キザンスパークリング トラディショナルブリュット 2019

梅雨も明けたことだし、夏だし、オリンピックは中途半端だし、今回はスパークリング！

赤みがかった色調に持続性のある泡。カボスの様な柑橘香、青リンゴといった香りに加えて酵母由来のパンの様な香ばしさも感じられます。厚みのある果実味を追いかけるような、上品で膨らみのある酸が全体に重厚感を与えています。中盤からの熟成を感じさせる味わいは、亜硫酸を入れていないものからからくることを意識させながら、心地よい飲みごたえが長く余韻として残ります。

店舗のセラーに長く置いてあったロゼワインが熟成が進み、茶褐色になっているのを発見！これはシマッタ(-_-;)。がっ、捨ててしまうのはもったいないので、何か熟成感のあるワインに合わせてみようと…。イカレたワインで牛スジを煮込みました。たっぷりのワインで煮込んだため酸が少し強めの煮込みになってしまいましたが、これがキザンの厚みのある味わいと良く合いました。