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Atelier Soleil

月回帰図 No.534

2021.07.19 08:17

梅雨明けして一気に暑く…

庭仕事は朝晩ほぼ水やり。

草取りすぎると地面にヒビが入るくらいカラカラになってしまう。

7月に入る頃を目安にある程度、今年の庭の姿を想定して植物を植えたりしておけたらいいんだろうなぁ。心に従いつつ実践しながら、バランスやタイミングを学ぶ日々。

なんて言いつつもこの頃は範囲を広げ過ぎて、

ガーデニングの記録ノートを書いていなかったり、

暑さの中で目が届かなくなってた植物を枯らしてしまったり…とっ散らかっています。

もうすぐやってくるソーラー・リターンの直前の月回帰も、うっかりもう明日というところまで無自覚でした。

月蠍座は私にとって感情的に乱れる時期です、

ダークサイドに傾きがちです。

でも気づいてしまえば少し落ち着けるのです。

534番目のルナ・リターン。

アセンダントが獅子座で、太陽がチャートルーラーだけど、太陽はまだ蟹座の12ハウス。

もうすぐ獅子座の季節、新しい私になりたい、という思いが強くなるけど、まだ実態が伴わない。

思えば天秤座の上弦の月あたりからなんかモヤモヤ…天秤座はネイタルの12ハウス、ここで太陽と月と冥王星Tスクエアだった。

いろんなリターンが重なって、ソーラーリターンに向けて確認と準備に余念がないようです。


LR-No.533では月は9ハウスにあり、射手座の月が生かされる場所で生かされていた感がありました。

今回は4ハウス、月のハウスです。金星・火星・木星とTスクエアを形成、自分本来のあるべき居心地の良さを求めるゆえ、違和感を敏感に感じ取って、感情的強く反応してしまいそう。(すでにその兆候と自覚あり)

安心感を求めるゆえに引きこもってしまいそうな配置でもあります。(こちらも自覚症状あり)

でもよりタイトに絡んでるのは魚座木星。受けいれる、あるいは受け流すことを選んでいこう。

太陽ー冥王星を、魚座の木星が調停。何よりまず自分を許していくこと。受けいれることが難しいと感じてしまう自分や、許せないと思う自分を許す。

ふと気になったのが、ブラックムーン・リリスとのオポジション。リリスは月の遠地点のことで、月の隠された部分というような意味合いを持っています。リリス「禁忌/欲望/闇/裏社会とのつながり」とは、月の「性格/欲求/母性/受容力」の内側に秘められたもの。

でもダークサイドを認めて統合することができれば、「能動的な女性性」として発揮されることができるのでしょう。

ネイタルでは蠍座にあるリリス…天王星を間に挟みコンジャンクションしてるようなものなので、表裏一体の激しさを秘めていそうな。

リリスは約9年で一周する。9年前は2012年、その頃にリリスが目覚め始めた感はあるなぁ…同じくリリスとリターンの月のオポジションの図を出してみたら、アングルのサインまで一緒だった。ジュノーがコンジャンクションしてるとか金星や火星の位置とか、この比較だけでも充実した記事が書けそうなくらいです。まぁ、一人の人間の9年の歳月には、それだけのことがあるんですよね。

光が強くなる分、闇も濃くなる。ほんとうの光は太陽。それを受け止めて映し出す月の、闇も自分の一部と認めることが、この9年間のテーマだったのかもしれません。

隠れた欲望を認めて、能動的なパワーに変えていくことがこれから1ヶ月の私のテーマです。