしまった。と伝えると

「そうなんだ、私は大丈夫よ。あなたが会いたいなら会えばいいじゃない〜。私も一緒にタイに会いに行こうか？アッハッハ〜」と。

なんだか意外な返答で

そして、育ての両親を今回のことで傷つけてなかったようで安心したのでした。

私が思っていた以上に、私と育ての家族の間にはしっかり絆があるんだな、、って思わされた。

最近は実家に電話するたびに泣いてしまう。あったかい気持ちにさせられるの。

知らなくても知ってても何も変わらないのだけど、

知ってみると何かみえない気付かないところで変化があるような気がする。

これは、今回の事だけでなく

色々なことに共通して言えることだけど

やっぱり見る世界、捉える世界は自分次第なのだ。