マリー・アントワネットとお茶
2021.07.18 11:00
マリー・アントワネットの母国オーストリアに紅茶が伝わったのは17世紀中頃。
フランスに伝わったのは18世紀初めなので、マリー・アントワネットも紅茶を飲んでいたと思いますが、アントワネット自身が好んで飲んでいたのはミネラルウォーター。
この頃は、『ベルサイユのばら』でオスカルがチョコレートやワインを好んでいたように、現在ほど紅茶は一般的に飲まれてはいなかったようです。
しかし、現在、マリー・アントワネットの名を冠した紅茶は、いろいろなブティックに見られます。ポピュラーなブランドは、LaduresとNINA'Sでしょう。
1862年創業のLaduresは、直営店のオープンが発表されました。”ジャルダン・マリー・アントワネット”は、洋梨や薔薇が香るブレンド・ティーです。
カラフルなパッケージは、見ているだけでもプリンセス気分になれそうです。
NINA'Sは1672年創業のエッセンシャル・オイルのブランドで、ローズやラヴェンダーの香りは、アントワネットも好んでいました。
現在は世界唯一のヴェルサイユ王立菜園契約企業です。王立菜園の薔薇と林檎のブレンド・ティーはNINA'S MARIE-ANTOINETTEと名付けられています。