里山音聴草子 -Satoyama-otogi-zoushi ■第1回 : 気まぐれな天気と音楽
里山音聴草子 -Satoyama-otogi-zoushi
■第1回 : 気まぐれな天気と音楽
最初からなんだが、何から書こうかと悩んだ。なにせこうしたコラムを書くのは5年ぶりくらいだから。実をいうと、この1ヶ月、皆さんに興味を持っていただけそうなネタを探していた。CDレヴューやニュースはサイト内の別のところで読むことができるし、僕以外のコラムを書く作家さんとネタが被っては申し訳ないし、おもしろくない。僕が書くべきネタとは何か? いろいろ考えた結果、あまり大上段に構えるのではなく、コラムの原点に帰って、とにかく最近気になっていること、気づいたことを僕なりの視点で音楽と絡めて書いていくことではないかと思った。多分それが今の僕にちょうどいいのではないかと思っている。それにはもちろん理由がある。人生の大半を東京で過ごした後、地方都市生活者になり、さらに、60歳という年齢に達したことによって、これまでわからなかった、感じなかった、見えなかったものが見えてきたからだ。ということで早速記念すべき第1回を始めよう。
“70年代の変わり目の英国の哀愁に満ちたサウンドは、憂鬱と楽天主義を混ぜ合わせたような来たるべき新しい十年を濡れた窓から覗いているようだ。ビートルズが去り、ポンドが下落していく中で、フルートとメロトロンに導かれた、新しく個性的なサウンドが生まれたのだ”
■ENGLISH WEATHER (Bob Stanley & Pete Wiggs present)/ Ace Records CDCHD 1486 (2017)
Track : 1.Long Song With Flute(CARAVAN) / 2.Moon Bird(THE ROGER WEBB SOUND) / 3.Early Morning Eyes (THE PARLOUR BAND) / 4.Pamela(SCOTCH MIST) / 5.Last Cloud Home(THE ORANGE BICYCLE) / 6.JLT(T2) / 7.’Til The Christ Come Back(BILLY FAY) / 8.Refugees(VAN DER CRAAF GENERATOR) / 9.Very Nice Of You To Call(AARDVARK) / 10.Big White Cloud(JOHN CALE) / 11.Bottles(BELLE GONZALEZ) / 12.Watching White Stars(THE WAY WE LIVE) / 13.Windfall(OFFSPRING) / 14.Never Let Go(CAMEL) / 15.Wise Man In Your Heart(DAEVID ALLEN) / 16.O Caroline(MATCHING MOLE) / 17.Edge Of The Sea(PRELUDE) / 18.Evening Shade(ALAN PARKER & ALAN HAWKSHAW)