50歳を過ぎたら好き勝手やってはいけない!真の意味の「好き勝手やる」とは?
Robert BalogによるPixabayからの画像
50歳以降の生き方に関して、様々な本や媒体で紹介されています。
私は、真の意味を理解せずに「好き勝手やってはいけない」と考えます。
この文そのままのように、傍若無人にわが身を思うままに行動する人が、
たまに見られます。これがいわゆる老害と言われる所以です。
そうではなく、節度のある大人の紳士的な判断・行動で、
自分の仕事+αで、会社に貢献することが、本当の意味で好き勝手やると考えています。
会社の弱点から発想する
50歳も過ぎれば、約30年勤務したことになります。会社の歴史の一部も経験してきたと思います。
会社全体を俯瞰して見たときに、勤務している会社の「弱点」が何かを見つけていきます。
その弱点と以下の3点を結びつけ、会社に貢献することを薦めます。
- 次世代への貢献:次世代メンバーの育成のために何ができるかという視点
- 環境の改善:正しい行動ができる組織に改善する視点
- 刃を研ぐ視点:自身の定年後の活動の準備を視野に入れる
特に、3の「刃を研ぐ視点」は、一見すると自分都合のように思えますが、
定年後の活動を見据えた行動をとりながら、
そこで得た気づきを会社にフィードバックしていくことです。
これが出来ていると昔の常識に囚われない、
今の時代に合ったフィードバックができ、自身のモチベーションのアップにも繋がります。
これこそが、この年代の情熱・パッションに繋がっていきます。
当然、老害と言われるようなことはありません。
自分の仕事と、この3点から導き出した行動で、会社の為の恩返しをしていくということが、
真の意味の、50歳を過ぎたら好き勝手やるの意味になります。
人に対して寛容であることも
50歳を過ぎても成熟できていない50代もいます。成熟していくことで寛容さも増していきます。
成熟することに、遅すぎることはないので、今後の課題を見出しながら、成熟していきましょう!
人に対して寛容であることが、この年代に求められる人材です。
さびれた車のようにポンコツになるか、
古い車でも、レストアして点検整備すれば、味のある車になるか、
いい味のある、大人の余裕を醸し出すような真の大人になれれば・・と考えます。