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3つの高等学校で、全て視点の異なる主権者教育プログラムを提供しました!

2021.07.17 15:00

7月15日・16日に、3つの高等学校で出張講座を実施しました!

3つともオーダーが異なる主権者教育だったので、僕自身もとても勉強になりました。今後、18歳成人やSDGsについての講座にも対応できるものができ、貴重な機会になりました。

(各学校の評価については、改めて掲載します。)


新居浜商業高等学校では、「選挙教育」の授業を実施!

新居浜商業高等学校では、高校3年生を対象に、「選挙」をテーマにした授業を実施しました!

これまでも行われてきた、選挙を模擬的に体験するオーソドックスな主権者教育でしたが、生徒たちは投票箱も投票用紙にも初めて触れたようで、やはり模擬的に体験することは大事な機会だということを改めて実感しました。

学校ホームページでも紹介していただきましたので、ぜひご覧ください!


西条高等学校(定時制)では、「政治教育」の授業を実施!

西条高等学校(定時制)では、「政治」をテーマにした授業を実施しました!

個人的には主権者教育を「選挙」を通した「社会参加」とそこで大事になってくる「政治へのかかわり方」を学ぶ教育だと捉えています。

そのため、SDGsの目標である

4-すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する
16-持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
17-持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

の3つを意識しながら、SDGsの17項目にないものも含め、あらゆる社会課題に自ら気づき、考え・判断し、行動するきっかけをつかめるよう工夫しています。

学校ホームページでも紹介していただきましたので、ぜひご覧ください!


今治工業高等学校では、「消費者教育」の授業を実施!

今治工業高等学校では、「18歳成人」をテーマにした授業を実施しました!

2022年4月より、成年年齢が18歳以上に引き下げられますが、具体的にどのような変化があるのかという質問を受けることがあります。そこで、2つのテーマについてワークショップを行いました。

1つ目は「お金との関わり方」です。ローンやクレジットカードの利用など、お金の使い方に関する自由が大幅に広がります。そこで、クレジットカードの仕組みについて、シミュレーションを交えながらそのかかわり方について考えていきました。

2つ目は「大人になるということ」です。よのなかの責任ある1人の大人として、次は子どもを「社会に向かい入れていく立場」になります。そのため、「子どもの権利」について理解を深め、一人の大人として子どもの社会参加について、どのように向かい合えばいいかを考えました。




3つのワークショップ型講座を通して感じたことは、『主権者教育は生ものであり、鮮度が命』ということです。

子どもたちの興味関心は毎年のように変わります。僕たちがいかにそれをキャッチし、うまくさばけるかが、子ども達の社会への関心を高め、一人の市民として、あるいは主権者としての資質や能力を育む機会の質につながってくることを、改めて実感しました。


引き続き、主権者教育の出張講座を続けていき、その中で自分自身も学んでいきたいと思いました!

新居浜商業高等学校の皆さん、西条高等学校(定時制)の皆さん、今治工業高等学校の皆さん、本当にありがとうございました(^^)


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