子ども大学たま、第二回目授業が終了!
本日は子ども大学たまの今年度第二回目の授業、コロナの状況も鑑みて今回もオンラインでの開催となりました。
予定を一部変更して、本日の講師は日本薬科大学客員教授の岩堀さん、通称アフロ先生。
健康のこと、食のこと、コロナのこと・・・
というテーマ設定でしたが、開けてみると大人も驚かされるような社会の未来像の話、また私たちの体や心の健康をどのように作っていくかという大変興味深いお話の連続で、子供達のみならず、スタッフ一同が唸ってしまうような内容でありました。
子どもたちが退室してから、事務局スタッフと先生で記念撮影。
先生がお話しされた内容の最後に、
「同質性と多様性」の話がありました。
「自分がされて嫌なことは、人にしてはいけないよ」という言葉、日本社会で生きてきた私たちもそこかしこで耳にしてきた、時には口にしてきたことかもしれません。
アフロ先生は
「自分がされて嫌なことが、他人もされて嫌なことかどうかはわからない」
というお話をされました。
それくらいに、人と自分とは違う部分がそもそもあるのだということを認める必要があります、というお話し。
自分がこう感じるのであれば、
他人もそう感じるはずだ、という前提そのものを疑う必要もありますね、というお話は、
そもそも人と自分は違うものなのである、という事実を改めて気づかせてくれます。
人と同じ部分を探すことばかりでなく、
人と違う部分を探すこともとても重要なんですね。
という先生の語りかけに、子どもたちのみならず大人たちも、ハッ!とさせられる体験となりました。
さらに、今回はオンラインという状況の中で初めて、子どもたちと一緒に先生が「バスボムを作る」という実験に挑戦。
それぞれのご家庭の中で、先生と一緒に実験に挑戦し、経過も結果も楽しんでくださっている様子に、スタッフ一同、オンライン授業の新たな可能性を再確認した第二回講義となりました。
次回は8月22日、夏期特別講義として野澤武史先生「夢のデザイン」を開催します!
そちらもぜひ、お楽しみに。
子ども大学たまの活動に加え、
全ての子どもたちにとっての学びや成長の機会、自分らしくいられる居場所を広く作っていく活動を自分も引き続き続けていきたいと思います。
奇しくも本日は違う場所で、不登校の生徒さんの居場所や障がいのある生徒さんたちの就学についてなど、幅広くご意見を伺う1日でもありました。
誰ひとり取り残さない社会へ。
引き続き、幅広くご意見をお待ちしています。